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群馬県より、所有している中古キャンピングカーについて色々と綴っていきます。 活動は主に週末ですが、群馬は温泉がたくさんあって、行くところに事欠きません。
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2019年05月19日

キャンピングカー車中泊の避けて通れぬ現実・・・ゴミ・・・排水、汚水処理


夢のように楽しくて素敵なキャンピングカー旅も、避けては通れぬ現実的な一面がありますよね。

旅に出て何日間も寝泊まりし、美味しいものを飲んだり食べたりする訳ですから・・・・。

ちなみに外食オンリー、シンク使わない、車内にトイレなし、オートキャンプ場泊がメインの旅は別として進めますがご容赦願います。


2019年GWの6泊7日キャンピングカーひとり旅。
昨年夏にこのブログでも取り上げたPVC製防水袋を使って、今回出たゴミもほとんど持ち帰って来ました。

どれくらいの大きさかと言えば、全長55cmで胴まわり?81cmでした。
重さは計ってませんが、まぁ片手でヒョイです。
自炊するとは言え、ひとり旅なのでこんなものでしょうか。

IMG_3285.JPG

丁度帰宅した翌朝は、ゴミ収集日でもあったので、キャンピングカーから持ち出して中身を庭に並べてみました。

ビニールの買物袋に都度小分けに入れて、一杯になった段階でPVC製防水袋に入れ、消臭スプレーを吹きかけて口を閉じ、マルチルーム内に収納します。
GWの気候のお陰もあるのか臭気はそれほど気になりません。
納豆の空き容器も、食器を拭いたウェットティッシュ等を詰めて、再度フタをしてガムテープで留めると意外と臭いはしませんでしたよ(あえてクンクンすれば臭うと思いますが)

何よりも臭いの原因となる、腐敗臭を発する食べ残しや、自炊の食材残り等の生ごみが殆ど無いのも功を奏していると思います。

既に多くの方が取り組んで実践しているゴミ処理。
外部収納庫やラダーに取り付けたゴミトンなどの活用で、持ち帰りや一定期間のストックが可能だから、殆どの方が道の駅でゴミを捨てるような事はしていないのではないでしょうか。

IMG_3288.JPG


刺身や総菜、その他食品の発泡トレーは洗って乾かし、回収しているスーパー等に持って行きリサイクル。
それこそシンクが装備されているキャンピングカーの真価が発揮される場面。
アルミ缶や飲料のペットボトルも洗ってリサイクル回収BOXに入れられるし。

リサイクルは管理コストが掛ると聞いていても、ゴミとして捨てずにリサイクル回収して貰えるのは有難い限りです。

短期の旅なら別ですが、長期旅となればなるほど、省資源や環境保護意識の高い企業が経営する食料品店、スーパーマーケットの重要性が見えてくる気がします。

IMG_3152.JPG


そうなれば必然的に、自炊派キャンピングカーの人は、長期旅においてリサイクル回収を推進するスーパーに立ち寄り、またそこで買い物をする事になる訳です。
全国に展開する大手スーパーばかりでなく、地域に根差した地方のスーパーだって今や当たり前のように取り組んでますから、活用させて貰わない手はないと思います。

IMG_3151_01.JPG




あと面倒なのはガラス瓶、ガラス容器ですね。
道の駅でもペットボトル容器のゴミ箱前に並べて置いてあったりしたのを見ました。
日本酒やワインなども飲む量で個人差がありますが、私の場合は持ち帰ってきました。

少ないうちは良いですけど、溜まるとこれも厄介ですね。

考えたのはサービスカウンター等あるスーパーで、レジ精算後にマイボトルに移し替え、スーパーにガラス容器を引き取ってもらう事。
ちょっと風味とか、雰囲気とかが変わってしまうのが心配ではありますが・・・・。


IMG_3287.JPG

後はゴミ問題以外ですと、やっぱり給排水。

最初に言うと、私は旅先の公園等で、ほんの何リットルかの水を分けて戴くのはマナー違反とはならないと思ってました。
湧水や名水も常識の範囲で活用させて貰うのも問題ないと考えます。

でも世の中には更に厳しい目を持っている人も実際いる訳でして。
ましてキャンピングカーは目立つ存在。

そんな考えもあり、水については今回自宅を出る際、シンク下の清水タンク16Lの他に、2Lのペットボトル10本持参しました。

無くなると飲料や炊事用としてはスーパーで水を買い、手洗いや歯磨き、食器洗い用の水は燃料を給油する際にガソリンスタンドにお願いして2L×2本を1回、2Lのみを1回分けて貰いました。

しかし幾ら燃料補給をすると言っても、厚かましい事ばかりも言っていられないので、イオン系列のスーパーのように、カード保有者なら専用ボトルで水を貰えるようなシステムも活用したいと思うのですが・・・・・同じ系列でもボトルが違う場合もあり要検討です。

