2015年11月02日
読書感想文『王さま』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、寺村輝夫様の「王さまパトロール」です
寺村輝夫様。1928年生まれ。早稲田大学政経科卒業。文京女子短期大学教授
気になる文章
●夢を見たのです
王さまは、ボートに乗っていました
ボートの先にはロープがついていて、その先に、なんとカバが泳いでいました。つまり、カバに引っ張られていたのです
川岸のジャングルの中から、ワニが飛び出しました
王さまのボートめがけて、泳いできました
カバはスピードをあげました。すぐに追いつきました
「た、たすけてくれえ」
叫んだ時、前に回ったワニが、大口あけて、ロープをかみちぎりました
たまりません。王さまは、ひっくり返って、川の中に落ちてしまいました。落ちた途端に水を飲み、もがいているうちに、やっと顔が水の上に
と、そこに待っていたのは、ワニでした。口を開けて、王さまに襲い掛かろうとしていました。口の中が、真っ赤に燃えていました
王さまは、声も出ませんでした。燃えている口が近づいてきて「ギャッ!」王さまは夢から覚めました
夢から覚めたはずの王さまは、目を開けてみて、びっくりしました
「うわっ、真っ暗だ」
当り前です。夜ですから。ところが
「大変だ。わしはワニに喰われてしまったんだ。もしかすると、ここは、ワニのお腹の中だ。いや、確かに、お腹の中だ、何も見えない」
フラフラと、ベッドの上に立ちあがりました。そのまま足踏みをして、「ほうら、こんなに柔らかい。このままいたら、今に、身体が解けてしまう」
王さまは、思い切ってジャンプをしました。2度、3度
「やい、ワニ。痛いだろう。早くわしを、吐き出せ!」
○小谷中広之の感情・・・王さまは夢が覚めたことを気づかずに、ワニのお腹の中にいるものだと勘違いしてしまっています。こんな勘違い人生でも大いにあると思います。とくにこの王さまのように危険にさらされているときや、不安な時なんかにこんな勘違いを起こしてしまっているのではないか、こんな勘違いお起こさないためにもしっかりと現実を見て、目の前のことに一生懸命に生きよう。また、こんな勘違いというのはなにも悪い状況の時だけに起こるのではなく、順風満帆に事が進んでいるときにも同じ現象が起こるのではないだろうか。良いときに悪くなった時の事を忘れず、悪いときに良くなった時の準備をしよう
●言い出したら聞かない王さまです。大臣は一生懸命、止めました
「タクシーをやるには、国中の道を知らないとできませんよ」
「かまわん、だれかにきけばいい」
「タクシーをやると、決まった時間にご飯が食べられませんよ」
「べんとうをもっていくさ」
「王さまの格好をしている運転手なんて、お客は嫌がりますよ」
「ふつうのかっこうをするさ」
「くたびれますよ」
「くたびれたら、やすむさ」
「お客さんが乗っていたらどうするんです」
「いっしょにやすむさ」
「お客さんが怒ったらどうします」
「あやまればいいよ」
というわけで、どうしても、タクシーをやるというのです
○小谷中広之の感情・・・王さまの行動は実際にはあってはならないことかもしれないが、考え方は楽観的でポジティブ。そんな楽しく強い思いで人生を生きよう。やりたいことをやろう。そしてこの王さまのようにまずは「行動」→「考え」→「軌道修正」→「行動」…で生きよう
●「いかん!」
横断歩道を、小さな女の子が渡ろうとしていたのです
慌ててブレーキ。女の子はびっくりして、泣き出してしまいました。自動車のすぐ前です。危うく、引き倒すところでした
車の外に出ました。泣いている女の子のそばによって、「ごめんね。ごめんなさい。驚かせて、悪かったね」
謝ってから、「わしが向こうまで渡らせてあげよう」
手を引いて、横断歩道を渡っていきました
○小谷中広之の感情・・・前方不注意によって女の子を引きそうになってしまった王さまはとても悪いことをしてしまいました、しかし、その後のこの行動がすごいと思います。フィクションの世界ですが、国のトップとも思える王さまがいばり散らすのではなく、しっかりと現実を見て、そして自分の行いを見て判断したこの行動ができる国があるのなら、その国は夢で溢れること間違いないだろうな
自分に非があるのなら、意地にならずに素直に謝ろう
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、寺村輝夫様の「王さまパトロール」です
