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2016年04月23日

読書感想文『死物学』  おすすめの文章と自分なりの感情

DSC_0066.JPGこんにちわ小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、川口敏様の「死物学の観察ノート」です

川口敏様 1968年香川県産 香川大学教育学研究科修士課程修了 教育学修士 住所不定 時々仕事

気になる文章
●角を持っている動物を思い浮かべると、鹿、牛、ヤギ、ヒツジ、スイギュウ、カモシカ、サイなどがある。ここまで列挙すると、ある共通点が見つかる。鹿も含めてどれも大型草食獣なのだ。哺乳類に限らず、恐竜類のトリケラトプスにも、昆虫のカブトムシにも立派な角があるが、彼らも植物食である。決して肉食獣が角をもったことはないのだ
こういう知識を持っていると、架空の動物の嘘を指摘することができる
角と牙を両方持っている動物は極めて珍しい。実在する獣ではキョンぐらいである。そして、キョンも鹿の仲間である。やっぱり草食獣である

○小谷中広之の感情・・・昔話で登場してくる「鬼」
「鬼」とは、人を喰うと言われている。つまりは肉食ということになる
しかし、鬼には角がある。ということは、実社会では草食なのである
このように考えると鬼に対する感じ方がまったく違ってくる
子供たちにも「鬼」に対する恐怖心の植え付け方が変わる
「言うことを聞かないと鬼に連れてかれて食べられちゃうよ」変更。右矢印1親「言うことを聞かないと鬼に連れてかれて一緒にいられなくなっちゃうよ」子供「鬼につれていかれたらどうなるの?」親「食べられることはないが一生鬼に奉仕しなければならなくなって帰ってこれなくなってしまうよ」

●事故死した動物の成否を見ると、タヌキはほぼ半分ずつ
ハクビシンはややオスが多い。最もオスの死亡率が高いのはイタチ。オスはメスの9倍以上死にやすいイタチの雄の体重はメスの二倍もある。オスは大きな体サイズを支えるために、たくさん食べなければならない。獲物をたくさん撮るために行動圏も必然的に広くなる。体サイズから推定すると、オスの行動圏は通常のメスの二倍以上もあるはずだ

○小谷中広之の感情・・・普段の生活の中で哺乳類の死骸を見たときに性別の判断をしようなどと考えたことがなかった
生活の中での様々な事象に対しての判断の仕方や捉え方は本当に人それぞれなのだ



ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。






タグ:川口敏 様
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