2020年01月06日
VolvoのプレミアムコンパクトSUVで都内ドライブ (XC40)
今回はボルボとしては初めてとなる、コンパクトSUVのXC40がカーシェアのカレコで導入されたということで、さっそく借りて都内を巡ってみました。
外観デザインはボルボらしい北欧デザインですが、他のSUVモデルとは若干異なりスポーティさが増しています。思い切りのよいデザインでおとなしさ、シンプルというよりは少しカジュアル感のあるものです。少し背高なデザインですが、全長は4.4m強で幅が1.88mに近いので長さの割には欧州車らしく幅があり、デザイン上はどっしり感が出ています。
内装でシートは座面がファブリック系となっており、周りをレザーで囲まれている珍しい雰囲気です。色がベージュ系なので優しいイメージのリビングのソファに座る気分でカジュアル感が増しています。
居住空間に関して前席は十分、後席はやや長さ方向でのコンパクト感は否めませんが、窮屈というほどでもないです。乗り降りの際に足元がややスペース不足を感じますが、乗ってしまえばそれほど気になるという訳ではありません。照明は間接照明でほのかな感じが雰囲気を出しています。
センターパネルのナビ画面は縦長でタッチパネル式になっています。面白いのはメニュー画面でアイコンの位置を自在に移動することが出来て、好みの画面レイアウトにすることが出来ます。縦長のデザインはあまり見ないタイプですが、慣れれば使いやすいです。大きな画面が見やすいのも好印象ですね。空調やオーディオ系の操作もこのタッチパネル一つで可能なところは便利です。
2Lエンジンをフロントに搭載し、ガソリンターボエンジンで軽快に走ります。但し、一度だけ信号停止をしているときに、突然エンジンを含めた電気系がすべて停止して電源OFFみたいな形になりました。ストップスタートの現象かとおもいましたが、ナビも速度計含めたすべての電源が落ちてしまったので、シフトレバーをPに戻したり、ブレーキを踏みなおしたり、エンジンボタンをONにしようとしたりしましたが、何も起こらず結局青になった信号がまた赤になるまで立ち往生してしまい、びっくりしました。再度落ち着いて最初からやり直して、エンジンONにするとようやくエンジンがかかり、難を逃れました。プッシュボタン式のエンジンスイッチは便利ですが、なかなか従来型のカギで回すタイプも忘れられず操作感は残されているので、個人的にはひねって回すタイプのカギが好みです。
乗り心地に関しては他のボルボSUVに比べると、かなりソフトな印象です。道路の凹凸を超えると揺れを吸収しますが、特に横揺れのおさまりにはやや時間を要する感じで、例えば固めの乗り心地が好みな方にはややソフトすぎるかもしれません。
運転席からの見晴らしは着座位置が高いので上々です。駐車時にはパーキングセンサーのサポートやナビ画面に真上から見た360度モニターで確認できるので、操作もラクです。
静粛性については一般的なガソリンエンジンなので、それなりにエンジン音やロードノイズも聞こえます。振動もある程度は許容できる範囲ですがあります。高速走行でハンドリングやコーナーリングを楽しむタイプのクルマではないですが、穏やかに手軽に日常の生活をこなしていくには、(細い路地を運転しないといけない場合を除けば)ちょうど良いサイズ感のコンパクトSUVだと思います。
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外観デザインはボルボらしい北欧デザインですが、他のSUVモデルとは若干異なりスポーティさが増しています。思い切りのよいデザインでおとなしさ、シンプルというよりは少しカジュアル感のあるものです。少し背高なデザインですが、全長は4.4m強で幅が1.88mに近いので長さの割には欧州車らしく幅があり、デザイン上はどっしり感が出ています。
内装でシートは座面がファブリック系となっており、周りをレザーで囲まれている珍しい雰囲気です。色がベージュ系なので優しいイメージのリビングのソファに座る気分でカジュアル感が増しています。
居住空間に関して前席は十分、後席はやや長さ方向でのコンパクト感は否めませんが、窮屈というほどでもないです。乗り降りの際に足元がややスペース不足を感じますが、乗ってしまえばそれほど気になるという訳ではありません。照明は間接照明でほのかな感じが雰囲気を出しています。
センターパネルのナビ画面は縦長でタッチパネル式になっています。面白いのはメニュー画面でアイコンの位置を自在に移動することが出来て、好みの画面レイアウトにすることが出来ます。縦長のデザインはあまり見ないタイプですが、慣れれば使いやすいです。大きな画面が見やすいのも好印象ですね。空調やオーディオ系の操作もこのタッチパネル一つで可能なところは便利です。
2Lエンジンをフロントに搭載し、ガソリンターボエンジンで軽快に走ります。但し、一度だけ信号停止をしているときに、突然エンジンを含めた電気系がすべて停止して電源OFFみたいな形になりました。ストップスタートの現象かとおもいましたが、ナビも速度計含めたすべての電源が落ちてしまったので、シフトレバーをPに戻したり、ブレーキを踏みなおしたり、エンジンボタンをONにしようとしたりしましたが、何も起こらず結局青になった信号がまた赤になるまで立ち往生してしまい、びっくりしました。再度落ち着いて最初からやり直して、エンジンONにするとようやくエンジンがかかり、難を逃れました。プッシュボタン式のエンジンスイッチは便利ですが、なかなか従来型のカギで回すタイプも忘れられず操作感は残されているので、個人的にはひねって回すタイプのカギが好みです。
乗り心地に関しては他のボルボSUVに比べると、かなりソフトな印象です。道路の凹凸を超えると揺れを吸収しますが、特に横揺れのおさまりにはやや時間を要する感じで、例えば固めの乗り心地が好みな方にはややソフトすぎるかもしれません。
運転席からの見晴らしは着座位置が高いので上々です。駐車時にはパーキングセンサーのサポートやナビ画面に真上から見た360度モニターで確認できるので、操作もラクです。
静粛性については一般的なガソリンエンジンなので、それなりにエンジン音やロードノイズも聞こえます。振動もある程度は許容できる範囲ですがあります。高速走行でハンドリングやコーナーリングを楽しむタイプのクルマではないですが、穏やかに手軽に日常の生活をこなしていくには、(細い路地を運転しないといけない場合を除けば)ちょうど良いサイズ感のコンパクトSUVだと思います。
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