2015年04月02日
この辺で「うなぎ」状況報告しますね
いよいよ新年度とデスク周りの小物を買い換えたりしている人もいるんじゃないでしょうか。
決してよくは無い鰻の情報・・・プロっぽく報告します。
シラス鰻漁も終盤戦を迎え、日本国内は現時点で約16トンの池入れとなっています。
残り1ヵ月あまりのプラスアルファを含めて、最終17トン程度の池入れ量で今期のシラス鰻漁は終了になりそう。
ジャポニカ種の池揚げ相場が、細物を中心に上がり気味。それは輸入シラスが現在¥200万/kg程度で取引されている、シラス高値による影響と考えてよいでしょう。
日・中・台・韓の4か国合計で見ると日本15.7トン、中国6.5トン、台湾0.85トン、韓国3.8トンの計26.85トンと不漁だった2012年とほぼ同じ水準となっています。
3月15日に九州・三河ともに各サイズ¥100/kgの池揚げ価格の値上げとなりました。
これは今シーズンのシラス価格高騰により池入れ価格が上昇した事、生育不良による流通の不安感などの要因と思います。今期のシラス池入れ価格から考えても、今後もジリ高傾向は続くものと推測しています。夏にむけて段階的に500/kg程度の値上げが行われるのではないかと予想します。
加工品相場については、上記の状況を受けて先の原料相場の値上げを見据えて各社4月より値上げスタートとなっています。
国産加工品同様に中国・台湾原料も細物ジャポニカ種を中心に値上がりとなりました。
また、細物サイズについては養殖場が出し渋りをしている為、アソートの中に10%程度しかついてこないという非常に集めづらい状況です。今後もこの傾向は続くものと思われます。
一方で、太物サイズについては現地の気温も温かくなり成長スピードがあがるにつれて、今後は供給能力が上がってきそうです。
という事で軽くまとめると
・ジャポニカ種細物(50尾・60尾・70尾)は品薄&高値
・アンギラ種(フランス種)とジャポニカ種の値差の発生(アンギラ種の方が安くなる。)
・太物サイズの値下がり
という予想。
一応毎年、国内産を食させていただいておりますが・・・。とりあえず今年も頂戴する為、準備しますかね。
決してよくは無い鰻の情報・・・プロっぽく報告します。
1.シラス鰻(うなぎの赤ちゃん)情報
シラス鰻漁も終盤戦を迎え、日本国内は現時点で約16トンの池入れとなっています。
残り1ヵ月あまりのプラスアルファを含めて、最終17トン程度の池入れ量で今期のシラス鰻漁は終了になりそう。
ジャポニカ種の池揚げ相場が、細物を中心に上がり気味。それは輸入シラスが現在¥200万/kg程度で取引されている、シラス高値による影響と考えてよいでしょう。
日・中・台・韓の4か国合計で見ると日本15.7トン、中国6.5トン、台湾0.85トン、韓国3.8トンの計26.85トンと不漁だった2012年とほぼ同じ水準となっています。
2.国内相場状況
3月15日に九州・三河ともに各サイズ¥100/kgの池揚げ価格の値上げとなりました。
これは今シーズンのシラス価格高騰により池入れ価格が上昇した事、生育不良による流通の不安感などの要因と思います。今期のシラス池入れ価格から考えても、今後もジリ高傾向は続くものと推測しています。夏にむけて段階的に500/kg程度の値上げが行われるのではないかと予想します。
加工品相場については、上記の状況を受けて先の原料相場の値上げを見据えて各社4月より値上げスタートとなっています。
3.輸入品相場動向
国産加工品同様に中国・台湾原料も細物ジャポニカ種を中心に値上がりとなりました。
また、細物サイズについては養殖場が出し渋りをしている為、アソートの中に10%程度しかついてこないという非常に集めづらい状況です。今後もこの傾向は続くものと思われます。
一方で、太物サイズについては現地の気温も温かくなり成長スピードがあがるにつれて、今後は供給能力が上がってきそうです。
という事で軽くまとめると
・ジャポニカ種細物(50尾・60尾・70尾)は品薄&高値
・アンギラ種(フランス種)とジャポニカ種の値差の発生(アンギラ種の方が安くなる。)
・太物サイズの値下がり
という予想。
一応毎年、国内産を食させていただいておりますが・・・。とりあえず今年も頂戴する為、準備しますかね。
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