スは全くおはなしにならない劣等種族であった。彼は、ホモーサピエンスではなく突然変異で現した超人類だったのである。オッドージョンは、たしかにそういう異常な能力を持ったミュータントにふさわしい異常な外見を持っていたようである。
。だが、われわれの未来人、ホモーエクセレンスだって、能力の点では、ミュークント、オッドージョンにけっしてヒケはとらないようである。いや、超人類オッドージョッのこの異常な能力超能力の秘密 潜在能力≪この未開拓な精神領域
¥こそ、未来の超ヒト、ホモーエクセレンスが持つ超能力なのだといってよいのではあるまいか?とすると、ホモーエクセレンスもまた、このオッドージョンのような、非常に奇妙なところをその外見に持っているのであろうか? ジョルジューオリヴィエ教授は、人類学の立場からこう述べる。
『わたしが想定している限界内では根本的な変化(属のレベルでの)や前方への跳躍はないだろう。しかし、こまかい解剖学的な変化がないかどうかを知るのはたいそう難しい実際、ネアンデルタール人について知られているすべてのことは、彼がわれわれと同じオーダーの脳容量を持っていたということである。しかし、彼の大脳半球の形態学に関する十分なデーターはない。(化石しか掘り出されないから脳の内容はわからないわけである。著者)おそらく彼は、われわれのと同じ変異を持っていたのだろう。またおそらく彼の脳は、われわれのほど規則的にはひだのよっていない大脳皮質、それほど広がっていない連合野、少し頻度の高い月状溝を示していたのだろう。同じ大脳の重さを持つことは、同じ配置で大脳皮質の機能が分業体制をしていること
加を意味しない。ネアンデルタール人の後方に傾斜した額は前頭葉が小さいような感じを持たせるし、またこれらの後頭部についている(シニョン)は、後頭葉の肥大をなんとなくほのめかして
いる。
もし、このネアンデルタール人とわれわれの間にごく僅かな解剖学的差異があると仮る
と、将来数千年のうちには右にあげた特色の誇張によって特徴づけられるこれと同じオーダー差異(つまり変化)を予測するのが当然である。それは、特に、頭蓋と脳が円くなることは頭頂葉と側頭葉、つまり英知をあやつるという機能を持つ連合野の相対的な大きさの増加をともなってくるといってから、
『しかし解剖学的なかたくるしい問題から離れて、脳の働きの変化を予測しようとするのは、はるかに興味深いことである。われわれにはこれらの変化を想像する手段がある』
といって、外見の変化よりも、内部の変化のほうにつよい興味を示す。そうして、それよりもっと前のほうの章で、彼は未来人の脳の変化についてこのように語っている。
『脳発速度係数の増加はもっとやっかいである。これは超・人間とすらよべないような、現存のヒトとは全く異なった生き物の、近い将来の不意の訪れを暗に含んでいる。テイヤールードーシヤルダンはこれを。ウルトラーユメーン″といったようだが、われわれと類人猿や有尾猿との差異とほとんど同程度に、彼らウルトラーユメーンとわれわれはちがうだろう。大脳皮質のニューロンの数が二倍になったり成長期間がのびたりというこの未来の生き物の一連の突然変異が想像され得る。しかし変化するに必要なだけ十分な時間はないから、彼らの体の形態はわれわれの体つきから非常に変わりうるとは思えない。しかし脳はもっと大きくなり、とりわけもっと効率がよくなるだろう。そうしてもはやヒトとはよべないこれらの生き物は、単にわれわれより高く深
い知性を持つだけでなく、なにかもっと異なった知力をもっだろう』
要するに、ひと口でいえば、外見上の変化よりも、内部においていちじるしい変化が起きるといっているのだ。 その通りだ、と私も思う。
未来人、ホモーエクセレンスは、けっしてわれわれと目立ってちがったところがあるわけではない。彼らはそんなに大きな頭を持っているわけでもないし、オッドージョンのように白日が見えないほど異常に大きなヒトミを持っていることもない。蜘蛛のような感じをいだかせるほど奇形的な細長い手足も持っていないし、頭の毛も”ほとんどない″などということはない。ということは、つまり要するにわれわれとちっともちがったところなぞありはしないということだ。
そうだね。せいぜい、体つきはほっそりとしたほうでゼイ肉はほとんどなく、しかしバネのような弾力性を持っていて、男女いずれにせよ、実際の年令より五、六歳は若く見え、生き生きとした顔つきをしている。顔つきといえば、もちろん賢しこそうに見えるけれども、だからといってとくに額が高くひろいといったような特長があるわけではない。ただ、少し考えぶかそうに見えるだけである。要するに、とくにわれわれと変わったところはないのである。
へえ、ずいぶんくわしくわかるんですねえ。どうしてあなたはそんなにくわしくわかるんですか、と君は訊くのかね?
