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2015年06月14日

何もしない事はいい事

どうも、夫の方です。


たまに自分に悲観的になってこんな事を思いませんか?

しているんだろう...

何の役に立っているのかわからない...

誰にも求められていない...

何も成していない...

などなど。

私は普段プラス思考ですが、

事が上手く運ばないのが続いたりすると頭の中にマイナス思考さんが遊びに来ます。

あなたもそんな時がないですか?


そんな時に思い出して欲しいのが今日お話しする何もしない虫達です。

ん...あまり説得力が無いかもしれませんがまぁ聞いて下さい。

畑には前回、前々回話したような良い虫と悪い虫がいます。

野菜を脅かしたり、野菜を守ったり。

目立ちますよね、そんな虫達は。

でも実は、目立たず淡々と過ごしている虫も居るのです。


それが何もしない虫です。

でもこの方々、それなりに存在意義があるんです。

例えば...

害虫が増えました
   ↓
それを食べる天敵が増えました
   ↓
食べられて害虫減りました
   ↓
増えた天敵食べ物無くなりました
   ↓
え...っと...

ってなりますよね。

その時何もしない虫たちの出番です。

これらが天敵のご飯になる訳ですね。

これで天敵は数を減らさずに維持できます


またこんな事もあります。

オレなんでも食うよ!みたいな虫です。

前回で言う広食性です。

そんな虫がたまたまガの卵の塊なんかを見つけたらあ、ウマそう!って言って食べちゃったりもします。

気ままな食生活なのであまり期待できませんが、稀に良い事をしてくれます


こんな感じで本人は普通に生活しているつもりですが、意外と役に立っている場合があるんですね。

なのであなたも役に立っていないんじゃないだろうかと心配するのではなく、

今の生活を維持することで誰かの役に立っていると思いながら生活すればいいと思います。

虫で例えているのが何とも言えませんが。


何か今回は虫の話を持ってきて説教ぽくなってしまいました。

すみません。

虫ラッシュは3レンチャンで止めときます。


次回はトマトについて話します。

条件いっぱい...!天敵について

どうも、夫の方です。


世の中には人々にい影響を与えてくれる人が居ますね。

私は個人的に大リーガーのイチロー選手が好きなのですが、彼にはいつも奮起させられます。

最近は試合に出る機会が大分減っていますが、それでもなお存在感を見せつけます。

記録も近いので是非試合に出して欲しいですね。


さて、私のフィールドはスタジアムではなく畑ですが、畑にも良い影響を与えてくれる虫達が居ます。

益虫と呼ばれる虫達です。

前回話した害虫を食べてくれたり、植物の受粉を助けたりしてくれます。

今回はその害虫を食べる天敵について話したいと思います。

これは以前話したハチの話だったりダニの話で出てきていますが、

そもそも農業で重宝される天敵とはどんな特徴を持った虫達でしょうか。


それを話す前に、まずは虫を食物の選び方から3つのグループに分けられるのを頭に入れてもらいましょう。

広食性、狭食性、単食性の3つです。

順々に説明すると、

広食性:カマキリの様にバッタもチョウもなんでも食べるよって方々

狭食性:モンシロチョウの様にキャベツの仲間しか食べませんって方々

単食性:以前紹介したルビーアカヤドリコバチの様に一種類の物しか食べませんって方々


    なんか違うけどコアラもこれですかね


天敵として重宝されるのは一番下の単食性です。

この害虫しか興味ありませんって虫ですね。

また絶対条件として環境適応力が必要です。

そして、その中からさらに以下の条件が求められます。

・成虫期でも幼虫期でも害虫を食べるか(食べる側の条件)

・害虫が成虫でも幼虫でもこだわらず食べるか(食べる物の条件)

・卵を好んで食べるか

・いっぱい食べるか

・生まれてから次世代ができるまでの間隔が短いか

・繁殖力は旺盛か

このいずれかでないと大活躍は期待できないんですね。

もちろん条件が多く揃っている方がいいです。

まぁ全て人間都合ですが...


分かりやすくイチローで例えるならアメリカで暮らすビザを取得していて

・ヒット量産

・足が速い

・守備も上手い

みたいな感じですかね。

複数の難しい条件を満たした虫が販売されたりして作物を助けているんですね。

こんな優れた働きをする虫は無視できないですね。

ん?

もういいって??


では今回はこの辺で。


次回もこの流れでまた虫行っちゃいましょうかね!

今度は畑で何もしない虫です。

ある条件が揃えば害虫は駆除しなくていい??

どうも、夫の方です。


今までにハチの話や、センチュウ、気持ち悪い生き物、ダニとの話をすることが多いですね。

このブログ虫の話多くない??

と思われたかもしれません。

そうなんです、多いんです。

そしてこれからもどんどん書きます。

何故かと言うと、畑と虫は切っても切り離せないからです。

あともう一つ理由がありまして、私が虫好きという事です。

小さい頃から虫取りをしており、気付けば大学の卒論も虫でした。

そして卒業後は畑の虫対策の指導で海外へ...

まぁそういう訳で虫がよく出るブログです。

今後も付き合って頂ければと思います。


今日は畑に居る虫を人間目線でグループ分けした時の、

害虫と言われる集団にスポットを当てたいと思います。

これは言わずと知れたグループで、作物を食い散らかしたり、病気の元をぶち込んだりと

悪さをする
連中ですね。

でもこれ、居ないに越した事は無いですが、

低密度で推移するなら駆除しない場合の方が良かったりもします

何故かと言うと、それを駆除するには労力と農薬が必要です。

つまりお金が掛かるんですね。

駆除する事により最終的な収支が減っては何のためか分かりませんよね。


では、駆除しないでいい場合ってなんだ?ってなりますよね。

色々条件はありますが、例えば冬を迎える時

その時期はこんな条件が当てはまるかもしれません。

・害虫の密度は極めて低いです

・気温が何日も10℃を超えず、これからさらに寒くなります

・その作物は冬の間に全て収穫し終えてしまいます


この様な条件がそろうと薬を撒かなくても良いかもしれません。


虫は変温動物です。

ある程度の温度がなければ動くことすらままならないのです。

だから蚊も夏が多いですし、冬は虫を見なくなるのです。

殆どの虫は10℃を下回ると動きがかなり鈍くなる、あるいは停止します。

つまり、害虫が低密度だと作物全体に打撃を与えられるほど増えるまでに時間がかかり、

低温で動きが鈍いので作物を食べる事も困難になります。

加えて寒い間に餌となる作物が畑から無くなる
のであれば、そこに居る虫は無視してもいいという訳です。

ん?何ですか?

私何か変なこと言いましたかね?


まぁ、こんな感じで考えていけば減農薬野菜も出来ちゃうかもしれません。

あなたの菜園は無農薬でこだわっているかもしれませんが、

もし薬撒かなきゃいけないと思ったら、今日の話を思い出して下さいね。

今回はこの辺で。


さぁ、悪い虫の話をしたので、良い虫の話もしましょう。

次回も虫の話をします。

虫攻めじゃー!
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