四季ラビオリ

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　昨夜、緊急事態宣言が全国に拡大されました。
人ぞれぞれコロナウイルスに帯する危機意識には差がありますから、それを埋めるためには仕方のないことだと思うのですが･･･。
これでますますキツくなったと思うのは、やはり飲食店の方々。

　ここ2週間ほど、Twitterで各ラーメン店のテイクアウトの情報をよく見かけます。
一説にはテイクアウトをやったところで「焼け石に水」らしいのですが･･･。
食材というのは期限があり、料理に変えなければ全て無駄になります。
それと飲食店をやっている方々というのは、自分の作った料理を食べてほしいからやっているわけで。
だから面倒でも、儲けが少なくても必死になってこの状況を乗り越えようとしている姿を見ると、胸が熱くなってくるのですが･･･。
そこにきて緊急事態宣言の全国拡大。
こうなるとますます外出するのを控える方が増えますから、店にとっては完全なダメ押しですよね。

　ちなみにきょうは出かける用事があったので、その帰りに近くのヨークベニマルに寄ってきたのですが、
平日の10時台にも関わらず、店内にはいつも以上の数のお客さんが。
今週の土日、大型商業施設が休業することや、外出を自粛することを考えればきょう買い物をしておくしかなく、こうなることはある程度予想できていましたが･･･。
予想以上に多いお客さんを見ると、皆さんかなり警戒心が高まっているが分かります。
これだとスーパーで食べるものを買って、後は自宅で大人しくそれを食べるというのが大半になるでしょう。
つまり、現在テイクアウトで頑張っている店のテイクアウトが、ますます売れなくなるということ。
ただでさえ潰れそうなときに、この風潮は痛すぎますよね。
でも、命のことを考えれば、それを非難することも出来ない。
怒りのやり場がないというのは、非常に辛いことだと思います。

　そんなわけで、ますます窮地に追い込まれていく飲食店。
人気店でも今の状況に苦しんでいる姿をみると、こういう商売というのは普通の生活があってこそなのだと、素人ながらに分かりました。
ここまでの事態だと、「店をたたむ」という選択肢を選ぶ店主さんがいても、それは英断なのかもしれません。



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