2015年05月13日
本当に美味しいのか?春キャベツ
まぁ、こんな始まり方もあれですが、私は暑がりな方です。
今年の冬に暖房を点けていたんですが、
ちょうどいいと思った室温が17℃でした。
あなたは何度が快適な温度ですか?
タイトルと全く関係ないと思われたかも知れませんが
取りあえず読み進めてみて下さい。
さて、今日のテーマは今が旬の春キャベツ。
春キャベツは美味しいと定評ですが、他の時期と何が違うのでしょうか。
そもそも春キャベツ以外は春キャベツに味が劣るのでしょうか。
今は年中キャベツがある時代ですが、
今日は私が春キャベツ以上に推すキャベツをご紹介します。
最近で言うところの推しキャベです。
まず、春キャベツの特徴と言えば、やわらかで歯触りが良いことが挙げられます。
サラダなんかにぴったりです。
これは品種や時期の影響で、ふわっと丸くなるのでこの様な特徴になるのです。
対する推しキャベですが、それは1月、2月に出回る真冬のキャベツです。
柔らかさでは完敗です。こちらは外皮も堅くみっしりと詰まっています。
ですが甘味で勝負すればブッチギリの優勝です(今日は2名しかエントリーしてませんが)!
チンしてちょっと絞って鰹節と醤油。
はい、優勝!
さぁ、両者強みが違いますが、
これは生育の時の温度に差があるためこのような結果になるのです。
キャベツの生育適温は15℃〜20℃と言われてます。
地域によって違いますが、春キャベツの畑にいる時期は3月から6月ぐらい。
ちょうど生育適温と重なるんです。
そうなればスクスク育つしかありません。
気候が適温だと育ちも早いです。
方や真冬キャベツ。畑にいる時期は9月から2月ぐらい。
植えた時期はぬくぬくでも仕上がるころは極寒。
0度付近を行ったり来たり。
こうなるとキャベツ君、体に糖を蓄えるんですね。
体を凍らせまいと頑張るんです。
砂糖水は普通の水より凍りにくいんです。
溶けかけ、あるいは凍りかけのポッキンアイスがそれを証明しています。
甘い所だけ先に吸ってしまって、あとは味がない氷しか残ってないという
悲しい経験をあなたはしたことがないですか?
あのアイスは糖を含む水と普通の水の氷点の違いを子どもに体感させるために
作ったお菓子ではないかと思うのです(絶対違うやろ!)。
ちょっと脱線しました。
そして、冬は生育適温ではないためじっくり育つのです。
品種にもよりますが、じっくり育つと、みっしりと詰まった物になります。
この様に時期(温度)や品種によって同じ名前の作物でも
出来上がる物の味や触感が全く変わってくるのです。
それを知れば野菜を食す楽しみ方も変わってくると思うのです。
美味しいと定評だから美味しいのではなく、
あなたが美味しいと思ったから美味しいのです。
あなたもこの時期のこの野菜が美味しい!ってのを見つけて、私に教えて下さいね。
それでは今日もおいしく野菜を頂きましょう!
ではこの辺で。
次回は嫁がキャベツの栄養について喋ります。
今年の冬に暖房を点けていたんですが、
ちょうどいいと思った室温が17℃でした。
あなたは何度が快適な温度ですか?
タイトルと全く関係ないと思われたかも知れませんが
取りあえず読み進めてみて下さい。
さて、今日のテーマは今が旬の春キャベツ。
春キャベツは美味しいと定評ですが、他の時期と何が違うのでしょうか。
そもそも春キャベツ以外は春キャベツに味が劣るのでしょうか。
今は年中キャベツがある時代ですが、
今日は私が春キャベツ以上に推すキャベツをご紹介します。
最近で言うところの推しキャベです。
まず、春キャベツの特徴と言えば、やわらかで歯触りが良いことが挙げられます。
サラダなんかにぴったりです。
これは品種や時期の影響で、ふわっと丸くなるのでこの様な特徴になるのです。
対する推しキャベですが、それは1月、2月に出回る真冬のキャベツです。
柔らかさでは完敗です。こちらは外皮も堅くみっしりと詰まっています。
ですが甘味で勝負すればブッチギリの優勝です(今日は2名しかエントリーしてませんが)!
チンしてちょっと絞って鰹節と醤油。
はい、優勝!
さぁ、両者強みが違いますが、
これは生育の時の温度に差があるためこのような結果になるのです。
キャベツの生育適温は15℃〜20℃と言われてます。
地域によって違いますが、春キャベツの畑にいる時期は3月から6月ぐらい。
ちょうど生育適温と重なるんです。
そうなればスクスク育つしかありません。
気候が適温だと育ちも早いです。
方や真冬キャベツ。畑にいる時期は9月から2月ぐらい。
植えた時期はぬくぬくでも仕上がるころは極寒。
0度付近を行ったり来たり。
こうなるとキャベツ君、体に糖を蓄えるんですね。
体を凍らせまいと頑張るんです。
砂糖水は普通の水より凍りにくいんです。
溶けかけ、あるいは凍りかけのポッキンアイスがそれを証明しています。
甘い所だけ先に吸ってしまって、あとは味がない氷しか残ってないという
悲しい経験をあなたはしたことがないですか?
あのアイスは糖を含む水と普通の水の氷点の違いを子どもに体感させるために
作ったお菓子ではないかと思うのです(絶対違うやろ!)。
ちょっと脱線しました。
そして、冬は生育適温ではないためじっくり育つのです。
品種にもよりますが、じっくり育つと、みっしりと詰まった物になります。
この様に時期(温度)や品種によって同じ名前の作物でも
出来上がる物の味や触感が全く変わってくるのです。
それを知れば野菜を食す楽しみ方も変わってくると思うのです。
美味しいと定評だから美味しいのではなく、
あなたが美味しいと思ったから美味しいのです。
あなたもこの時期のこの野菜が美味しい!ってのを見つけて、私に教えて下さいね。
それでは今日もおいしく野菜を頂きましょう!
ではこの辺で。
次回は嫁がキャベツの栄養について喋ります。
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