四季ラビオリ

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ある日の地方ニュース（5分ぐらいの短いニュース）で、偶然、同じ種類の事件を見ました。
一つはセルフ式のガソリンスタンドで、前のお客さんが取り忘れた6,000円のお釣りを盗った。
二つ目は銀行で、前の人が忘れた15万円を盗ったというものです。



自分の場合、セルフ式のガソリンスタンドで6,000円のお釣りを盗り忘れたとしたら諦めるでしょう。
このニュースを見るまでは、そういう考えです。
「取り忘れた俺が悪いんだ・・・」と涙を流しながら自分に言い聞かせて。



しかし、今は多くの店や施設に防犯カメラがあるから、
この手の置き引きした場合は簡単に捕まるということですね。
セルフ式のガソリンスタンドの場合は、初めて利用するお客さんであっても車のナンバーから犯人を割り出せるだろうし、銀行の場合はお金を引き出したり、振り込んだりしていれば履歴から分かります。
冷静に考えれば、このぐらいはすぐに頭に浮かぶのですが、盗る人は目の前に大きなお金があれば、ばれないだろうと思い、ネコババするのでしょう。



結局、ガソリンスタンドのお釣りを盗った人は犯行を認めていたのですが、
銀行で15万円を盗った人は何と某中学校の教頭先生。
「後で届けるつもりだった」と犯行を否認していました。
こういう人が教頭になるのだから、本当に悲しくなります。
何を生徒に教えているのだか問い詰めたいです。



置き引きのニュースを2回も同じ日に見た自分。
神様から「常にお前のことを見ているぞ！」と言われているようで怖くなりました（笑
悪いことは出来ないぞというお告げでしょう。



当たり前のことですが、落し物は拾ったらきちんと届ける。
神様が見てなくても、防犯カメラがなくても、困っている相手のことを思い、それが自然に出来る。
そういう人でありたいと思ったニュースでした。
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