2015年12月07日
富士電機が発表|ウェアラブル型作業支援システム
12月4日に発表受けました。
「ウェアラブル型遠隔作業支援パッケージの発売」・・・・ピンとこない
富士電機株式会社から発売となるこのパッケージは、現場作業の品質向上・効率化、そして技術ノウハウの伝承・蓄積をサポートする仕組みとして「ウェアラブル型遠隔作業支援パッケージ」を発売するという事です。
いま、様々な生産現場や設備においては、保守・保全作業などの際に生産稼働を円滑に維持するための効率的な作業対応や作業コストの抑制が求められています。そうした中でも熟練技術者の減少、海外に目を向けると、地産地消の拡大に伴う現地社員の早期育成なども課題となっています。
なかでも技術継承による現場力強化の必要性は非常に重要視されています。
このような背景をもとに、富士電機だけでなく、産業・社会インフラをはじめとする幅広い分野で、ITC技術を活用して遠隔での指示・作業支援を可能とするウェアラブル端末の製品化がすすんでいるんです。
現状も活用されているメガネ型端末も、2013年度の7万台から2018年度には103万台と、市場の急速な拡大が見込まれています。
※MM総研「日米におけるウェアラブル端末の市場展望」より
今回発表された製品は、作業者(現場)が保持するウェアラブル端末(メガネ装着型カメラおよびディスプレイ)、簡単なイメージとしては、よくリアクション芸人なんかがヘルメットにつけているようなカメラ(笑)と、遠隔地の支援者側拠点(本部)をインターネットでリアルタイムに接続し、富士電機が独自開発したソフトウェアを用いて作業者への支援・指導を行うというもの。
遠隔地の熟練技術者からの指示、作業状況の画像・音声入出力、ハンズフリーでの現地作業を可能とし、作業品質向上・効率化・技術伝承に貢献します。
熟練者が遠く離れた場所からでも指導ができ、また直接触れながら指導を受けられるとして活躍します。
どうやらこの製品は、「スタンダード版」と「プレミアム版」の2種類のソフトウェアをそろえているようです。それぞれの機能としては
《スタンダード版の主な機能》
・本部パソコンとウェアラブル端末との双方向通話
・ウェアラブル端末のカメラ画像のリアルタイム転送と本部パソコンでの編集・返信
・本部パソコンからウェアラブル端末へコメント送信
《プレミアム版の主な追加機能》
・作業項目を事前に登録し、手順に沿って作業者に投影表示。作業を中断することなく内容を確認でき、抜け漏れを防止します。
・音声認識により作業内容を記録し、クラウドサーバ内に作業報告書を自動作成。転記ミスを回避し、効率化に貢献します。
・一連の作業内容を動画・静止画で記録・保存(データベース化)することで、異常時の解析や現場状況のエビデンスとして関係者で共有化が可能となります。
いずれも、作業結果はリアルタイムでクラウドサーバ内に実績データとして一元管理でき、インターネット環境下において、必要な時にいつでも参照・共有できます。
サーバーでの異常が出た場合、または安定性がメーカー選定のポイントになるかもしれませんね。
生産現場はもちろんのこと、電気設備、データセンターなど各種施設の保守・保全作業のほか、物流倉庫でのピッキング作業にも活用が可能だと思います。
そして市場の拡大を狙う富士電機の目標値として、パッケージ売上高「2018年度 30億円」を掲げています。
興味のある方は出展されていた展示会、12月2日〜4日に東京ビッグサイトで開催された「システム コントロール フェア2015」「計測展2015 TOKYO」チェックしてみてくださいね。
「ウェアラブル型遠隔作業支援パッケージの発売」・・・・ピンとこない
富士電機株式会社から発売となるこのパッケージは、現場作業の品質向上・効率化、そして技術ノウハウの伝承・蓄積をサポートする仕組みとして「ウェアラブル型遠隔作業支援パッケージ」を発売するという事です。
いま、様々な生産現場や設備においては、保守・保全作業などの際に生産稼働を円滑に維持するための効率的な作業対応や作業コストの抑制が求められています。そうした中でも熟練技術者の減少、海外に目を向けると、地産地消の拡大に伴う現地社員の早期育成なども課題となっています。
なかでも技術継承による現場力強化の必要性は非常に重要視されています。
このような背景をもとに、富士電機だけでなく、産業・社会インフラをはじめとする幅広い分野で、ITC技術を活用して遠隔での指示・作業支援を可能とするウェアラブル端末の製品化がすすんでいるんです。
現状も活用されているメガネ型端末も、2013年度の7万台から2018年度には103万台と、市場の急速な拡大が見込まれています。
※MM総研「日米におけるウェアラブル端末の市場展望」より
今回発表された製品は、作業者(現場)が保持するウェアラブル端末(メガネ装着型カメラおよびディスプレイ)、簡単なイメージとしては、よくリアクション芸人なんかがヘルメットにつけているようなカメラ(笑)と、遠隔地の支援者側拠点(本部)をインターネットでリアルタイムに接続し、富士電機が独自開発したソフトウェアを用いて作業者への支援・指導を行うというもの。
遠隔地の熟練技術者からの指示、作業状況の画像・音声入出力、ハンズフリーでの現地作業を可能とし、作業品質向上・効率化・技術伝承に貢献します。
熟練者が遠く離れた場所からでも指導ができ、また直接触れながら指導を受けられるとして活躍します。
どうやらこの製品は、「スタンダード版」と「プレミアム版」の2種類のソフトウェアをそろえているようです。それぞれの機能としては
《スタンダード版の主な機能》
・本部パソコンとウェアラブル端末との双方向通話
・ウェアラブル端末のカメラ画像のリアルタイム転送と本部パソコンでの編集・返信
・本部パソコンからウェアラブル端末へコメント送信
《プレミアム版の主な追加機能》
・作業項目を事前に登録し、手順に沿って作業者に投影表示。作業を中断することなく内容を確認でき、抜け漏れを防止します。
・音声認識により作業内容を記録し、クラウドサーバ内に作業報告書を自動作成。転記ミスを回避し、効率化に貢献します。
・一連の作業内容を動画・静止画で記録・保存(データベース化)することで、異常時の解析や現場状況のエビデンスとして関係者で共有化が可能となります。
いずれも、作業結果はリアルタイムでクラウドサーバ内に実績データとして一元管理でき、インターネット環境下において、必要な時にいつでも参照・共有できます。
サーバーでの異常が出た場合、または安定性がメーカー選定のポイントになるかもしれませんね。
生産現場はもちろんのこと、電気設備、データセンターなど各種施設の保守・保全作業のほか、物流倉庫でのピッキング作業にも活用が可能だと思います。
そして市場の拡大を狙う富士電機の目標値として、パッケージ売上高「2018年度 30億円」を掲げています。
興味のある方は出展されていた展示会、12月2日〜4日に東京ビッグサイトで開催された「システム コントロール フェア2015」「計測展2015 TOKYO」チェックしてみてくださいね。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4494393
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック