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2016年05月01日

水虫との長い付き合い

 今朝起きたら、右足の指の間が少しかゆく、指周辺が熱を持っているようにも感じられました。これは、例の水虫にやられたと思い、風呂場の石鹸(せっけん)で2回、丁寧(ていねい)に洗いました。

それからタオルでよくふき、念のためドライヤーで乾燥すると、いつものようにかゆみ等は直ぐに収まりました。

これは、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が角質層(かくしつそう)に寄生しているものだそうです。尚、正確には、医者に診てもらったことはないため、その症状から白癬菌だと、かってに思っています。
私は大人になってから数十年、これと一緒に生活してきました。(尚、あくまで個人的な感想ですが、一度は草津温泉の湯の花で治ったことがあります)

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症状は、足の爪の付け根付近に白い粉のようなものが付くことと、足の指の間がふやけたようになって軽いかゆみが、時々あることぐらいで、特別困ったことはありません。そのため、医者にはいかず、特別な水虫薬も使ってはいませんが、毎日、風呂上がりにメンタームという市販の塗り薬を使っています。

妻は、独身のころから、白癬菌による水虫で、症状が酷(ひど)くなると医者に行っています。但し、少し回復すると、直ぐに治療(ちりょう)をやめるため、長年同じことを繰り返しています。

水虫というと安易に見られますが、実は内臓に感染することもある怖(こわ)いものです。但し、それは、特別免疫力(めんえきりょく)が低下した時に起こるもので、それほど気にしなくてもよいということです。

この免疫力が低下する特別な状態と言うのは、例えば白血病、リンパ腫、糖尿病の時や、ステロイド剤、免疫抑制剤などを使用した場合が該当します。

しかし、この特別な状態になってしまう可能性は誰でもありますので、水虫は元気な時に、しっかり治すことがよいようです。


予防


白癬菌は、高温多湿を好んで繁殖(はんしょく)します。そして、髪の毛や爪、そして角質などに含まれているタンパク質を栄養源にしています。また、皮膚表面が汗などで汚れていると、アルカリ性になって、白癬菌を繁殖(はんしょく)しやすくするそうです。

このため、よく洗浄して清潔に保つことと、乾燥した雰囲気を保つことが求められます。でも現実には難しいですね。

又、洗浄する時に角質などに傷がつくと、そこで菌が繁殖するため、ごしごしこすり過ぎるのは逆効果になりますので、気をつけて下さい。

ブーツなどの蒸れる靴は出来るだけ履かないようにして、長時間靴を履き続けないことが良いですね。又、猫からうつることもありますので注意して下さい。

 

対策


現在の市販薬は優れていて水虫を完治できると聞いたことがありますが、水虫治療で一番の障害は、症状がなくなると自分で治療を辞めてしまうことだそうです。そのため、水虫になってしまったら、皮膚科で治療するのがベストだと思います。

水虫菌は、「喉元過(のどもとす)ぎれば熱さ忘れる」という、人の性質を見透かしているのかもしれません。
posted by iyasaretaihito at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫
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