2017年08月08日
フレージング力を飛躍的にUPさせる方法(1音縛り〜音数縛りアドリブの効能)
フレージング力を飛躍的にUPさせる方法(1音縛り〜音数縛りアドリブの効能)
こんばんわ。
しげのです。
このアドリブ因数分解シリーズ…こないだので一旦完了って言っちゃってたんですけど、
前回の記事の最後の方に書いた「1音でアドリブするとしたらどうする?」のところ、
実はすごいノウハウが詰まってるものだったんです。
せっかくいい情報なんで、
改めて記事にしてシェアしときますね。
ということで今日は、
"音数縛り"の状態でアドリブ練習すると、
フレージング力が飛躍的にUPするというお話です。
前回の記事でお話した「1音縛り」はちと極端な例。
もう少し拡大して、「音数縛り」にした方が練習しやすいんで、
ルールを「使える音を限定する」にして遊び感覚でやってみてください。
例えばCキーなら、、、
みたいな感じで段階を分けて、
少しずつ使える音を足していくといいでしょう。
足したらまた縛りをきつくして、
使える音を減らしてやってみる。
この繰り返しです。
ちなみに4. ド・レ・ミ・ソ・ラはCペンタトニックスケール。
ペンタで縛るのは使いやすくて結構おすすめです。
ノンダイアトニックを入れると難易度はグッと上がります。
お好きな人はご自由にどうぞw
慣れてきたらノンダイアトニックも入れてもOKです。
オクターブは縛りません。同じフレーズをオクターブ上で弾くのもありです。
例えばブルーノートの表現のように、半音下からアプローチして”使える音に着地”というのはアリとしましょう。
(▲クリックで画像拡大)
一言で言うと、
「歌を作るようにアドリブする」
という作業がどうしたって必要になる環境だからです。
もし仮にあなたの楽器が、
ドとミの2音しか出ない楽器だったらどうします?
たぶん、可能な限り最大限の表現幅と工夫を用いてソロを取ると思うんです。
音の長さ、強さを駆使してアドリブに表情を付け、
果てはストーリーまで組み立てようとするのでは?
初心者の内は使える音の種類がフリーだと、
スケールを覚えることばっかり考えたり、
速弾きのことばっかり考えたりしてしまいがち。
でも・・・
スケールを沢山覚えて裁けても、
物凄い速く弾けるようになったとしても、、、
あなたがずっと高いレベルまで上達していっても、
結局「歌を作る」という作業は変わらないんです。
逆を言うと、どこかで「歌を作る」というトレーニングを積んでないと、
いわゆる「垂れ流し」のアドリブソロを連発することになってしまいます。
「歌を作る」というのは、早い段階で"習慣"にしておくことを強くオススメします。
これ、何度も言ってますけど、1度ちゃんとお話しておきますね。
例えば普通のPOPS曲でアドリブを取ろうとしたとき、
こんなフレーズを弾いたらどう感じますか?
(▲クリックで画像拡大)
こんなアドリブソロ聴かされても何も感動はないですよね?
これがこんな風だったら?↓↓
(▲クリックで画像拡大)
(このフレーズに感動するかどうか?は置いといて…w)
まるでボーカルが歌うメロディのようなフレーズをアドリブで弾くのです。
即興で作曲していくような感じですね。
【1】
使える音の種類を制限することで、
「あるもので最大限の表現をしよう」という思考が生まれます。
【2】
ある程度のアドリブソロを成立させようとすると、
どうしたって「歌を作るしかない」というところに行き着きます(行き詰ります)。
【3】
結果としてアドリブソロにとって非常に重要な要素である、
「歌を作るように弾く」という習慣が身に付きます。
【4】
これが身についていると、
スケール知識がまだPOORだとしても、
速弾きのスキルがなくても、
インパクトの強いキャッチ―なフレージングが出来るようになります。
シンプルで簡単な材料だけで。
是非やってみてください。
(やってみると意外と楽しいですよ!)
応援していますね!