わかるとも。
未来人、ホモーエクセレンスとは、ほかでもない、われわれ自身のことなのだから。それは、あなたであり、わたしなのだ。ホモーエクセレンスは、けっして、オッドージョンのように突然ひとりだけミュータントとしてあらわれるわけでもなく、フランケンシュタインの怪物のように奇怪な方法でつくられて、グロテスクな顔つき、体つきでそのへんを歩きまわる化けものでもないのだ。それはあなたであり、わたしなのだ。
とくべつ変わったところがあろうはずはないではないか!
眠れるニューロン「ええツ? わたしがホモーエクセレンスだって? このわたしが?」
とあなたはびっくりして目を丸くするかも知れない。そうして、
「とんでもない! わたしがホモーエクセレンスだなんて?」
そういって、あなたはからかうのもいいかげんにしろというように、私をにらみつけるかも知れない。 たしかに、
オリヴィエ教授があげた未来人の持つ五つの高度な能力を聞いたらだれだって、自分がホモーエクセレンスなどとほど遠い、いや、ほど遠いどころかまるっきり縁のない、それはどこか遠い
天体の生物のことでも聞いているように思うかも知れぬ。
だが、それではいったいわれわれが、わたしやあなたが、ホモーエクセレンスにならずしていったいどこのだれがなるというのか?
それはどこか遣い惑星から、空飛ぶ円盤に乗って突然飛来するというのか? それともやはりステーブルドンの書いたsFのように、いつか突然オッドージョンが生まれてくるのだろうか?
いちばん知りたいのはそこのところである。
いったい、ホモーエクセレンスはその比類のない高度の精神能力を、いったいだれから、どのようにして獲得するのか?
どこのだれが、そんな超能力を身につけて、未来人、ホモーエクセレンスになるというのだ?それについてオリヴィエ教授はどう考えているのだろうか?
”英知の発展″と題する章で、彼はこのようにいう。
『人間にとって。英知の中枢″というものはなく、人間の思考は脳のあらゆる部分の働きの統合にもとづくのだと考えられている。このことは、連合繊維束や、介在ニューロン、脳の複雑さを増大し神経の新しい回路を設けるあらゆる構造に基本的な重要性をあたえる。われわれの脳は複
雑なほどますます性能がよくなる巨大な計算機のようなものである。
しかし脳はただそれだけのものであろうか? 精神をきわめてよく満たナような質的な要素はないのだろうか?………英知は、皮質の細胞の数ではなく、ニューロン回路の桐密さで測られる。
おそらくいつかは、どの回路が他の回路より価値があるかがわかるようになるのではか?
