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2017年08月30日

ハムスターの外傷〜ケンカ傷〜

こんにちは。
今日はハムスターの外傷の中で
ケンカによる傷についてお話しさせていただきます

ハムスターを一匹しか飼われていない方は無縁のものになりますが、
複数飼いしている方ですとケンカしてしまったりする場合があります。
たかがケンカと思う方もいるかもしれませんがハムスターのケンカは命にかかわります。
今回は、ハムスターのケンカ傷についてお話しさせていただきます。

CIMG0519.jpg
ケンカ傷とは?
基本的に、咬傷になります。ハムスターは毛が生えているので一見すると傷が小さいように見えますが、実際は命にかかわることがあります。
胸に傷跡がある時は要注意です。ハムスターの切歯は長いので最悪の場合は胸腔に入ってしまい、そこが細菌感染し胸水が溜まってしまったりして亡くなってしまう場合があります。
それ以外でも傷が細菌感染すると膿んでしまうことが多いのでケンカをして傷がある場合はすぐに病院にかかりましょう

ケンカしたときは?
もし、飼っているハムスターがケンカをしている場合すぐに引き離しましょう
引き離した後はすぐに出血している場所やケガがしている場合はないかを確認しましょう。
その後は別々のケージに入れて、食欲や元気があるのかどうかを確認しましょう!
少しでも異変がある場合はすぐに病院に連れて行きましょう。


症状
出血している
元気がない
食欲がない
咬まれた直後は上記のような症状が見られます
しかしながら、ケンカ傷の場合は咬まれてから1週間後くらいに症状が出る場合があります。

約一週間の間に出る症状
呼吸があらい
食欲がない
元気がない
ぐったりしている

治療方法
胸部を咬まれている場合はレントゲンをとることが多いです。
レントゲンをとって胸の様子を確認したら、基本的に抗生剤など含む内服薬を飲ませます。
ケガが大きい場合は縫ったりします。また、膿が患部に溜まってしまった場合は切開などして膿をだしたりする処置を行います。
飼育環境の改善
ケンカを行ってしまった場合は必ず飼育環境の改善を行いましょう!
どうしてケンカをしてしまったのか、原因がある場合は改善を行いましょう!
複数飼いを行っていた場合は単独飼いに変更しましょう。一度でもケンカをしてしまったハムスターは2度と同じケージで飼うことは難しいです。

食欲不振の場合
ケンカすると痛みなどのストレスによって食欲がなくなる場合があります。
この場合は栄養価の高い食べ物や食べやすいものを与えましょう。どうしても食べない場合は強制給餌を行ってください。
食べない場合は消化管内にガスが溜まって命にかかわるので強制給餌を行いましょう。


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単独飼いがオススメ
ゴールデンハムスターは複数飼いはできません。また、ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターも一緒に飼うこともできません。
ケンカをしてしまいます。
また比較的一緒に飼えるロボロフスキーハムスターも相性が悪いとケンカしてしまう場合があります。
ですので、複数飼いを行う場合はハムスター同士の相性をしっかりと見極めて複数飼いを行いましょう!
また、もしケンカをする場合はすぐに別のケージで飼いましょう!


まとめ
ケンカ傷はハムスターにとって命にかかわる傷です。
ですので、飼っているハムスターがケンカをしてしまった場合はすぐにハムスター同士を引き離し傷がないかを確認したのち傷がある場合はすぐに病院に連れて行きましょう。
そして、内服薬を飲ませましょう。
きちんと飼育環境を整えましょう。
タグ:ケンカ 病気
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こんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます。 ハムスターの飼育の仕方や病気や看護、介護について書いています。 小さい頃にハムスターを飼っておりました。 小さい頃から動物が好きでしたので大学も動物系に行きました。 大学に入ってからはまた、ハムスターを飼うようになりました。 社会人になっても飼っています。 これまで得た知識をもとに書いていきたいと思います。ハムスターの飼育の仕方は人それぞれだとおもいます。病気の治療についてもいろいろな方法があります。ここではあくまで個人的な意見になりますのでご了承ください。 個人的にハムスターの飼育はハムスターの安全が1番だと思ってます。
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