こんばんわ。
しげのです。
このアドリブ因数分解シリーズ…こないだので一旦完了って言っちゃってたんですけど、
前回の記事の最後の方に書いた「1音でアドリブするとしたらどうする?」のところ、
実はすごいノウハウが詰まってるものだったんです。
せっかくいい情報なんで、
改めて記事にしてシェアしときますね。
ということで今日は、
"音数縛り"の状態でアドリブ練習すると、
フレージング力が飛躍的にUPするというお話です。
音数縛り?
前回の記事でお話した「1音縛り」はちと極端な例。
もう少し拡大して、「音数縛り」にした方が練習しやすいんで、
ルールを「使える音を限定する」にして遊び感覚でやってみてください。
例えばCキーなら、、、
- ミ・ソだけ使っていいことにする
- ミ・ソ・シだけ使っていいことにする
- ミ・ソ・シ・レだけ使っていいことにする
- ド・レ・ミ・ソ・ラだけ使っていいことにする
みたいな感じで段階を分けて、
少しずつ使える音を足していくといいでしょう。
足したらまた縛りをきつくして、
使える音を減らしてやってみる。
この繰り返しです。
ちなみに4. ド・レ・ミ・ソ・ラはCペンタトニックスケール。
ペンタで縛るのは使いやすくて結構おすすめです。
その他ルールの例
1. コードはとりあえず「ダイアトニックのみ」から
ノンダイアトニックを入れると難易度はグッと上がります。
お好きな人はご自由にどうぞw
慣れてきたらノンダイアトニックも入れてもOKです。
2. オクターブは動いてもOK
オクターブは縛りません。同じフレーズをオクターブ上で弾くのもありです。
3. 半音とか1音とかずれたところからの「着地」が使える音ならOK
例えばブルーノートの表現のように、半音下からアプローチして”使える音に着地”というのはアリとしましょう。
(▲クリックで画像拡大)
なんでこれが効果的なのか?
一言で言うと、
「歌を作るようにアドリブする」
という作業がどうしたって必要になる環境だからです。
もし仮にあなたの楽器が、
ドとミの2音しか出ない楽器だったらどうします?
たぶん、可能な限り最大限の表現幅と工夫を用いてソロを取ると思うんです。
音の長さ、強さを駆使してアドリブに表情を付け、
果てはストーリーまで組み立てようとするのでは?
初心者の内は使える音の種類がフリーだと、
スケールを覚えることばっかり考えたり、
速弾きのことばっかり考えたりしてしまいがち。
でも・・・
スケールを沢山覚えて裁けても、
物凄い速く弾けるようになったとしても、、、
あなたがずっと高いレベルまで上達していっても、
結局「歌を作る」という作業は変わらないんです。
逆を言うと、どこかで「歌を作る」というトレーニングを積んでないと、
いわゆる「垂れ流し」のアドリブソロを連発することになってしまいます。
「歌を作る」というのは、早い段階で"習慣"にしておくことを強くオススメします。
「歌を作る」って?
これ、何度も言ってますけど、1度ちゃんとお話しておきますね。
例えば普通のPOPS曲でアドリブを取ろうとしたとき、
こんなフレーズを弾いたらどう感じますか?
(▲クリックで画像拡大)
こんなアドリブソロ聴かされても何も感動はないですよね?
これがこんな風だったら?↓↓
(▲クリックで画像拡大)
(このフレーズに感動するかどうか?は置いといて…w)
まるでボーカルが歌うメロディのようなフレーズをアドリブで弾くのです。
即興で作曲していくような感じですね。
まとめ
【1】
使える音の種類を制限することで、
「あるもので最大限の表現をしよう」という思考が生まれます。
【2】
ある程度のアドリブソロを成立させようとすると、
どうしたって「歌を作るしかない」というところに行き着きます(行き詰ります)。
【3】
結果としてアドリブソロにとって非常に重要な要素である、
「歌を作るように弾く」という習慣が身に付きます。
【4】
これが身についていると、
スケール知識がまだPOORだとしても、
速弾きのスキルがなくても、
インパクトの強いキャッチ―なフレージングが出来るようになります。
シンプルで簡単な材料だけで。
是非やってみてください。
(やってみると意外と楽しいですよ!)
応援していますね!
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