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2019年03月22日

学級担任制の問題が表面化した   〜学年担任制への移行を〜

昨日の記事に書いた学年担任制への移行が必要だと思う記事がある。

中3自殺「いじめと因果関係」 担任の指導が引き金と指摘
3/21(木) 13:23配信 ホウドウキョク

茨城・取手市で女子中学生がいじめを訴えて自殺した問題で、「いじめと自殺は因果関係があった」とする調査結果がまとまった。

中島菜保子さんの父親は、「真摯(しんし)に向き合っていただいた証しが、この調査書に現れていると認識している。娘の訴えが受け入れられたことは、何と表現したらいいかわからないが、やっとたどり着いたという感じ」と話した。

取手市の中学3年生、中島菜保子さん(当時15)は、いじめを訴える日記を残し、2015年11月に自殺したが、取手市側は、いじめと自殺との因果関係を認めず、茨城県の調査委員会が再調査に乗り出していた。

20日にまとまった調査結果では、中島さんがアルバムに誹謗中傷される文言を書き込まれたり、体育の授業で仲間外れにされるなどのいじめを受けていたことを明らかにし、「いじめと自殺は因果関係があった」と結論付けた。

また、担任が行った指導が自殺の引き金になったと指摘し、取手市教育委員会の対応は「違法」と厳しく批判した。


学級を担任する先生が間抜けだと、こういう事件が起こる。
下記の記事を参照されたい。

固定担任制から学年担任制へ

結局、子供たちの教育環境が担任の当たりハズレで大きく左右される
今の制度に問題があると思われるのです。

よく先生の事件が報道されてますが、資質が無い先生に当たると
子供たちが不幸になります。

苛めでも、虐待でも「見て見ぬふり」とか「逆上する」とか
「勘違いして対応を間違える」とか、一人では困るのです。

学年単位で複数の先生が生徒を見れば、こういう問題は
未然に防げる可能性が高くなります。

先生たちにも「得意・不得意」は当然ありますから、
全部を一人の先生が面倒を見る「固定担任制」「学級担任制」は
弊害が大きいのです。

チームとして、学年の複数の先生が生徒を見るようにすると
それぞれが得意な分野を担当して、生徒指導を適切に行える体制が
整備されます。

実際に実践している学校がありますから、結果は明白です。

その上に、下記で紹介している「カタリバ」を利用すれば
子供たちをやる気のある子供にすることが出来ると信じてます。

|高校生の心に、火を灯す授業|キャリア学習プログラム「カタリ場」

「カタリ場」とは、主に高校生の将来への可能性を引き出し、将来への行動へと動機付けることを目的とした、キャリア学習プログラムです。
授業を行うのは、大学生を中心としたボランティア・スタッフです。

利害関係のある“親”でも“先生”でもない、毎日付き合う“友達”でもない、少し年上の「先輩」だから、高校生たちも本音を話しやすいのです。

このような「ナナメの関係」によって生まれる“憧れ”や“刺激”、
そして対話のなかで引き出される“自己理解”や“意欲”を最大限活用するため、
カタリ場の授業は、「座談会」「先輩の話」「約束」の主に3つのパートで構成されています。

「座談会」では、生徒にスタッフが質問していくことで、生徒が好きなこと、嫌いなことを言語化するとともに、未来の夢や漠然とした不安などを引き出していきます。生徒の自己理解を促します

「先輩の話」では、スタッフ数名が、「部活」「進路」「友人関係」などのテーマで、紙芝居形式のプレゼンテーションを行うので、高校生は興味のある話を聞きにいきます。内容は、今打ち込んでいることや夢、進路選びの失敗談や、高校生のときの失敗談や自分への後悔などさまざま。

「約束」では、これまで見つけた憧れや、見えてきた自分の興味関心などを行動につなげるために、今日からできる小さな行動をカードに書き込みます
スタッフと「約束」をすることで、授業の興奮を日常生活につなげます。



子供たちにとって、非常に有意義な機会を与えているのです。

皆さんの地域にこの制度を広げてみませんか?

各学校に働きかけてくれると、助かります。

是非ご検討ください。



    BY いいとこどり

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