【更新終了】凡庸な人の普通な暮らしの徒然

今週ずっと頭を悩ましていたが昨日の１９時に今日、明日の予定が決まった

ああでもないこうでもないと考えている時間が一番楽しかったりする

時間に追われる旅ではないのでゆっくり過ごしたい

もしかして時間を見ない旅ここでできるかも

といっても電車に乗るときには時刻表みることにはなるが

本日は 『汚部屋そだちの東大生』（ハミ山クリニカさん）

昨日もＮＤＬ（国立国会図書館）へ

抽選にまったくはずれないいいことだ

ここ最近は漫画を借りている

昨日はこんな本を借りた

・チェンソーマン１０（藤本タツキさん）

・ペリリュー 楽園のゲルニカ ２（武田一義さん）

・汚部屋そだちの東大生（ハミ山クリニカさん）

今回はこの中でも『汚部屋そだちの東大生』を取り上げたい

都内の一等地のマンションの汚部屋に母親に束縛されて育った女性が母親を捨て自立する話

著者のハミ山クリニカさんの実体験が元になっている

母親はまったく部屋を掃除しないなのでこの主人公の女性もそれが当たり前に生きてきたため

最初『掃除する』ことが分からいほどであった

トイレを流すタンクの水も壊れて使えなくなりバケツに水を汲んでは流したり、母親が大をしても

そのままにすることも平気でする

とても信じられない光景であるがその環境で生きてきた彼女はごく『普通』の出来事なのだ

小さい頃からすべて母親の指示通り生きていたが大学生になり風向きがかわる

それにしてもよくあの汚い部屋で勉強して東大に受かったなと思う

親友と呼べる女性が現れいまのこの生活つまり母親の思い通りに生きる彼女が変であることを指摘する

やっと彼女は自分が『変』であることに気がつくのである

ただなかなかその環境を抜け出すことができない

彼女もついに就職の時期となりこれはチャンスとばかりに一人で家を借り、戸籍などの変更などコツコツ

とその時期がくるまで準備をする

そしてついに置手紙１つ残して母親をついに捨てて新たな生活に飛び出すことができたのである

その後、母親からの連絡はない

母親の子供に対する自己の思いの執着がどれほどその子に影響を及ぼすのか

ひとつ言えるのは母親を捨てたけれど母親が嫌いではないことだ

そこが救いになるだろうか

本書は著者のハミ山クリニカさんの自叙伝に近いものであるが

彼女はなんと最初芸大に受かりその後東大に入学した稀有な人物である

こういう人もいるのだなあ

まとめ
・間違った方向にいった母親の愛