2019年02月27日
両親の離婚で消えた天才投手 〜貧しさで夢をあきらめる〜
ここにも一人、両親の離婚による貧しさから夢をあきらめた若者がいた。
こういうことを耳にすると、切ない気持ちが溢れてくる。
「野球より母親を優先させたい。」子供なら、そう思うのは不思議ではない。
こういう人生を歩む子供を無くしたい。
スポーツ界だけではなく、日本の大きな損失であろう。
離婚が無ければ、彼は、松坂同様の大投手になっていたのだろう。
そう思うと、一時の親の都合で、子供の人生を変えてしまうことは
非常につらい。
自然と涙があふれてくる。
この時代に、近くにこれがあれば、彼は、人生を変えなくても
済んだかもしれないと思うと、これを普及させなければならないという
使命感が湧いてくるのだ。
東日本大震災後、一人ひとりの寄付/募金でできた放課後学校 / コラボ・スクール
高校進学まであきらめなければいけない子供の心情は、
辛く、悲しいことだったろうと思う。
ましてや、大好きな野球まで出来なくなったのだ。
察して余りある。
こういう子供たちに、そっと寄り添い、支えている「ナナメの関係」を
手法とする「カタリバ」に、ご協力をお願いします。
|高校生の心に、火を灯す授業|キャリア学習プログラム「カタリ場」
BY いいとこどり
こういうことを耳にすると、切ない気持ちが溢れてくる。
2019.01.13. デイリーニュースより
中日・松坂が「次元が違った」と認めた天才投手 突然野球を辞めた理由を告白
中日・松坂大輔投手が、13日放送のTBS系「消えた天才」に出演。幼少時代に唯一「自分よりうまい」と、衝撃を受けた投手の存在を明かした。
その人物は松坂が小学校6年時に在籍していた江戸川南リトルで、エースとして活躍していた江刺徳男さん。長身を生かした角度ある直球は松坂より速く、チームを全国制覇へ導いた。
松坂は全国大会に5番・右翼で出場。当時の江刺さんの実力について「彼は世界で5本の指に入る投手だった。同い年でこんな奴がいたんだと衝撃を受けました。次元が違いました」と振り返った。
日本代表でもエースに選出され、将来有望な選手としてテレビにも出演。大きな注目を浴びていた。だが、突然、中学2年で野球を辞めてしまったという。松坂は「何も伝えられず、急にいなくなったことがショックだった」と話し、番組ではその理由とその後の人生について明かされた。
番組に出演した江刺さんによると、幼少期に両親が離婚。女手ひとつで育てられていたが、生活は貧しかったという。働きづめの母親の姿に、江刺さんは中学2年で「親を楽にさせたい。野球より母を優先させたい」と決断。松坂ら仲間には理由を伝えることなく、姿を消したという。
「メンバーには言わなかった。言えなかった。みんな頑張っているのに、自分が抜けるのが申し訳なかった」と江刺さん。高校には進学せず、天才投手の野球人生は終わった。
18歳で結婚し、一児の父親に。離婚も経験してどん底の人生を歩んだというが、今は野球をしているひとり息子の存在を励みに生きているという。建築金物工の会社に勤務している江刺さんは、「これからもかっこいいパパでいたい」と話していた。
「野球より母親を優先させたい。」子供なら、そう思うのは不思議ではない。
こういう人生を歩む子供を無くしたい。
スポーツ界だけではなく、日本の大きな損失であろう。
離婚が無ければ、彼は、松坂同様の大投手になっていたのだろう。
そう思うと、一時の親の都合で、子供の人生を変えてしまうことは
非常につらい。
自然と涙があふれてくる。
この時代に、近くにこれがあれば、彼は、人生を変えなくても
済んだかもしれないと思うと、これを普及させなければならないという
使命感が湧いてくるのだ。
東日本大震災後、一人ひとりの寄付/募金でできた放課後学校 / コラボ・スクール
コラボ・スクールとは, 被災地の子どもたちに学習指導や心のケアを行う放課後の学校です。東日本大震災の被害が特に激しかった地域では、津波で家を流されて仮設住宅で暮らしながら、安心して学ぶ環境を奪われた子どもたちが、今も残されています。「震災があったから、将来の夢をあきらめた・・・」こうした悔しさは抱いてほしくない、と、2011年7月に宮城県女川町で「女川向学館」を開校。同年12月から岩手県大槌町で「大槌臨学舎」を運営しています。「震災という苦しく辛い試練を乗り越えた子は, 誰よりも強く優しくなれるはず」という想いに共感した全国の方々から、 寄付やボランティアで支援をいただくとともに、行政や学校などと協働しながら、被災した地域全体で子どもたちを支えています。復興を支える未来のリーダーを、東北の地から輩出することを目指して、子どもたちの無限の可能性を引き出していきます。
高校進学まであきらめなければいけない子供の心情は、
辛く、悲しいことだったろうと思う。
ましてや、大好きな野球まで出来なくなったのだ。
察して余りある。
こういう子供たちに、そっと寄り添い、支えている「ナナメの関係」を
手法とする「カタリバ」に、ご協力をお願いします。
「カタリ場」とは、主に高校生の将来への可能性を引き出し、将来への行動へと動機付けることを目的とした、キャリア学習プログラムです。
授業を行うのは、大学生を中心としたボランティア・スタッフです。
利害関係のある“親”でも“先生”でもない、毎日付き合う“友達”でもない、少し年上の「先輩」だから、高校生たちも本音を話しやすいのです。
このような「ナナメの関係」によって生まれる“憧れ”や“刺激”、
そして対話のなかで引き出される“自己理解”や“意欲”を最大限活用するため、
カタリ場の授業は、「座談会」「先輩の話」「約束」の主に3つのパートで構成されています。
「座談会」では、生徒にスタッフが質問していくことで、生徒が好きなこと、嫌いなことを言語化するとともに、未来の夢や漠然とした不安などを引き出していきます。生徒の自己理解を促します。
「先輩の話」では、スタッフ数名が、「部活」「進路」「友人関係」などのテーマで、紙芝居形式のプレゼンテーションを行うので、高校生は興味のある話を聞きにいきます。内容は、今打ち込んでいることや夢、進路選びの失敗談や、高校生のときの失敗談や自分への後悔などさまざま。
「約束」では、これまで見つけた憧れや、見えてきた自分の興味関心などを行動につなげるために、今日からできる小さな行動をカードに書き込みます。
スタッフと「約束」をすることで、授業の興奮を日常生活につなげます。
|高校生の心に、火を灯す授業|キャリア学習プログラム「カタリ場」
BY いいとこどり
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8590184
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック