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2019年07月12日

外務省よ、何でも一律に考えてはいけない   〜日本で生まれた子供に非はない〜

これから、外国人を「労働力」として受け入れる方針の
政府が、この事をどう見ているのだろう?

この子供には、何の非もない。

Behind the News ニュースの深層
2019.07.09

日本で生まれ育っても退去命令 「故郷」に拒まれる外国人の叫び


子どもの時から自分は日本人だと思っていたローレンス。夜間中学で生徒会長を務め、引っ込み思案な性格も変わったという。東京都内で=2019年4月23日、鬼室黎撮影

人手不足を背景に外国人労働者の受け入れが進む日本。一方、この国で育ち、言葉も文化も身につけながら、「不法滞在」とされる人たちがいる。彼らは故郷に貢献することも許されないのか。(浅倉拓也)


これほど残酷な仕打ちがあるだろうか?
アプルエボ・ケネス・ローレンス(21)は日本で生まれ、自分は日本人だと思って育ってきた。しかし15歳の時、東京入国管理局から母親と一緒に日本を出るよう命じられた。

ガーナ人らしい父親は生まれた時にはいなかった。母親は1995年に来日したフィリピン人。超過滞在(オーバーステイ)だったが、日本人男性と再婚して在留資格を得た。だが、男性が病気で亡くなると、母子ともに在留資格は更新されず、「不法滞在」になった。

母は野菜の加工場などで働いて一人息子を育ててきた。ローレンスはいじめなどに遭って不登校になった時期もあったが、10代半ばで自分を変えようと決意。いまは夜間中学で学び、生徒会長も務める。母子は退去強制の取り消しを求めて東京地裁に訴えたが、昨年末に「処分は社会通念に照らして著しく妥当性を欠くとは言えない」と退けられ、今年4月、控訴も棄却された。

政府がいま進めている外国人材の受け入れ拡大について、ローレンスの思いは複雑だ。「すでに日本にいる外国人にも目を向けてほしい。僕たちのことが見えないのか、それとも見ないようにしているのか……

80〜90年代のバブル期、超過滞在で働く外国人たちは事実上、黙認されていた。しかし景気が後退し、一方で日系人や技能実習生らの合法的な受け入れが始まると、不法滞在者の取り締まりは厳しくなった。


一度は在留資格を与えたのに、日本人が死亡したら「不法滞在」だと言う。
ちょっと、受け入れられないやり方だ。
余りにも都合がよすぎないか?

ましてや、この子は、日本生まれの日本育ちだ。
本人も日本人だと思っている。

法的には、「外国人」になるのかもしれないが、
一度は「在留資格」を与えた以上、本人に意思があれば
日本国籍を与えてもいいのではないだろうか?

こういう場合、例外的な処置は出来ないのだろうか?

彼には、帰る場所がない。

一律に処置してはいけないケースに思える。

今後、外国人労働者が増える以上、個別に状況判断して
処置する必要性があるように思えるのだ。


彼に、住処を与えてほしい。

日本ならではの、やり方というものがあっていい。



           BY いいとこどり

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