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2020年09月15日

「シリコン」は人体には有害なのでしょうか

「価値あるモノ」を自ら追求することが大好き!アラフィー・バツイチの grace です。

コスメやヘアケア製品のラベルに「シリコンフリー」という文字をよく見ます。
皆さんの中にもシリコン不使用の製品を好んで使っている方が多いかと思います。

「シリコンフリー」のシャンプーに火が付いたのはいつ頃のことなのか興味を持ち、ネット上で検索してみました。
2012年11月21日付の「週刊ダイヤモンド編集部」
『ノンシリコン vs シリコン効能をめぐりシャンプー論争勃発』
というタイトルの記事を見つけました。

ざっくり内容をまとめると以下の通りです。
・ノンシリコンシャンプーのブームが始まったのは、その記事が書かれた2〜3年前(2019〜20年)のこと
・ノンシリコンの宣伝はやや過激な部分があり、シリコン配合のシャンプーを“悪者”として扱っている
・大手メーカーは「シリコン入りでも問題はない」と反撃している
・結局のところ、消費者はどちらが正しいのか分からない

そんな私も最近までは「シリコンは有害物質」と思っていました。
理由は「一般論だから」「カタカナの化学物質は体に悪そう」「即効性があるのは危ない薬品」等など。
シリコンがどんなものかも知らずに、ずっとそう思っていました。

先日、美容師さんに聞いてみたところ「全てのシリコンが悪いわけではない」と言われました。
良いシリコンもあるのですか?、と私。
「良いシリコンと言うより、化粧品やヘアケア製品に使われているシリコンで致死性のものはないと思いますよ」とのこと。

よく考えれば、そうですよね。
体に直接塗るものが有害ならば、毎日のように病人が出ているでしょう。
もちろん、肌荒れを起こす人が多いのは事実ですけど。

シリコンの役割には、外部からの保護やツヤ出しなどがあります。
コーティング効果もありますので、傷んでパサパサの髪をツヤツヤに見せることができます。

難点は、水溶性シリコンでなければ、肌や髪に蓄積される可能性があるということ。
髪の場合、シリコンが蓄積されるとパーマがかかりにくくなるとか。

あとの課題は「個人がシリコンとどう向き合うか」(何だか大袈裟ですね)でしょうか。

私はこれまで色々なことを、思考停止状態で判断してきました。
かなりバイアスが掛かった、危険な状態でした。

「今後はシリコンフリのシャンプーは使うの?」という質問の解答は、ご想像におまかせします。

Have a beautiful day!
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