アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2016年04月20日

変わろうとしないNHKとはなにか

政権とメディアのただならぬ関係は今さらとも思いますが、

この怪しげな関係は一向に改善されることがないようです。

昨年8月1日に、私は以下のような投稿をしました。
 ↓     ↓

★★ 8月1日発売の月刊誌「選択」に見過ごせない記事が載っていました。

見出しは「NHKの『ニュースウォッチ9』は死んだ」というものです。

このおどろおどろしい見出しには驚かされてしまいました。


安倍政権になってからのNHKに対する政治の干渉は誰もが知るところですが、

昨年暮れの総選挙で自民が大勝(得票数は逆に減少)してからは、

まるで自分たちの宣伝機関ではないかと思うほどの介入ぶりです。


会長人事、経営委員人事を見れば、NHKを意のままに動かそうと思っていることは歴然ですね。

そして今、問題の安保法制を巡って政権がマスコミへの関与をさらに強めようとしていることは、国民の間に法制が「憲法違反」だとの声が広がり、安倍首相が危機感を募らせているからです。

ご存じのとおり、NHKの予算は国会承認事項です。

権力がその気になれば、予算にいくらでも文句を言えるわけです。

NHK幹部は予算時期になると、せっせと永田町通いに精を出しているのです。

「お手柔らかに」というわけです。

ニュースウォッチ9は、キャスターが国際畑出身の記者に代わりました。

前任の大越Cは安倍政権に少しばかり批判的だとして更迭されたと言われています。

無難なキャスターを起用、政権の顔色を伺おうという経営陣の意図が見え見えですね。


「選択」の「NHK・・・は死んだ」は、最近の同番組が懸案の問題についてあまりにも総論的で、少しも批判的な感じが見られないからなのです。


昨夜の「9」もフェリーの火災事故、IOC関連、酷暑で1時間たっぷり埋めていました。

恒例となった金曜夜の国会周辺の安保法制反対の抗議デモは一言も触れていませんでした。

さらに、米情報機関が日本政府機関の盗聴を続けていたというニュースもゼロでした。


政権の恥部に触れるようなニュースは素知らぬふりをしているのでしょう。


これでは、「死んだ」と言われても仕方ないようですね。

・・・・・・・・

こんなNHKのニュース報道は全く変わっていません。

大越氏に代わった現在の河野氏は昨日の朝日新聞が始めた連載企画「ニュースキャスター」で、

見事にNHKの正当性≠話していましたが、

ニュースウォッチ9の面白味のなさは、周知のごとくです。

視聴率もランク外です。

公共放送を何かと強調しますが、

上から下まで政権の顔色を伺うようなニュースは、ニュースなどとは言えません。

バランスの取れた報道と言いながら、表面をなでるような内容では視聴者が怒るのも無理はありません。

いつ、国民が公共放送と認めるような報道をしてくれるのか、

あまり期待できないようですね。

NHK職員の反論を聞きたいものです。






posted by gatayann at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | NHK
私の素顔
gatayannさんの画像
gatayann
自由人
プロフィール
最新記事
ルナリズム
カテゴリアーカイブ一覧
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。