2016年01月31日
【スマホが内線に】スマートフォンと固定電話を一本化して仕事を効率的に
過去の記事で、ひかり電話をスマホでひかり電話を使う方法を書きました。
でも実用を考えると、家の中に四六時中いれば問題ないでしょうが、仕事で応用しようと思うと外から使えるようにする必要があります。
VPN接続※1により、外からひかり電話で発着信できますが、常時VPN接続するというのはあまり現実的ではありません。※1 VPN接続をすることによって、外から家や会社のネットワークに接続して、宅内にある機器を使用することができます。
もっと利便性を重視すると、それに代わる便利なシステムとして、クラウドPBXというサービスがあります。
クラウドPBXとは
インターネット上に置かれたPBXのことです。
PBXとは、
構内交換機(こうないこうかんき)とは、公衆交換電話網に多数の構内電話機を接続する電話交換機の事である。一般的にPBX (Private Branch eXchange) という略称が用いられる事が多い。回線切替機、内線集約装置、内線交換機とも呼ばれる。公衆回線に接続されず、内線電話同士での通話のみを目的とした構内交換機に限定して、PAX (Private Automatic eXchange) と称する場合もある。※Wikipediaより
ビジネスフォン・ホームテレホン、内線通話機能を持つISDNターミナルアダプタ・VoIPアダプタとは、収容できる外線・内線の回線数および保守対応で区分される。電気通信事業者の局内または構外で用いられる交換機は事業用として区別される。
要は、会社などにおいて、複数回線をPBXに引き込み、部署ごとになり分けさせている機械のことです。
大手キャリアもクラウドを勧めはじめています
auでは「OKパック(オフィスケータイパック)」、ソフトバンクでは「Bizダイヤル」、docomoでは「オフィスリンク」という名前ですが、仕組みはだいたい一緒です。会社にPBXを置く代わりに、キャリアなどが提供するインターネット上の仮想PBXで代表電話に着信-->社員に電話を回す、社員同士で内線電話するなどの機能をを実現します。
docomoなんかは5年ほど前から似たようなサービスはありましたが、費用が馬鹿高く、中小が導入できるような金額ではありませんでした。しかし、近年になって、ようやくコスト面でもメリットが出るようになってきました。
ただこれ、実際に導入すると必ず一度は感じると思いますが、
キャリアに縛られるのがとてもわずらわしいです。
キャリアの営業の方も話していましたが、同じキャリアをずーっと使い続けるよりも、解約料などがかからない時期に定期的にキャリア変更する方が、絶対コストは下がります。新聞屋さんと同じです。変えるとサービスしてくれます。
だからほんとはキャリアを変えたい。
でもこのクラウドPBXをキャリアのもので構築していると、変えるのに手続きが面倒でそのままになりがちです。
携帯は変えなあかんわ、クラウドの契約も変えなあかんわ、ひどければインターネットの契約も変えなあかんわで正直しんどいです。
キャリアに縛られないクラウドPBX
キャリアに縛られず使えるサービスは先進的なためか、まだあまりたくさんはないのですが、たとえばこちらのようなサービスです。
クラウドPBX「ナイセンクラウド」
どういったサービスかというと...
例えばスマホで03または06発着信ができます。
クラウドPBXという新しいサービスで、転送電話とは違います。なんで、転送料金はかかりません。スマホに直接03または06番号が着信します。もちろん、架ける、取り次ぐといったPBXとしての機能もきちんと備わっています。
通話料金は3分8円からです。
フュージョンの番号なら8円/30秒、NTTの番号なら8円/3分など。詳細はホームページで確認してください。また、どちらの番号を契約しても03、06が使えます。
bizダイヤルでは使えなかった0120にも対応しています。
しかも、オフィスが国内どこにあろうと、海外にあっても内線通話は無料なのです。
※ナイセンクラウドは海外でも内線電話ができますが、ベンダーさんによっては海外で使用できないこともありますので、詳細はご確認ください。(2016.10.2追記)
また、携帯電話の通話料金は約20円/30秒なので、フュージョンの固定番号でかければ80%の通話料削減になります。
固定電話を契約してボイスワープで転送する場合(西日本料金) INS基本料金: 2500円〜2750円/月 ボイスワープ: 800円/月(事務所用) + 転送通話料 ナイセンクラウド(内線端末2台プラン) 月額 5000円 |
PBXは通常、安いものを中古でリースしても、月額3000円くらいはかかってきますし、保守費用もかかってきますので、少ない台数であれば必ずコストメリット出ます!
新規に事務所を増やそうと考えている会社さんや起業を考えている方、現在個人事務所として活躍されている方に最適なサービスと思います。
漫画でわかりやすく説明しているページがありますのでこちらもぜひ参考になさってください。
なお、先にNTTで番号を取得していないと将来他社サービスへの変更時にMNPできません。
必ずNTTで先に番号を取得してからサービスを導入してくださいね!
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