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姫路オオクワ倶楽部 Beetles Breeding BLOG
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DonchanHimeji
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2024年01月28日

ゴライアスオリエンタリス Goliathus orientalis

大阪のしんちゃんが大量にオリエンタリスの標本を出品していたので、1頭購入しました。
ノーマルのオリエンタリスは複数持っているので、少しでも違う模様を探してこちらのものをヤフオクではなく、むしオークションで即決落札しました。採集日が昨年11月になっているので、採集されてからほんの3か月ほどしか経過していない新鮮個体です。少し模様が崩れていてフォームでいうとundulatusに近いのかな?
いやそこまでは行ってないね。

Goliathus orientalis-1.jpg


Goliathus maleagrisという名称で販売されていますが、いつからGoliathus meleagrisという学名が付いたのか知りません。orientalisからpreissiが独立した際にGoliathus meleagrisとGoliathus preissiという学名になったのかな?手元の古い図鑑による情報しかないので最新の情報が乏しく、詳しい事ご存じの方がいらっしゃったらお教えください。はっきりするまではorientalisで通そうと思います。

ゴライアスの中ではこのorientalisが最も安価に手に入るのですが、黒化型や白化型になってくると少し価格も上がってきます。数多くの標本を見ていると白化型には小型のものが多いようです。
中にはクワドリに近い個体もいますから驚きです。

ここのところはカシクスを集めまくっていますが、そろそろ飽きてきたので次はオリエンタリスの黒化型、白化型でも集めようかな。

学名:Goliathus orientalis
和名:ゴライアスオリエンタリス
産地:コンゴ

=====> 2023年2月3日追記

 ネット情報を調べていくうち、2020年に発行された「Barcoding analysis and taxonomic revision of Goliathus」ゴライアスのバーコード解析と分類学的改訂という昆虫誌にたどり着きました。
それによると、コンゴ産についてはオリエンタリスから外れ、Goliathus Goliatusの亜種として変更されています。 つまり上記写真のゴライアスについては、正式な学名をGoliathus Goliatus meleagris、同義的にGoliathus meleagrisと呼ぶのが正解でした。
ではオリエンタリスはどうなったかというと、タンザニア南西部のソンゲアとマラウィ湖東岸に挟まれた一部の地域に生息するものを指し、図示されたホロタイプ標本は従来のコンゴ産に見られるオリエンタリスとは異なり、ほぼプレイシーに近いものになっています。そしてプレイシーはそのままオリエンタリスの亜種として残り、Goliathus orientalis usambarensis preiss、同義的にGoliathus usambarensisとなります。
図示された標本の画像を転用したいところですが、コピーライトがかかっているので諦めました。
結論が出たところで、はたと気が付いたのですが、 Goliathus orientalisの標本を持っていない...


2024年01月25日

テナガコガネ コレクション

年明けからテナガコガネの展足をやり直してようやく写真撮影まで完了しました。
私の自慢のコレクションです。

ALL-name.jpg

2024年01月22日

テナガコガネ いろいろ(その2)

こちらはセラムドウナガテナガコガネです。
色のきれいな標本はブリード物で、茶色くなった個体は天然物です。
昔ブリードしてた頃はこの虫のブリードが一番簡単でした。

学名:Euchirus longimanus longimanus
和名:セラムドウナガテナガコガネ
産地:Seram Is. Indonesia

写真はインスタ用の縦長サイズです。

longimanus-ALL.jpg

2024年01月21日

テナガコガネ いろいろ(その1)

大好きなテナガコガネの標本を順次ご紹介いたします。

学名:Cheirotonus parryi
和名:パリーテナガコガネ
産地:Chiang Dao Chaing Mai N.Thailand
size:62mm
parryi-M62.jpg

学名:Cheirotonus peracanus
和名:マレーテナガコガネ
産地:Cameron Highlands Malaysia
size:65mm
peracanus-M65.jpg


学名:Cheirotonus formosanus
和名:タイワンテナガコガネ
産地:台湾北横上巴陵
size:63mm
formosanus-M63.jpg


学名:Cheirotonus jansoni
和名:ヤンソニーテナガコガネ
産地:CaoBang Vietnam
size:61mm
jansoni-M61.jpg

