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2019年05月30日

白血病治療に「コロンブスの卵」発見か?   ~市販の液体のりで~

いやあ、笑っちゃうほど驚いた。

市販の液体のりの成分が、白血病の肝細胞培養液になる?!

今までの培養液は、効果も低いが、値段も高いという。
これが本当なら、タダ同然の値段で、効果抜群となる。

科学者たちの活躍には、本当に頭が下がる。

市販「液体のり」、白血病治療の救世主に? 専門家驚嘆
51
2967
2019年5月30日 9時0分 朝日新聞デジタル
細胞を培養できた液体のり
のり1.JPG
写真拡大

 白血病の治療で重要な細胞を大量に培養することに、東京大と米スタンフォード大などのチームがマウスで成功した。

 これまでは高価な培養液でもほとんど増やせなかったのが、市販の液体のりの成分で培養できたという。白血病などの画期的な治療法につながる可能性があり、専門家は「まさにコロンブスの卵だ」と驚いている。

 白血球や赤血球に変われる造血幹細胞は、0・5リットルで数万円するような培養液でも増やすことが難しい。このため、白血病の治療はドナーの骨髄や臍帯血(さいたいけつ)の移植に頼る場面が多かった。

 東京大の山崎聡特任准教授らは、培養液の成分などをしらみつぶしに検討。その一つであるポリビニルアルコール(PVA)で培養したところ、幹細胞を数百倍にできたという。マウスに移植し、白血球などが実際に作られることも確認した。

 PVAは洗濯のりや液体のりの主成分。山崎さんは実際、コンビニの液体のりでも培養できることを確認した。共著者で理化学研究所で細胞バンクを手がける中村幸夫室長は「結果を疑うほど驚いた。研究者はみんな目からウロコではないか」と話した。

 大量培養できれば、臍帯血移植に使う造血幹細胞の不足が解消できたり、骨髄移植のためのドナーの負担を軽くできたりする可能性がある。別の幹細胞も培養できそうだといい、山崎さんは「再生医療や基礎研究に大きく貢献できるかも知れない」と話す。

 論文は30日に英科学誌ネイチャー(https://www.nature.com/articles/s41586-019-1244-x)に掲載される。(合田禄)



実際に、市販の液体のりでも培養に成功したらしいし、白血球が増えることも
確認されたというから、間違いないでしょうね。

これは、本当に画期的な発見ですね。

肝細胞を大量に安価で供給できるようになれば、大金を掛けなくても
患者さんたちを救うことが出来る。
ドナー待ちで、命を落とすこともなくなるのでは?と
期待が膨らむばかりです。

池江さんや、そのほかの多くの患者さんたちが、待ち望んでいます。

一刻も早く、実用化をしてください。
期待しております。



      BY いいとこどり
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