お気楽！レンタカー生活

今回は高級ブランドで知られるマセラティのレヴァンテというSUVを借りてみました。
どうやら桜の満開で、調子に乗ってしまったみたいです。。。　



アグレッシブなフロントデザインが特徴的で存在感がありますが、サイズもとくに横幅が大きく、２ｍ弱あります。全長5ｍはそれほど気にならないですが、全幅の制限により都内の立体駐車場ではなかなか受け入れてくれるところがありません。のでまずは都内の駐車場探しで苦労しました。
自走式の地下駐車場や屋根のない地上のコインパーキングであればとめられますが、路上のコインパーキングだとセキュリティの心配が気になってなかなか落ち着きません。


また都内でのとり回しは結構気を使います。勿論バックモニターはついてますし、障害物もセンサーで検知してくれたり、走行レーンを外れたりしたときは音で知らせてくれるので安心です。
いろんな走行支援機能がついているのは最近の車の特徴で、車体の大きい車両を運転する際には大いに頼り甲斐があります。

排気量3リットルのＶ６ディーゼルエンジンで、燃料は軽油になります。とりあえず距離を走っても軽油の値段がハイオクに比べて安いのでお財布には優しいですが、調子に乗ってスポーツモードで走っていると燃費は１リットル当たり９ｋｍを下回ります。
給油口は蓋に一体型のキャップがついているので、給油口を開けるとそのまま給油ノズルを差し込める状態になります。これですとキャップをなくす心配や閉め忘れが無いので便利ですね。軽油の緑色の表示もたいていの場合ノズルの色と同系色なので間違えにくいと思います。

ノーマルモードではアイドリングストップ機能があるので、信号での停車時にはエンジンが止まり、発進時には始動します。エンジン再始動のタイミングも早いです。




車両重量が2.3トンほどあるのでかなり重いです。太いトルクがあるのでスムーズに加速はしますが、エンジン音は結構野太くワイルドです。走行モードをノーマルにすると乗り心地は柔らかくなりますが、ややソフトすぎる感じですので、私のお勧めはスポーツモードです。ブレーキは重たい車重を感じさせないほどよく効きます。低速域ですと若干バタバタしますが、中高速になると不思議とエンジン音も非常に静かに聞こえ高級サルーンを運転している気分です。コーナーリングのロールも大きくなく、大きな車体をしっかり支えてくれます。



今回は暖かく天気も良かったので、桜の季節にふさわしく、花見に行ってきました。東京スカイツリー周辺や桜がきれいな公園など視界は良好で、シートも高めなので、運転していて見晴らしがよく、車内からも桜をきれいにみることができました。

首都高や横浜を走っていても景色がきれいに見えるところはＳＵＶの醍醐味かもしれませんね。都内でもあまりこの車種を見かける機会が少ないので、希少価値が高く珍しいですね。

車内は高級感がかなり漂ってます。赤いレザーシートのいい香りがその雰囲気を強調しているのと、ヘッドレストに加工されたマセラティのエンブレムなどはその証ですね。

またダッシュボード上にあるアナログ時計もいい感じです。高級車に乗っていることを再認識させられます。


回転計や速度計はアナログ式で最近の車に見られるようなデジタル一辺倒というわけではないです。但し計器類の中央部には、デジタル式のインフォメーションディスプレイ表示となってます。ナビはなぜかずっと使っていると画面の温度が上がってきて指で触れると熱いくらいでした。



シートポジションの調節などは細かく設定でき、至れり尽くせりといった感じでしょうか。また乗り降りしやすいようにパーキング時には車高を下げてくれるのは非常に便利な機能だと思います。

荷室はこのサイズのＳＵＶとしてはそれほど広くなく、デザイン重視となっているためか、実用性はある程度の割り切りが必要かもしれません。　　


最後は首都高の中でもプレミアムな雰囲気を醸し出している、深夜の代々木ＰＡで飲み物を買って締めくくりました。


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