2014年02月20日
舞台『うさぎレストラン』
舞台『うさぎレストラン』を観劇してきました。
(DVD予約はコチラ/2014年6月発送)
『うさぎ』、『レストラン』というほんわかした語感にピッタリのほんのり生臭いお話です。
観終わった後でも考えれば考えるほど謎が増えるばかりなので、あまり深く考えすぎるのはやめます。考えても考えても、イマイチつじつまのあわない設定だらけだから。
この作品のメッセージのとおり、観る人がそれぞれ自分の解釈で物語を楽しめればそれでいいという解釈でいいですか?
メッセージを素直に受け取れば、そうでなくてもいい気がしますが。
複線がすべて回収されスッキリ大団円のストーリーが好きな人にはきっとモヤモヤが残って不気味なお話でしょう。
でも何かにつけ「アンタの解釈は間違っている」とか「視点がズレてる」などと言われるタイプの人生を歩んでいる人にとっては、割り切れない不気味さが少しの安心感を与えてくれることだってあるんです。
以下、ネタバレありの雑多な感想
- ◆<野比くん>の衣装に「WILDCAT」とデカデカと書いてあり、嫌が応にも宮澤賢二の『注文の多い料理店』に登場する「山猫軒」思い出さずにはいられません。
でもよくみたら「WILDÇAT」でした。 - ◆鳥越裕貴さん演じる<茜くん>が「僕、固いイス苦手!」と言うのでお尻痛いのかなと邪推。
- ◆ラパンにしろリエーブルにしろうさぎ料理をふるまえる人が、あのお屋敷にいたのでしょうか…。
オマケ
少し前のカンフェティかわら版(フリーペーパー)にうさぎレストランについての紹介記事が出ていたので写真を載せておきますね。玉城裕規さんと鳥越裕貴さんのインタビューもあります。(クリックで拡大)
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さて、わたしもミステリー好きの桑野晃輔さん演じる<八蜘蛛くん>よろしく推理してみたところ、内田春菊さん演じる<朝比奈先生>は、玉城裕規さん演じる<野比くん>の狙い[※]だったのでは…というとんでもない結論に辿りついたため今日はもう寝ます。
※「狙い」とは、バンドマンや俳優さん、巷のイケメンなどを遠巻きに愛でるだけでは飽き足らず、関係をもつためならいかなる努力も惜しまぬ女性ファンのことです。
息子の友人<野比くん>と食事したいがための、息子や出版社まで巻き込んだ壮大な釣りだったとしたら…。自殺未遂・引きこもりの野比くんに息子を近づけさせるところから足掛け2年です。まさに狙いの鏡といえるでしょう。
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