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2019年04月16日

日本が何故 WTOで負けたのか?  〜 一つの理由 〜

どうもおかしいと思っていたら、やっぱりかと思える
WTOの実態が見えてきた。

7人中3人しか機能していなかったのだ。

だから、あいまいな結論を出すしかなかったのだろうが、
日本はいい迷惑である。

何でこんなことになっているのだろうか?


なぜ日本はWTO裁決で韓国に負けたのか
4/16(火) 15:15配信   プレジデントオンラインより
(前略)
■常任メンバー7人のうち4人が空席の異常事態

 今回、日本が逆転敗訴したWTO2審裁決は韓国の禁輸措置を「不当だ」と判断した1審裁決を取り消しながら、韓国のこの禁輸措置がWTOの規則に適合していることを認めていない。

 日本と韓国の双方にいい顔をする、曖昧さの残る裁決だった。

 その結果、韓国政府は「WTOの2審裁決を高く評価する」と韓国の勝訴と高く評価し、今後も日本の水産物の禁輸を続ける姿勢を示した。

 これに対し、日本政府は「1審の事実認定は変わらない」としているが、1審裁決が破棄された以上、日本の逆転敗訴ではことに変わりはない。

 WTOの第2審が第1審裁決を覆すのは異例である。なぜ、WTOの第2審裁決は、第1審裁決を取り消し、しかも曖昧な判断を下したのだろうか。

 第2審の上級委員会の常任メンバー7人のうち4人が空席という異常事態が続いているからだ。委員が裁決に最低限必要な3人しかいないのである。国際紛争を裁く唯一の国際機関であるWTOが、機能不全を起こしている


この状態を韓国は知っていたのだろう。
機能不全を利用して、WTOにロビーを仕掛けたのではないか?
韓国のやりそうなことだ。

トランプ大統領は貿易ルールを守らない、中国に対するWTOの対応を批判し、加盟国として上級委員会メンバーの任命に反対してきた。その結果が上級委員会メンバーの空席なのである。


もともとWTOの有効性に疑問を持っていたトランプ氏は
今回の決定をどう見ているだろうか?
「それみたことか」なのでしょうか?

「上級委員会が1審で問題視したのは手続きの誤りだった。韓国側は魚類が生息する水域の環境まで含めて考慮すべきだと主張したが、十分に議論されなかったという」
『日本の水産物は科学的に安全』という1審の事実認定は上級委員会も変えていない。日本の検査は国際基準より厳しく、基準値以上の放射性物質は検出されていない」
「日本政府は今後、輸入規制を巡り韓国などと個別に協議する方針だ。その際、必要なのは安全性をより丁寧に説明していくことである

 冷静で丁寧な説明こそが、韓国を説得させるための武器だと思う。2国間協議で韓国は手練手管を使って日本の主張を封じ込めようとしてくるはずだ。日本は丁寧に言うべきところを言って、あらがう韓国を説得していくべきである。その際、大切なのはすきを見せないことである。


日本が冷静に言っても、韓国は、聞く耳を持たないだろう。
それでも日本は、DATAをきちんと主張するしかない。
要は、日本の海産物を韓国に売りたいなら、韓国を説得するしかない。

それともほかの輸出国を探すかである。

今回の逆転敗訴は、韓国に日本の食文化の素晴らしさを示す絶好のチャンスと受け止めるべきだと思う。


報道では韓国人観光客へのインタビューで、「日本の海産物は食べない」という
答えだけを流していた。
マスごみの誘導を感じるが、実際の観光客たちの和食への答えを
聞いてみたいもんだ。



      BY いいとこどり


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