アフィリエイト広告を利用しています
プロフィール
ましゅさんの画像
ましゅ
プロフィール
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ

広告

posted by fanblog

2020年04月27日

阿礼はまあ、あれでよかったのかもしれぬ

昨日も朝だけ外に散歩に

ゲーム感覚のように2m以内に人がこないようにしている

昨日は大丈夫だった

朝の人がいないところで新鮮な空気と太陽を浴びると

抵抗力が増すことと信じたい

しかし土、日はいい天気だったな

本日は 阿礼はまあ、あれでよかったのかもしれぬ

うちのマンションの通りは結構、往来が多いのだが

それでもほとんど車も人も通らなかった

昼でもまったく音がせず、風の音だけ聞こえる

こんな聞こえ方もあったのだと再認識する

さて、朝は高橋和己さんの『邪宗門(下)』を読んでいる

再読である

4年前に読んでいる

ここからネタバレになるのでこれから読む人は注意を

日本が戦争に敗れて1月経っても、

ひのもと救霊会の教主 行徳仁二郎は刑務所から解放されなかった

すでに行徳仁二郎は病になり、余命いくばくもなく

ただ一緒に捕らえられた教団の幹部の二人と教団の行く末について

話している場面がある

もうすでに教主 行徳仁二郎は転んでいた

転んでいたとは転向を表明していた

それなのに刑務所から解放されなかった

この『邪宗門』は

最初からずっと沈鬱な状態が続く

これでもかこれでもかと『苦悩』が弱き教団のものたちに襲いかかる

まさに苦悩教

その中で唯一、クスとほほ笑む箇所がある

それは教主が幹部に向かって長女の阿礼について話すところ

阿礼はまあ、あれでよかったのかもしれぬ


教主は人を笑わせるのが大好きな人間であった

死が訪れるまぎわにいたってもそうあり続けたかったのだろう

これから第3代 教主 千葉潔が教団に戻り破滅への道に突き進む

話がわかっているとはいえ

なんとも言えない気持ちになる

まとめ
・最後の石弾戦
posted by ましゅ at 04:27| Comment(0) | TrackBack(0) |
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前: 必須項目

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント: 必須項目

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9805582
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。