ホビーショップ経営の手引き

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です。こんにちは。

このブログに　買わなければ客じゃない　で来てくれたあなた、ありがとうございます。

えっと、お店って何をするところですか？商品やサービスを売るところ、買うところです。

たとえばラーメン屋さん。

あなたは、ラーメンを食べないのにラーメン屋さんに入りますか？

もちろん、服屋や玩具屋のようにお店に入らなければ何があるかわからない業種もあります。

探し物がある。欲しい物がある。何かあれば買いたい・・・。そんなあなたは、きっとお店にも歓迎されるでしょう。

欲しいものはない。金もない。ただ時間を潰したい。誰かに話相手になってほしい。万引きしたい・・・。そんなあなたは、お店に歓迎されません。

お店の人間は、好きで商売をやっています。けれど、道楽や遊び、ボランティア精神でやっている人は少ないのです。生活がかかっているのです。

わたしは親に「買う気のない、買わない店に入っちゃいけないよ」と育てられました。

いま、自分が商売をやってみて、その言葉の重みや意味がわかります。

繰り返しますが、買わないなら店に来るな、入るな、ではないのです。

けれど、買わないのであれば、そもそも店に入らないという選択肢も人にはあります。店に入って欲しいものがなければすぐに帰る、「高い！」など思っても店内で口にしない、買わないのに何度も行かない、という、店の人間の都合・気持ちも慮ってほしいのです。

そういうことができる人は、きっとどんなお店にも歓迎されるお客様なのでしょうね。

以上、一おもちゃ屋経営者の独り言でした。


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