このうち、タイワンテナガとヤンソニーは昔飼育していて羽化させたものです。
古き良き時代の記念品です。



2024年01月08日

標本の乾燥庫

明けましておめでとうございます。今年も姫路オオクワ倶楽部を宜しくお願い致します。

クリスマスに家族が帰省したのですが、3歳の孫からウィルス性胃腸炎をうつされ年末年始に5日ほど寝込んでおりました。
それはさておき、自作の標本乾燥庫のご紹介です。我が家には猫がおり、乾燥中の標本を猫から守る必要があったので、何か良い方法はないかと考えてこれを作ってみました。
ワイド60p、高さ30pほどのコンテナボックスに小型乾燥機と消臭剤を入れ、蓋の部分には簡単なパッキングを取り付けました。購入した乾燥機はこちらですが、ペルチェ式なので、とても静かで振動もありません。

標本はこの中に1週間入れておけば表面的にはほぼ乾燥していますが、標本箱に戻すには更に1か月ほど乾燥させてからの方が良いでしょう。
乾燥機の水が満杯になったら取り換えが必要ですが、たかが虫から出てくる水分ですので、タンクには水がほとんど溜まっていません。少し気になる点は消臭剤を入れていても消臭は間に合わないのか、蓋を開けた時にもわっと上がってくる臭いが嫌なところでしょうか。

標本の乾燥庫.jpg



タグ:標本乾燥庫
posted by DonchanHimeji at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 標本

2023年12月21日

シロカブトの仲間

展足をやり直したシロカブトの仲間を並べてみました。
この中では、モロン、ヒルス、グラント、マヤを飼育中ですが、やはりモロンが一番格好良くて好きかな。

White-beetles.jpg

Dynastes hyllus moroni モロンシロカブト
Dynastes hyllus hyllus ヒルスシロカブト
Dynastes grantii グラントシロカブト
Dynastes maya マヤシロカブト
Dynastes tityus ティティウスシロカブト

2023年12月17日

寒くなったので標本いじり

標本展足の季節になりました。展足自体は年中問題はないのですが、やはり冬場の方が空気が乾燥していて標本の乾燥が早く、やりやすいです。順次展足中ですが、アフリカのカナブンから写真撮影して並べてみました。
個別に写真撮影して画像を並べてみただけですが、単品より見栄えしますね。

bunbun.jpg


2023年12月12日

ウムハンギノコギリクワガタ Prosopocoilus umhangi

寒くなってきたので標本の整理や展足を始めました。
こちらは先日ヤフオクで購入したウムハンギノコの標本です。
アフリカのノコギリでは、ミラビリス、サバゲイなど、どれも個性的ですが、このウムハンギノコもなかなかの渋さがあります。

umuhangi1.jpg


学名:Prosopocoilus umhangi
和名:ウムハンギノコギリクワガタ
産地:Chakunda Mvomero Morogoro Tanzania

2023年12月02日

ウガンデンシスオオツノカナブン Mecynorhina torquata ugandensis

久しぶりに大きなウガンデンシスが羽化してきたので、わくわくしながら取り出したら79.3oでした。念願の80oにはほんの少し届かず、記録更新はおあずけとなりました。
このくらいのサイズになると角の先端形状が少し変わってきますね。
親は前胸、エリトラ共にパープル系の色合いでしたが、このオスは前胸がダークグリーン系のツートンとなりました。標本にするならツートンの方が見栄えしそうです。

ugan79.jpg
ugan79-2.jpg

こちらは兄弟のパープル系個体です。
ugan-04.jpg

学名:Mecynorhina torquata ugandensis
和名:ウガンデンシスオオツノカナブン
産地:Uganda

2023年11月29日

ヒペリオンssp

9月中旬にミカカブさんからワイルドのメス単で購入したヒペリオンsspですが、無事に20頭ほどの幼虫が得られました。同時期に入荷したオス65oを見ると内歯ぽっちが出ており、大あごが少し短めのずんぐりした体型をしています。
これまで入荷したアルナーチャル産で調べた限りでは、ロアースバンシリ、ロヒット、ウェストカメンが確認できていますが、この内ロヒット産のみ内歯ぽっちが無いそうです。
地図で確認してみるとウェストカメンは西の端でブータンの隣、ロアースバンシリは中央、ロヒットは東の端でミャンマーと隣接しており、こういった特徴が出るのもうなずけます。

hiperion30.jpg


学名:Dorcus hyperion ssp.
和名:ヒペリオンssp.
産地:West Kameng Arunachal Pradesh India