茨城県かすみがうら市の市環境保全課で係長として勤務する48歳の男性職員が、補助金の申請を忘れて市の財政に損害を出したとして、2024年3月27日付で戒告の懲戒処分となりました
茨城県かすみがうら市の市環境保全課の係長は、2023年度の「地球温暖化対策実行計画」の策定事業で、環境省の「地域再エネ導入計画策定支援補助金」を申請することなく、補助が見込まれた379万3000円の損害を市に与えました。
かすみがうら市市環境保全課の係長は2023年4月から同年6月までの申請時期を、24年度でも可能などと誤認していたということです。
24年度予算の検討過程で、補助申請ができないことが判明しました。
かすみがうら市は、事務を係長に引き継いだ環境保全課長補佐と、管理監督責任を問い同課長を、それぞれ訓告の内部処分とし、市民部長は厳重注意の内部処分としました。
茨城県かすみがうら市の宮嶋謙市長コメント
「市民の信頼を大きく損ない、心からおわびします」
重要な職務に関しては、課長級がタスク化して進捗状況を管理するシステムの構築が必要でしょう
木っ端役人を戒告にしたとて、3桁の損失を補填する効果はありません。
民事訴訟を起こして、実損を全額弁済させる制度も求められます
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