投資家のルールだけでは、損失を抑えることが
できませんので、FX会社は、マージンコールや



ロスカットという仕組みを用意して、投資家の
損失が拡大しすぎないようにしています。



投資家もマージンコールやロスカットを
受けないような、安全圏での取引をすることを、
常に心がけている必要があります。


マージンコールとは、追加保証金のことです。
FXの口座に預けている証拠金から、含み損を引いた金額が、
一定の割合以下となった場合…



FX会社から「もう少し証拠金を追加したり、
ポジションの一部を決済することで、
損失に耐えられるようにしてください」
との注意喚起の連絡があります。



「一定の割合について」は、FX 業者によって異なりますが、
証拠金の50％というところが多いようです。



FX会社によるロスカットとは、利用者の証拠金維持率が
ある数値より下回った場合に、FX会社によって強制的に
保有ポジションの決済が行われるという措置のことです。
※これだけは避けたいですよね。



ロスカットを受けた経歴があると、そのFX会社を続けて
利用することが難しくなったり、他のFX会社にも警戒される
という話もあります。



投資家にとっては、非常に受けたくないペナルティーですよね。
そうならないように、常にご自身の取引状況を見ている必要が
あります。



ロスカットされてしまう人の多くは、高いレバレッジを
掛け過ぎている傾向があります。



およそ5倍くらいまでのレバレッジならば、
ロスカットに遭う確率も低いといわれていますので、
レバレッジの設定には注意をしましょう。



といっても、今は高すぎるレバレッジをかけられないように
なっていますので、昔ほどロスカットされる方も多くないですね。