2019年03月28日
何故、豊かな日本で「子どもの貧困」問題が起こるのか?
古い本になりますが、現在の「子供の貧困問題」の核心を
ついた本ではないかと思います。
親世帯の所得が全く上がらない現在の状況は、とても景気がいいとは
言えません。
大企業では向上しているようですが、それにも陰りが出てきています。
地方の給与水準は依然として低いままですが、その為に
消費も一向に上がっていきません。
勤労統計の不正で、実態がますますわからなくなってしまい
アベノミクスの効果も、今一、説得力が得られていません。
こんな状況では「子供の貧困」の解決策も立てられません。
先進国の中で「子供の教育費」が日本では非常に低いと言われています。
親の所得が低ければ、子供にかける費用だって捻出できないのは
自明の理でしょう。
食費さえ削っているのですかあら・・・。
幼保無料化が実施されるようですが、本当にお金がかかってくるのは
学校に上がってからです。
国は、この部分にもっとお金をかけなければ、少子化による
人材の確保などできないでしょう。
個々で対応できるレベルではありません。
地域の協力はもちろんですが、国が、力を入れなければ解決しない
問題であることははっきりとしています。
今年は各種の選挙が実施されますが、国民がしっかりと
意思表明することが必要と思われます。
もっと教育に熱心な議員さんを送り込むように、選択をしましょう。
若い人たちも、これから家庭を築くでしょう。
その時になって後悔しないように、選挙に行きましょう。
BY いいとこどり
ついた本ではないかと思います。
なぜ豊かな日本で「子どもの貧困」問題が起こるのか?
2015.1.14 07:30BOOKSTAND
子どもに貧困を押しつける国・日本
山野良一著
世帯所得が低いあまり、子どもを塾や習い事に通わせられなかったり、高校に進学させられない、いわゆる「子どもの貧困」問題。日本は世界の中でもトップクラスの裕福な国ですが、実際には、貧困状況にある子どもの数は年々増えているといいます。
厚生労働省の発表によれば、日本の貧困状況にある子供の割合は、2009年の調査では15.7%、12年の調査では16.3%となっており、増加傾向にあります。また、12年の16.3%という数字は過去ワーストで、人数にすると325万人もいることに。
とはいえ、その数字に実感を持てない人も少なくないでしょう。事実、この日本で普通に生活を送っていても、「子供の貧困」は見えにくいもの。本書『子どもに貧困を押しつける国・日本』では、そういった目に見えにくい「子供の貧困」について取り上げます。
著者は、ボランティア団体「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク"世話人"の山野良一さん。これまで、子どもの貧困に関する問題について、改善しようと活動されてきた人物です。しかし、山野さんらの努力も虚しく、この問題は改善するどころか悪化しているのが実態。
もちろん国がなにもしていないわけではありません。厚生労働省は「子どもの貧困」が増加する理由について、「非正規雇用の増加による所得の減少などが影響したとみている」と発表しており、政府もそれに対してさまざまな政策を講じているのです。
例えば平成25年度税制改正により、孫の教育資金を1500万円まで非課税で贈与できる新制度を開始。この制度を利用した信託商品「教育資金贈与信託」により、シニア世代から孫への教育資金贈与がスムーズに進み、親世代の子供の教育費負担を軽減できるようになっています。
こうした制度がもたらしたメリットは多々ありますが、本書ではこの制度についても「子どもたちの格差拡大につながる可能性がある」「政府のおかげで貧困が増えている」と批判します。
(記事提供:BOOK STAND)
親世帯の所得が全く上がらない現在の状況は、とても景気がいいとは
言えません。
大企業では向上しているようですが、それにも陰りが出てきています。
地方の給与水準は依然として低いままですが、その為に
消費も一向に上がっていきません。
勤労統計の不正で、実態がますますわからなくなってしまい
アベノミクスの効果も、今一、説得力が得られていません。
こんな状況では「子供の貧困」の解決策も立てられません。
先進国の中で「子供の教育費」が日本では非常に低いと言われています。
親の所得が低ければ、子供にかける費用だって捻出できないのは
自明の理でしょう。
食費さえ削っているのですかあら・・・。
幼保無料化が実施されるようですが、本当にお金がかかってくるのは
学校に上がってからです。
国は、この部分にもっとお金をかけなければ、少子化による
人材の確保などできないでしょう。
個々で対応できるレベルではありません。
地域の協力はもちろんですが、国が、力を入れなければ解決しない
問題であることははっきりとしています。
今年は各種の選挙が実施されますが、国民がしっかりと
意思表明することが必要と思われます。
もっと教育に熱心な議員さんを送り込むように、選択をしましょう。
若い人たちも、これから家庭を築くでしょう。
その時になって後悔しないように、選挙に行きましょう。
BY いいとこどり
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