2018年10月24日
安田純平氏(フリージャーナリスト)解放されたらしい。
「安田さん解放に身代金」=カタール支払いとシリア監視団
【カイロ時事】シリア入国後に行方不明になり、解放情報が伝えられたフリージャーナリストの安田純平さん(44)について、在英のシリア人権監視団は23日、解放に際し「多額の身代金が支払われた」と主張した。信ぴょう性は不明。
日本政府は、テロリストに身代金を払わないというのが公式の立場。人権監視団のアブドルラフマン代表は「身代金は日本ではなく、カタールが支払った。記者の生存や解放に尽力したという姿勢を国際的にアピールするためだ」との見方を示した。菅義偉官房長官は23日深夜(日本時間)の記者会見で、解放の情報はカタールから提供されたと述べていた。
人権監視団によれば、安田さんとみられる男性はシリア北西部イドリブ県の西部で拘束されていた。4日ほど前にシリア領内でトルコの仲介により、トルコと関係の深い非シリア人武装組織に引き渡されたという。(2018/10/24-06:49) 出典;JIJI.COM
三年もの間拘束されていた安田さんが、解放されたらしい。 というニュースが突然流れた。
彼については、賛否両論があるだろが、とにかく、生きていたことをまず喜びたい。
ジャーナリストである以上、危険は付いて回る。
自身はもちろん、ご家族や関係者の心労は察するに余りある。
日本政府の警告を無視してシリアに入ったこと。
関係者に多大な迷惑をかけたこと。
自己責任だと、批判にさらされたが、日本政府としては「邦人保護」は最優先事項である。
経緯がどうであれ、救出する義務がある。
私の立場は「擁護」だ。
何故なら、彼らのようなジャーナリストがいなければ、世界の真実はわからない。と思うからだ。
拘束された事ばかりを言う批判は、的外れであろう。
彼らの存在のおかげで、世界の動きがわかることをまず、認識するべきだと思う。
マスメディアに流れるニュースの多くは、彼らからもたらされる情報がメインだ。
正社員たちは、現地に行っても情報源は彼らに頼るしかないのだ。自分で、取材することは
会社が許さないからだ。 責任回避のためだ。
日本にいるだけだと、世界の激しい競争の裏側や、駆け引きなどは全く分からない。
平和な国だ。 それはそれで非常に価値はある。
がしかし、だからと言って「関係ない」とばかりに、日常の快楽に身を任せていたのでは
気が付いたら「植民地」なんてことになりかねない。
世界情勢は、それだけ厳しい。と、私は、これまで見てきた経験から、実感している。
今まで見聞きしてきた世界の現実を語りだせば、限がないくらいひどい情報にあふれている。
現代の「奴隷制度」「極貧生活の子供たち」「日本国内の子供たちの貧困」「武器商人の暗躍」
「他国の歴史の改竄」「プロパガンダ」「この世から消えていく国」「独裁政権に虐待される国民」
ざっと思いだすだけでもこれだけある。
それらの情報は、彼らジャーナリストが発信している。
これまでにも現地で倒れたジャーナリストは沢山いる。
真実を発信するために、彼らは、命を懸けている。
だからといって、彼らが命を粗末にしているわけではなく、彼らだって、安全を最優先に行動しているのだ。
それでも命を落とすことがある。
それが、世界の現実だ。
少しでもそれらの現実の改善に役立てれば、彼らは、本望であろう。
安田氏が帰国すれば、マスコミが取り上げるだろう。
世論が、どういう方向に動くのか? それは、マスコミの報道次第だ。
日本のマスコミは、冷静に対処してほしい。
その辺のアイドルみたいな、興味本位の報道だけは避けてほしいと、願うばかりだ。
安田純平、よくぞ生きて帰ってきた。 さすがです。
by いいとこどり
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