ROOT or BASICCAKRAMuladhara
内分泌腺の性腺、腎臓の部位である。
このヂャクラを覚醒すると、体力が異常に増進して、ふっうの人の三〜五倍の精力を持つようになる。三日、四日の徹夜くらい平気になる。いっさいの病気
を受けつけず、健康体そのものとなる。病弱だった者は、その悪いところが、みななおってしまう。このチャクラに綜制汐旧苫∃Qを集中してそのエネルギーが立ち上がるだろう。男女ともにじっさいの年齢より十歳以上若べなる。
そのかわり、強烈な性欲と生殖力を持つようになるので、そのエネルギーを、オージャスという知能のエネルギーに変える方法をあわせもちいる。
クンダリニー・ヨーガの第一歩は、修行者の体内にあるパドマ・マッガに光
を発せしめるところからはじまるのである。
パドマ・マッガが一度目ざめて発光すると、瞑想に入るやすぐにパドマ・マ ツガは光を放ちはじめる。それは、思念を強めると、光も強く放たれる。
修行者は必要に応じて、パドマ・マッガを各チャクラに移動させ、光を強 め、ホルモンの分泌をうながすのである。それは、クンダリニーの覚醒にも欠
くことのできない力を持つ。
・ヨーガの修行をしてある程度の力を持った者が、この定に入っている修行者 の体を見ると、発光体が修行者の体内を移動するさまを外部からはっきり見る ことができる。それは決して修行者の観想による主観だけのものではないので ある。神智学協会には、インドの熟達した導師による実験写真が数枚ある。 パドマ・マッガの発光は、熱心な修行者で、およそ一、二年かかるとされる。
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