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2022年05月29日

脳梗塞なのに、家に帰ると言って聞かない父

日頃 新聞の折り込み広告など、滅多に見ないのだけど、その日は新聞の整理をしていてたまたま求人広告が目に入った。

朝と夜シフト制、朝2〜3時間、夕方2〜3時間。
合間は自由時間とあった。


まさに探していた条件にピッタリ。
自宅からも近い。

即問い合わせし、面接を受けた。

先方の希望と私の希望条件がピッタリ合致!

すぐにでも働いてほしい。
と言うことだったので、翌日から勤務。

翌朝6時から10時迄で、朝の勤務終了。

自宅から10分ほどなので、帰ってすぐに朝食の用意。

夕方5時に自宅を出れば 夜の勤務に間に合うので、それまで、掃除、洗濯、買い物、少し仮眠も出来る。

晩御飯の用意をして夜の勤務へ。
バスの送迎なので馴れているから 難しい仕事ではなかった。
ルートさえ覚えれば 仕事には直ぐに慣れた。

この頃は父も母も 介助が無くても、自分で食べることが出来たので、作って、父がレンジで温めれば済むように調理していた。

数ヵ月して、年明け 父が脳梗塞で入院。
4回目の脳梗塞での救急搬送。
どうも、血栓が出来やすくなっている。
という担当医の話。

"お酒、タバコは止めませんか?"
1回目の入院の時にも言われたのだが。

父は止めない。
病院内では、当たり前だが 酒、タバコは厳禁。

救急搬送だったので、何時までも その病院には入院出来ない。と言うことだった。

引き続き療養、リハビリが必要と言うことなので 転院先の病院を紹介してもらい 紹介状を持って、転院先を決め 父に "次の転院先が決まったから、来週末 ここを退院して次の病院で、療養とリハビリお願いしてきたから。"
と説明した。


すると"アカン!家に帰る!"

"先生が説明してたやろ?
まだまだ脳梗塞の治療とリハビリが必要。って言ってたやろ?"

すると父は
"自分の体は 自分が一番分かっとる。"
なので。家に帰る。今から帰る。"
と聞かない。

先生にそれはダメです!と言われても、"帰る"の一点張り。

理由はわかっていた。
酒とタバコ!
2週間ほど我慢していたけど、あれやこれや理由をつけて"家に帰る"。と。

担当医の先生も困り果て
"分かりました。自宅療養としますか?"

母と翌日 父を迎えに行った。
帰り道 父が河豚を食べたい。というので、一応退院祝いと言うことで、フグを食べに行った。


それから僅か一週間後に 母が入院することになるとは想像だにしていなかった。

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独り身で気楽に過ごしていた私がある日突然、父と母ふたりを ほぼ同時に自宅介護することになった
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