2016年01月11日
読書感想文『しきたり』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、飯倉晴武様の「日本人のしきたり」です
飯倉晴武様。1933年東京生まれ。東北大学大学院博士課程修了。宮内庁書陵部首席研究官を経て、現在、奥羽大学文学部教授、日本大学文理学部講師
気になる文章
●もともと神道は、太古から日本固有の神への信仰に由来するのに対して、仏教は大陸から伝来した宗教です、また、神道は神話に登場してくる神々のように、地縁、血縁などで結ばれた共同体を守ることを目的としているのに対して、仏教は主に個人の安心立命や魂の救済、国家鎮護を求める点で根本的に間違っています
○小谷中広之の感情・・・八百万の神、つまりは神社。もともとの日本は神道で間違いなさそうだ。その後に仏教が入ってきて、お寺ができたのだろう
●初日の出を拝む習慣は昔からあったわけではなく、明治以降盛んになったと言われています。それ以前の元旦には、年神様を迎えるために家族で過ごし、「四方拝(シホウハイ)」といって東西南北を拝んでいました
それが明治時代になると、立て続けに日清、日露戦争が起こり、それらに勝利を収めてからは、国家としての神道体制が強化されて、戦意高揚と太陽の昇ってくるさまを重ね合わせて、急速に初日の出を拝む習慣が高まってきました
○小谷中広之の感情・・・ちなみに私は、毎年大みそかの夕日にも拝んでいます、拝んでいるというと何か求めるような感じですがそうではなく、「今年一年ありがとうございました」と感謝を伝えるようにしています
日の出や、夕日が沈むのは毎日行われていますので、毎日朝日に拝むことは可能ですし、夕日に感謝を伝えることも可能なので、思い出したらやってみてください
それと、これは考え方でしょうが、初日の出とは「年間(1月から12月)」の元旦を基本としますが、個人の初日の出とは「誕生日」を基本に考えてみてはいかがでしょうか。そんな自分だけの初日の出に拝んでみても良いことが起こるかもしれませんね
他には、「会社創立記念日」「結婚記念日」なんかも良いかもしれません。社員一同で拝んだり、夫婦で拝んだりしても距離が縮まる良いきっかけになってくれるのではないでしょうあk
●一般的に、正月の二日の夜に見る夢を「初夢」という
昔は書初め、稽古始め、仕事始めなど、年初めの行事が二日であったため、一年のスタートとして、二日に見る夢を重視したようです
江戸時代になると、めでたい初夢というのは「1富士、2鷹、3茄子」、さらには「4綿、5煙草」の順と言われるようになりました。これらの初夢はいずれも駿河の名物です。これは当時、天下をとった駿河出身の徳川家康にあやかりたいという庶民の願望もあって、こうした夢を見ようとしたのです
○小谷中広之の感情・・・初夢の考え方は、初日の出のような考え方を当てはめても面白そうだ。誕生日や仕事始め(個々によって仕事始めは違う)などで捉えると初夢の期待幅がグンと広がる
●桃の木は、中国で悪魔を打ち払う神聖な木と考えられていたため、ひな祭りに飾られるようになったと言います
○小谷中広之の感情・・・ひな祭り自体も中国から来たものなのだろうか
●大みそかの年越しの夜に、年越しそばを食べるのが一般的です。この風習は江戸時代の町人の間で始まったと言われ、そばのように細く長く長寿であるようにという願い込めていると言います
また、金細工職人が仕事場に飛び散った金粉を、そばを練って作った団子で集め、その団子を焼いて金粉を取り出したことから、「そばは金を集める」という縁起の意味もあったといいます
年越しそばの薬味に刻みネギが添えられるのは、ネギの語源が「ねぐ」からきていて「祈る」という意味があることから、ねぎを添えることで、さらに長寿や金運を祈願するともいわれます
○小谷中広之の感情・・・そばプラスねぎを食べることは、ゲン担ぎにも利用できそうだ
●へその緒は、子供が大病をしたときに煎じて飲ませると、一命をとりとめるとも考えられていました
○小谷中広之の感情・・・病は気から、気で病気は治ってしまうのなら、このへその緒効果は今でもありそうだが、衛生面で心配がありそうだ
「拝啓」で初めて、「敬具」で締めるのが頭語と結語の組み合わせです
「拝啓」は、「拝=つつしんで」「啓=申し上げる」という意味で、「敬具」は、「敬=つつしんで」「具=申し上げました」という結びになります
手紙を出す相手が媒酌人や恩師などの場合には、より丁寧な頭語と結語を使います。例えば「謹啓(キンケイ)」→「敬白」などで、「拝啓」→「敬具」と意味的には同じですが、より一層、丁寧な表現になります
休養の手紙の場合には「急啓」→「草々」などと書き、時候の挨拶を省略する場合には、頭語を「前略」「冠省」などと書き、結語は「草々」などで結びます
死亡通知やお悔やみなど弔事を省くのが習わしです。「敬具」などの結語は、使ってもかまいません
○小谷中広之の感情・・・なかなか、このような手紙を書くことは少ないと思うが、覚えていて損はないと思う
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、飯倉晴武様の「日本人のしきたり」です