水を買って増えたペットボトルは、必要本数以外はスーパーのリサイクル回収へ。

IMG_3286.JPG


当然水をシンクで使えば、グレータンクには排水が貯まります。

これもこまめに排水用とした2Lペットボトルに移し替え、処理させて貰いました。
どこでかと言うと道の駅のトイレの個室です・・・・・マナー違反との批判があれば素直にお受けします・・・・・・ごめんなさい。

言い訳ではないのですが、行程の中間にRVパークを入れ、そこでグレーやブラックタンクの処理を考えておりましたが、利用枠に空きがなく断念。
ただそれも想定の範囲だったので、最悪はこの手法で乗り切ろうとの思いでした。

当然ですが混雑する時間帯や、ペットボトルむき出しで人目に付くような事はしていません。

下手に公園等の排水口に流すのも、地方に行くと下水道が完備されておらず、そのまま河川に流れて行くケースもあるので、それを考えての事でもありました。

他に考えたのは、きちんと許可を得た上でですが、ガソリンスタンドの洗車場・・・・。
手洗いや歯磨き、食器洗いだって殆ど洗剤使ってない排水ですから問題ないと思うんですが、スタンドには迷惑か??

グレータンクがポリタンク仕様のキャンピングカーですと、下水道完備の自宅台所のように、みそ汁やラーメンスープの残り汁をダイレクトに流す方ってそういないと思うんですね・・・大抵残さず飲み干すでしょ??
それか残り汁はペットボトルに入れ、これは自宅まで持ち帰るかですね。
麺の茹でたお湯の後始末なんかもちょっと気掛かりではあります。

IMG_3289.JPG


そして大きな問題と言えば、このブラックタンク処理です・・・・・・・。

今回はひとり旅とは言え6泊7日の行程ですから、極力日中は道の駅、スーパー、道路休憩所、日帰り温泉、コンビニのトイレを積極的に活用し、夜間と早朝のみ、またどうしても我慢出来ない時に限定して小用のみで使用しました。

本当は小まめに処理したいところですが、後半はタンクの底を覗き込んでは「まだ行けるか・・・」と不安の中でのトイレタイムでした。


IMG_3290.JPG


長くなりましたが、いったい何が言いたいのか・・・・・・・それは・・・・もっと楽に、そして変に負い目を感じることなく、キャンピングカーでの長期旅がしたいです。
上記の現実的な問題が簡単に処理できれば、もっとフットワークを軽くして出掛ける機会も増えるような気がします。


先ずはRVパークでは、宿泊しない人(出来なかった人)にも、給排水やブラックタンク処理などを受け入れて貰えると有難いです。
もちろん無償とは言いませんので、ゴミ受け入れとセットで可能なら500円以下のサービスで出来ないでしょうか?

例)
・ゴミは指定ゴミ袋が一つまで(燃えるゴミのみ)

・給水は20リットルまで

・ブラックタンク処理時の汚れは利用者が責任を持って対応
(場合によっては使用後に管理者へ確認してもらう)


しかしカセットやポータブルトイレのブラックタンク処理すら全てのRVパークが対応可能でない実情を考えると難しいですかね・・・・。

であれば、やっぱり車ですから燃料補給しますので、ガソリンスタンドが手を差し伸べてくれると嬉しいです。
今回は水の補給でも厚意に甘えてしまいましたが、ゴミ受け容れ等も有償化しても良いですし、また軽油やガソリン何リッター以上のお客様は無料サービスですよとか。

RVパークに比べ、ガソリンスタンド間の競争意識は高いですから、燃料単価の価格競争よりも顧客サービスの付加価値として如何でしょうか?
「キャンピングカーの給油は●●石油へ!」とかですね。

ブラックタンクだって、ポータブルやカセットトイレなら今あるトイレ施設をそのまま使わせて貰えると思うんです。
当然汚したら利用者が清掃すべきですが、慣れもあるかと思うんですけど、ブラックタンク処理ってキチンと手順を踏めば騒ぐほど周囲を汚さないですよね?

キャンピグカー旅に理解ある石油会社さん、どうか検討頂けると幸いです。

JAFも会員特典としてこのような働きかけを、キャンピングカーの分野まで積極的に広げて頂けないかなー

キャンピングカーブームでの販売台数増加。
何と言っても日本RV協会の調査では、国内の総保有台数は2017年で10万6200台となり10年前と比べ倍増と、本日の群馬県は上毛新聞朝刊にも記事掲載がありました。。
そこにキャンピングカーレンタルも加わりニーズは更に増える現状。

キャンピングカーが堂々と車中泊できるような施設は・・・・
利用する側をある程満足させられる施設である事を前提にですが・・・・・
世間で10連休と言われた今年のGWどころか、例年並みの長期休暇による混雑を収容するにはまだまだ全然足りていないような気がするんですが・・・・・


本日もご覧頂き有難うございます

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