ホラー、ミステリ、サスペンス、ボーイズラブの本や映画の紹介

欧米のホラーも良いけど

たまには和風のしっとりしたホラーが読みたくなることがありませんか？

今回は、ほんのりボーイズラブ？

な和風ホラーミステリーコミックをご紹介します。

幻月楼奇譚 （キャラコミックス） [ 今市子 ] 感想(16件)

■目次■

高級味噌の老舗の主人が亡くなった。

深夜、吉原からの帰り道に石段から落ちたのだ。

事故か？殺しか？

通夜の屋敷内、亡くなった主人の幽霊が現れ

主人の一人息子、鶴来升一郎もやがて命を狙われるようになる。

升一郎が見た怪しい人影は誰なのか？

思いがけず、吉原でその男を見つけた升一郎は彼に接近を試みるが…。

幻月楼奇譚（2）【電子書籍】[ 今市子 ] 感想(0件)

時代設定ははっきりしていませんが

コミック冒頭に

「限りなく昭和初期に近いある時代」と記載されています。

洋服よりも着物を着ている人の方が圧倒的に多く

灯りは蝋燭。舞台は花街吉原という設定で

レトロでロマンティックです。

着物に日本髪の幽霊とか

和の雰囲気あって素敵な怪奇物語です。

現在５巻まで発売中で、１冊につき４話収録。

１話完結で、謎解きを楽しむスタイル。

一応１巻から読んだ方が良いけど

どこから読んでもそれほど違和感なく読めるかと思います。

各１話は短いので、時間がないときにもささっと読めますよ。

幻月楼奇譚（3）【電子書籍】[ 今市子 ] 感想(0件)

グロテスクな不気味なシーンも少なくないですが

クスッと笑えるシーンもあります。

描かれているのは、信頼していた肉親の裏切りや

殺人といった凄惨なストーリーですが

ユーモラスなシーンがあることで

暗くなりすぎず、救いが残されています。

幻月楼奇譚（4）【カラー扉付き電子限定版】【電子書籍】[ 今市子 ] 感想(0件)

花街吉原が舞台なので、芸者さんとか沢山出てくるんですが

花街独特の恋の駆け引きとかあって

粋だなあと思うことが多いです。

例えば、お店ではお客様を名前で呼ばない作法とか

その場限りの、かりそめの秘密っぽい関係性が

はかなくて艶っぽいです。

幻月楼奇譚（5）【カラー扉付き電子限定版】【電子書籍】[ 今市子 ] 感想(0件)

花街吉原を舞台にした

短時間で気軽に読める和風ホラーサスペンスのコミックです。

ユーモラスな表現が散りばめられているので、

後味、読後感に明るさがあります。

たまにはしっとりした和風ホラーはいかがでしょうか？

幻月楼奇譚 （キャラコミックス） [ 今市子 ] 感想(16件)

最後まで読んでいただいてありがとうございました。