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本の電子データ化のススメ

<書籍の分類>
本は極力買わない」で記述したとおり、本を買わないことによって、「購入コスト」、「保管コスト」、「探すための時間コスト」が削減されます。とはいえ、そうは言っても全て図書館で借りる事で済ませるとすると本当に読みたい本・読むべき本を手に取る事がなくなります。そうなると極論すると「本を読まなければ、何のコストもかからない」という事にイコールになり、本と正しく接するという点では本末転倒になります。

また人によっては図書館が利用できない人も多いかと思います。図書館が家や職場やその経路上から離れていて、行くのに一苦労・・・という場合です。意外にこれに該当する人も多いかもしれません。こうなると図書館を利用する事自体がコストアップにつながります。わざわざ時間をかけて図書館に行くくらいなら、近場の書店で購入した方が断然効率的です。その浮いた時間を自己投資または労働力の投資(要は副業や残業)をした方が収支プラスになります。

そこで今回は、「本を買った後」の話をしたいと思います。購入した本は、結局その本の当初の目的・今後の利用方法で扱いが変わってきます。まずはその分類からしてみましょう。

まず大きく分けると「読み返す事の無い本」と「読み返す本」に二分されます。


 1 読み返す事の無い本
 2 読み返す本


まず「読み返す事の無い本」は、「迷わず捨てる」or「古本屋に売る」をしましょう。読み返さない本をいつまでも家に置いておく事こそ、「保管コスト」がもったいないです。また「「本は極力買わない」でも記述しましたが、読むことの無い本によって本来読みたい本が埋もれる事による「探すコスト」がかかってしまいます。

次に「読み返す本」ですが、これもさらに分類ができます。


 1 読み返す事の無い本
 2 読み返す本
  2-1 全体のうち、一部を読み返す本
  2-2 全体のうち、大部分を読み返す本

2-1の「全体のうち、一部を読み返す本」は1の「読み返す事の無い本」に近い存在ですが、一部は今後リファレンスしたい・・・など「コピーを取っておきたいなぁ」というレベルです。2-2の「全体のうち、大部分を読み返す本」は、辞書的なもの、マニュアル的なもの(例えば料理の本)が該当します。また漫画本のように楽しむための何度も読み返す事のある本も該当します。やはりこの2-1と2-2は区別して方法を分けるべきです。2-1の「全体のうち、一部を読み返す本」はコピーして取っておく。さらに良いのは、電子データ化(=SCANする)して、PCで保管する事です。(電子データ化のススメは後述します。)

2-2の「全体のうち、大部分を読み返す本」についても基本的には「電子データ化して保管」がベストです。ただし、本に寄っては紙媒体の方が良い場合もあります。やはり「読む」事については、電子媒体よりも紙媒体の方が断然利便性が高いです。本をじっくり読む際にはやはり紙面上の方がいつでもどこでも読めるのでよいですね。PCならパソコンの前ならよいですが、デスクトップであれば場所が限定されますし、ノートPCでも充電や起動時間などの弊害・手間があります。(電子ブックという選択肢もありますが、ここでは今回は議論から割愛します。まだ語れるほどのメリット・デメリットがわかりませんので・・・)つまり2-2の「全体のうち、大部分を読み返す本」についてはさらに分類できます。


 1 読み返す事の無い本
 2 読み返す本
  2-1 全体のうち、一部を読み返す本
  2-2 全体のうち、大部分を読み返す本
   2-2-1 ランダムにピックアップして情報を得るマニュアルのような紙媒体として取っておく必要のない本
   2-2-2 最初から最後まで読みなおすような紙媒体として取っておきたい本


2-2-1の「ランダムにピックアップして情報を得るマニュアルのような紙媒体として取っておく必要のない本」はSCANをして電子媒体にし、PCに保存がベストです。

2-2-2の「最初から最後まで読みなおすような紙媒体として取っておきたい本」は、そのまま本として残しましょう。つまり2-2-2の本だけが本棚に並び事になります。

まとめると・・・


 1 読み返す事の無い本
   ・・・ 捨てる or 売る
 2 読み返す本
  2-1 全体のうち、一部を読み返す本
   ・・・ 電子データ化する
  2-2 全体のうち、大部分を読み返す本
   2-2-1 ランダムにピックアップして情報を得るマニュアルのような紙媒体として取っておく必要のない本
   ・・・ 電子データ化する
   2-2-2 最初から最後まで読みなおすような紙媒体として取っておきたい本
   ・・・ 本として残し、本棚にしまう


となります。

<本の電子データ化のススメ>
近日公開予定
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