【更新終了】凡庸な人の普通な暮らしの徒然

朝からラジオを聞く

新日曜名作座「あん　第４回」聞き逃しから

この作品、ドリアン助川さん原作でしがないどら焼き屋の店主とハンセン病のため

収容施設から出たこともなく一度も働いたことがなかった女性のどら焼きの「あん」を通しての交流を描く

永瀬正敏さん、樹木希林さん主演で映画化もされ、そちらのほうはすでに見ていた

涙腺崩壊したのを覚えている

今回は店主役に西田敏行さん、ハンセン病の女性役を竹下景子さん

情景がうかぶぐらい語りがうまい

３０分があっという間だった

本日は 死線はまだか

朝、こちらの本を読んでいる

・『死線を超えて』（賀川豊彦さん）

すでに半分ほど読み終わっているのだがいっこうに「死線」が出てこない

いつでてくるのか待ち構えて

ページをめくるのだけれどまだ出てこない

主人公の栄一のだめさ加減がここまで語られているのだが

恋、父親のとの確執、そんなやりとりが続いているだけなのだ

正直これが１９２０年のベストセラーかと思うのである

死線についてやっと本文に出てきたのがこれだ

『死』の線を飛び越えて

因習と姑息と伝統と迷忘と

戦わなければならぬ

そう書かれているがまだ死線は出てこない

後半から怒涛のごとくこれでもかと死線は出てくるのだろうか

まとめ
・死線が出るまで我慢比べ