ひらりと金魚

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本日は、七夕ですね。
星にまつわる物語の行事だなんて、何だか不思議だよなぁ〜等と改めて実感している私。
星を眺める機会も減ったし、七夕飾りの作り方も、もう遠い記憶の彼方に行ってしまったけれど、
それでも、この日には妙に心が浮き立ってくるのを感じております。

いくつになっても変わらない、浪漫。

良いですね。こんな時には、子どもの頃に読んだ星の本を思い出します。



そうそう、この本なんですよ〜！


野尻抱影著
星と伝説


懐かしい！
駿河屋の検索で見付けて、思わず嬉しくなっちゃいました♪


著者がどんな方かも知らず、「ただ家にあって、気になるから」という理由だけで、寝る前の布団の中で良く読み耽っていたっけ。

結構いやらしい内容に「わあっ！」って焦ったり、
グロテスクな内容に「うっ！」って衝撃を受けたり。
リアルで人間臭さがあって、神秘的で……。

でも、こういうのって妙に惹き付けられてしまうんですよね〜（汗）。


そうだ、中にあった七夕伝説も印象的でしたね！

羽衣を盗んで、草鞋を編んで……その草鞋が一足足りなかった？！ってことで、飼っていた犬が犠牲になったりして……。

この『星と伝説』を読むまでは、織姫と牽牛が結婚して、自分達のことに夢中で働かなくなったがために天帝の怒りを買ってしまい、離れ離れにされてしまった……という伝説しか知らなかったんですよね。
ですので、上記の話は、子ども心にかなりショックでしたよ。

少女漫画のようなドリームが醒めて、一気に現実が迫ってきた！みたいな感じで……（笑）。


ああ〜。何だか、再びこの本が読みたくなってきました。
まだ家に残してあったはずなので、その辺りの本棚やら、段ボール箱の中やらを、ちょっと探してみようと思います〜。