ホビーショップ経営の手引き

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です。こんにちは。

暑い日が続きます。そして、わたしのお店がある清水区は清水みなと祭りの最終日。とおりすがり、自衛艦を見学したついでの人がやってきます。

彼らに共通するのは「買う気がない」「買わないこと」でしょう。

たとえば・・・開店直後に男性二人組が入店しました。

一人の男性が店に入って平台の山になっている商品をみるなり「あー、売れちゃったかぁ〜」と口にしました。もしかしたら、彼が見つけられないだけかもしれないので、わたしはこう質問しました。

『見えないところに移動したかもしれません（ナニをお探しですか？）』

と。

するとその男性は「あー、いいです。いいです。店長のオススメとか書いてあったし」

（そんな商品、うちの店には最初から存在しないよ）

はい、アウト。本当に探しているひとは商品名を答えます。彼は完全に冷やかし確定。そして、もう一人の男性も冷房の効いた店内で「暑い、暑い」を繰り返します。

買わない人間ほど店内で店の人間に聞こえるように文句を言います。

数分後、彼らは何も買わずに帰っていきました。こんな一声を残して。

「目の保養になりました。また来ます」

（目の保養をしたいだけなら他のお店に行きましょうね）

まとめます。

買わない人間ほど買えない、買わない理由や文句を店内で口にする。

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