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2013年10月14日
ノラゲキ!(DVD)
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ちょっとした息抜きに『ノラゲキ!(Five Numers)』を観劇しました。25分ほどの短編アニメですが、すっきりまとまっていて、観劇後の気分も晴れやかです。
キャッチコピーは「謎の監獄からの脱出劇」となっていますが、そのコピーが正確といえるかは自信がありません。
というのも、この物語における「謎」は脱出の方法ではなく、なぜ登場人物の5人(+1匹)が監獄に収監されているのか?だと思うので。
でもそれも1人か2人を除いてはあまり重要ではないかな。
というわけで盛大にネタバレすると、脱獄はできません。
それにしても、似たようなストーリー展開の2時間弱のSFアニメがたくさんあるなかで、25分でギュギュっと表現するために何を割愛・削除したんだろう〜?と考えてみると、それは視聴者の喜怒哀楽ではないかという結論にいたりました。
観た後に、悲しいとか嬉しいという大幅な感情の揺れ動きがなく、淡々とそのアニメの世界を観ている不思議な感覚。
それでも、ふと、あのときあの人はどんな思いだったんだろう?と考えさせられる瞬間もあって…。
テンポよく転がるようにストーリーが進むので、休日にのんびり観るにはあまりオススメできませんが、100円レンタルなら観る価値ありです。
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2013年10月11日
舞台『弱虫ペダル』(第一弾DVD)
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まさか原作をすっ飛ばして舞台からハマるとは思わなかった『弱虫ペダル』
「ハンドルだけもって足踏みするシュールな舞台」なんてネットで話題になったこともありましたが、そんな揶揄の声は吹き飛びます。
ロードレーサー(競技用自転車)、見えます。
そう見えるかどうか確かめるだけでも観る価値のある作品ではないでしょうか。
でもハンドル演出は、この作品のそこかしこにちりばめられた『カメラワーク演出』のほんの一部でしかなく、ほかにも、舞台装置を駆使した坂や追い抜きの描写が目白押し。
決してバカにしてるわけではありませんが、「欽ちゃんの仮装大賞」っていうテレビ番組ありますよね?
あれを演出のプロがさらに工夫を凝らし経験と知識を凝集してロードレースを表現したのが、舞台『弱虫ペダル』。
演出家の西田シャトナー氏は折り紙作家でもあるそうで、「モノの見え方」に対してきっとものすごい繊細なセンスを持っているんだろうな。
また、1人の役者さんがモブキャラ(教師、女生徒、タクシードライバー等)から無機物(フィギュア、ガードレール等)まで体と小道具だけで演じきる構成にも「人間ってすごいな…」と思わせられます。
もちろん演じる役者さんもすごいのですが、ちゃんとそう見える自分の眼と脳も褒めてあげたいほどです。
なお、ストーリーは、原作でいえばアニメ好きの主人公が高校に入学し、なぜか自転車競技部に入ることになり、新入生ウェルカムレースで登りを制覇するところまで。
回想シーンで前年のインターハイが描かれつつも、舞台だけでストーリーが完結するので原作を知らなくても楽しめます。
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