寺村輝夫様。1928年生まれ。早稲田大学政経科卒業。文京女子短期大学教授
気になる文章
●夢を見たのです
王さまは、ボートに乗っていました
ボートの先にはロープがついていて、その先に、なんとカバが泳いでいました。つまり、カバに引っ張られていたのです
川岸のジャングルの中から、ワニが飛び出しました
王さまのボートめがけて、泳いできました
カバはスピードをあげました。すぐに追いつきました
「た、たすけてくれえ」
叫んだ時、前に回ったワニが、大口あけて、ロープをかみちぎりました
たまりません。王さまは、ひっくり返って、川の中に落ちてしまいました。落ちた途端に水を飲み、もがいているうちに、やっと顔が水の上に
と、そこに待っていたのは、ワニでした。口を開けて、王さまに襲い掛かろうとしていました。口の中が、真っ赤に燃えていました
王さまは、声も出ませんでした。燃えている口が近づいてきて「ギャッ!」王さまは夢から覚めました
夢から覚めたはずの王さまは、目を開けてみて、びっくりしました
「うわっ、真っ暗だ」
当り前です。夜ですから。ところが
「大変だ。わしはワニに喰われてしまったんだ。もしかすると、ここは、ワニのお腹の中だ。いや、確かに、お腹の中だ、何も見えない」
フラフラと、ベッドの上に立ちあがりました。そのまま足踏みをして、「ほうら、こんなに柔らかい。このままいたら、今に、身体が解けてしまう」
王さまは、思い切ってジャンプをしました。2度、3度
「やい、ワニ。痛いだろう。早くわしを、吐き出せ!」
○小谷中広之の感情・・・王さまは夢が覚めたことを気づかずに、ワニのお腹の中にいるものだと勘違いしてしまっています。こんな勘違い人生でも大いにあると思います。とくにこの王さまのように危険にさらされているときや、不安な時なんかにこんな勘違いを起こしてしまっているのではないか、こんな勘違いお起こさないためにもしっかりと現実を見て、目の前のことに一生懸命に生きよう。また、こんな勘違いというのはなにも悪い状況の時だけに起こるのではなく、順風満帆に事が進んでいるときにも同じ現象が起こるのではないだろうか。良いときに悪くなった時の事を忘れず、悪いときに良くなった時の準備をしよう
●言い出したら聞かない王さまです。大臣は一生懸命、止めました
「タクシーをやるには、国中の道を知らないとできませんよ」
「かまわん、だれかにきけばいい」
「タクシーをやると、決まった時間にご飯が食べられませんよ」
「べんとうをもっていくさ」
「王さまの格好をしている運転手なんて、お客は嫌がりますよ」
「ふつうのかっこうをするさ」
「くたびれますよ」
「くたびれたら、やすむさ」
「お客さんが乗っていたらどうするんです」
「いっしょにやすむさ」
「お客さんが怒ったらどうします」
「あやまればいいよ」
というわけで、どうしても、タクシーをやるというのです
○小谷中広之の感情・・・王さまの行動は実際にはあってはならないことかもしれないが、考え方は楽観的でポジティブ。そんな楽しく強い思いで人生を生きよう。やりたいことをやろう。そしてこの王さまのようにまずは「行動」→「考え」→「軌道修正」→「行動」…で生きよう
●「いかん!」
横断歩道を、小さな女の子が渡ろうとしていたのです
慌ててブレーキ。女の子はびっくりして、泣き出してしまいました。自動車のすぐ前です。危うく、引き倒すところでした
車の外に出ました。泣いている女の子のそばによって、「ごめんね。ごめんなさい。驚かせて、悪かったね」
謝ってから、「わしが向こうまで渡らせてあげよう」
手を引いて、横断歩道を渡っていきました
○小谷中広之の感情・・・前方不注意によって女の子を引きそうになってしまった王さまはとても悪いことをしてしまいました、しかし、その後のこの行動がすごいと思います。フィクションの世界ですが、国のトップとも思える王さまがいばり散らすのではなく、しっかりと現実を見て、そして自分の行いを見て判断したこの行動ができる国があるのなら、その国は夢で溢れること間違いないだろうな
自分に非があるのなら、意地にならずに素直に謝ろう
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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