飯倉晴武様。1933年東京生まれ。東北大学大学院博士課程修了。宮内庁書陵部首席研究官を経て、現在、奥羽大学文学部教授、日本大学文理学部講師
気になる文章
●もともと神道は、太古から日本固有の神への信仰に由来するのに対して、仏教は大陸から伝来した宗教です、また、神道は神話に登場してくる神々のように、地縁、血縁などで結ばれた共同体を守ることを目的としているのに対して、仏教は主に個人の安心立命や魂の救済、国家鎮護を求める点で根本的に間違っています
○小谷中広之の感情・・・八百万の神、つまりは神社。もともとの日本は神道で間違いなさそうだ。その後に仏教が入ってきて、お寺ができたのだろう
●初日の出を拝む習慣は昔からあったわけではなく、明治以降盛んになったと言われています。それ以前の元旦には、年神様を迎えるために家族で過ごし、「四方拝(シホウハイ)」といって東西南北を拝んでいました
それが明治時代になると、立て続けに日清、日露戦争が起こり、それらに勝利を収めてからは、国家としての神道体制が強化されて、戦意高揚と太陽の昇ってくるさまを重ね合わせて、急速に初日の出を拝む習慣が高まってきました
○小谷中広之の感情・・・ちなみに私は、毎年大みそかの夕日にも拝んでいます、拝んでいるというと何か求めるような感じですがそうではなく、「今年一年ありがとうございました」と感謝を伝えるようにしています
日の出や、夕日が沈むのは毎日行われていますので、毎日朝日に拝むことは可能ですし、夕日に感謝を伝えることも可能なので、思い出したらやってみてください
それと、これは考え方でしょうが、初日の出とは「年間(1月から12月)」の元旦を基本としますが、個人の初日の出とは「誕生日」を基本に考えてみてはいかがでしょうか。そんな自分だけの初日の出に拝んでみても良いことが起こるかもしれませんね
他には、「会社創立記念日」「結婚記念日」なんかも良いかもしれません。社員一同で拝んだり、夫婦で拝んだりしても距離が縮まる良いきっかけになってくれるのではないでしょうあk
●一般的に、正月の二日の夜に見る夢を「初夢」という
昔は書初め、稽古始め、仕事始めなど、年初めの行事が二日であったため、一年のスタートとして、二日に見る夢を重視したようです
江戸時代になると、めでたい初夢というのは「1富士、2鷹、3茄子」、さらには「4綿、5煙草」の順と言われるようになりました。これらの初夢はいずれも駿河の名物です。これは当時、天下をとった駿河出身の徳川家康にあやかりたいという庶民の願望もあって、こうした夢を見ようとしたのです
○小谷中広之の感情・・・初夢の考え方は、初日の出のような考え方を当てはめても面白そうだ。誕生日や仕事始め(個々によって仕事始めは違う)などで捉えると初夢の期待幅がグンと広がる
●桃の木は、中国で悪魔を打ち払う神聖な木と考えられていたため、ひな祭りに飾られるようになったと言います
○小谷中広之の感情・・・ひな祭り自体も中国から来たものなのだろうか
●大みそかの年越しの夜に、年越しそばを食べるのが一般的です。この風習は江戸時代の町人の間で始まったと言われ、そばのように細く長く長寿であるようにという願い込めていると言います
また、金細工職人が仕事場に飛び散った金粉を、そばを練って作った団子で集め、その団子を焼いて金粉を取り出したことから、「そばは金を集める」という縁起の意味もあったといいます
年越しそばの薬味に刻みネギが添えられるのは、ネギの語源が「ねぐ」からきていて「祈る」という意味があることから、ねぎを添えることで、さらに長寿や金運を祈願するともいわれます
○小谷中広之の感情・・・そばプラスねぎを食べることは、ゲン担ぎにも利用できそうだ
●へその緒は、子供が大病をしたときに煎じて飲ませると、一命をとりとめるとも考えられていました
○小谷中広之の感情・・・病は気から、気で病気は治ってしまうのなら、このへその緒効果は今でもありそうだが、衛生面で心配がありそうだ
「拝啓」で初めて、「敬具」で締めるのが頭語と結語の組み合わせです
「拝啓」は、「拝=つつしんで」「啓=申し上げる」という意味で、「敬具」は、「敬=つつしんで」「具=申し上げました」という結びになります
手紙を出す相手が媒酌人や恩師などの場合には、より丁寧な頭語と結語を使います。例えば「謹啓(キンケイ)」→「敬白」などで、「拝啓」→「敬具」と意味的には同じですが、より一層、丁寧な表現になります
休養の手紙の場合には「急啓」→「草々」などと書き、時候の挨拶を省略する場合には、頭語を「前略」「冠省」などと書き、結語は「草々」などで結びます
死亡通知やお悔やみなど弔事を省くのが習わしです。「敬具」などの結語は、使ってもかまいません
○小谷中広之の感情・・・なかなか、このような手紙を書くことは少ないと思うが、覚えていて損はないと思う
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
日本人のしきたり [ 飯倉晴武 ] |
タグ:飯倉晴武 様
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