さしあたっては、皮質のニューロン数(平均の)は大学者と最もプリミティブな人間とでも同じとされている。しかし、前者は非常に多数のニューロン問の連結を組織していて、この点で差がっいてくるのだ。このことはまた、ホモ属の枠内にとどまったままで連合野(とくに側頭葉の)拡大すらないという条件で、われわれがわれわれの英知を変えることができるか否かを追求することにもなる。
まさしくわれわれは必要とする以上の神経細胞を所有し、脳の障害の場合傷ついた細胞の代りをする以外はなにもしない余分な皮質ニューロン「眠れるニューロン」をもっているのだ。最初の人類はさらに多くの使用されないニューロンを持っていただろう。(われわれはそのニューロンを彼らよりごく僅か多く使っているだけに過ぎないのだ)こういうわれわれの祖先のように、われわれは自分で気づかない潜在的性質を持っているにちがいない。われわれがこれらの眠れるニューロンを目覚めさせ使用するなら、これらの潜在的性質はその姿を現わすであろう』(勁似『それだけではない。われわれが進歩していない精神領域はたしかにあるのだ。したがって
ハクスリーは次のように考えている。″動物はそれらの知覚する感覚器官を欠いているために、多くの自然現象は動物の現実の世界に深く入りこまなかった″(つまり進化しなかった、という意。著者)ヒトについてもこれと同様に、超音速振動、非可視光線(赤外線や紫外線)、電波、磁気、等々に対する一連の感受性が欠如しているといえる。われわれはこれを知覚することができな
い。しかし、そのうちにわれわれはなにかの方法でそれらを知るようになるだろう。ばわ
れわれが作っている機械という人工的な感覚能力もそのひとつだがIそのため、いまは理解できず、神秘的で不可解にしか思えない超・精神的な現象や、虫の知らせ、テレパシー、その他すべての事柄を正しく理解、解決するようになるだろうと予測される』 といっている。つまり、われわれは、われわれ自身のなかに、まだ十分に発達、進歩させていない未知の精神領域を持っておりそれを、なんらかの手段方法でひき出し、発達させて、それを利用することにより、われわれ自身でも気づかないでいる高度の英知を持つようになるのだというのである、
それが、未来人ホモーエクセレンスの能力だというのである。ホモーエクセレンは、やはり。よそからくるのではなく、それはわれわれ自身だったのである。
そういえば、われわれのほとんどが、自分のすでに持っている能力をぎりぎりまで利用していないということは、ずっと以前から多くの学者が指摘しているところである。イタリアの偉大な教育者であり医師であるマリアーモンテッソリ夫人(一八七〇?一九五二)は、子どもたちが、その所有する能力をぎりぎりまで使うように訓練されれば、だれでも八歳までに高等数学ができるようになると主張し、生理学、精神病理学を基礎とした新しい教育法″モンテッソリ法″を創造し、独特の教材”モンテッソリ教具”を考案して普及させ、現に夫人なき現在も、そのシステムは各国で実行され、大きな効果をあげている。(日本でも上智大学でモンテッソリーシステムの講義がおこなわれている)
八歳で高等数学を理解する。五歳で一般相対理論を理解したオッドージョンにくらべると少々おそいといわねばならぬが、それにしてもすばらしい成果ではないか。この成果は、そのままそっとしておかれたら、その子のなかでいつまでも眠ったままでいるのだということを考えると、われわれの目は今まであまりにも外部にばかり向けられていて、自分自身の持つこのすばらしい能力にあまりに無関心であり過ぎたというべきではなかろか?
しかも、それは、人間が持つ潜在能力のごく一部にしか過ぎないものと思われるのる。
機械と技術に絶望したルネーデュボスはこういっている。
『もっとも要求されることは、おそらく人問の肉体的精神的潜在能力について、さらにすぐれた知見を得ることである。″潜在能力″ということぼけ、複数形で用いない。なぜな
ら、普通の生活方法や環境条件では、人間の遺伝組成に潜在している多くの能力が、全面的に開花していないことは決定的にあきらかだからである』(目覚める理性)
最後に要求されるのは、ヒトにひそんでいる潜在能力だと彼はいい、ヒトにはいくつもの未開拓な精神領域かおるのだと断定しているのである。モンテッソリーシステムは、その未開拓領域を発掘するひとつの方法だということであろう。
潜在能力のカギーニューロン
偉大な数学者、カールーフリードリッヒーガウスは、おそらく人類がかつて持った最もすぐれた知能の持ち主のひとりであった。かれは、煉瓦積み職人の子どもとしてドイツに生まれた。ガウスは幼少のころからとび抜けた才能の片鱗を示した。幼稚園での話であるが、先生が生徒たちにIから百までの足し算をするようにいいつけた。生徒たちが、いそがしそうに、いっせいに石板に音を立てながら計算をはじめたとき、小さいガウスはすぐに手を上げて、答は五、〇五〇であると答えた。彼は、九九と一で百、九八と二で百、九七と三で百……となることを直ぐに見抜いたのである。結局、四九組の百と、真中の五〇とで四、九五〇になる。これに最後の百を足して五、〇五〇となる。以上のことをすべてサッと頭のなかでやってしまったのである!
この話を聞いて驚嘆しない者はあるまい。「ガウスつて、すごい天才だったんだなあ」 ‘
しかし、そんな天才はおれになんの関係もない!
そうだろうか? そんなことはないのである。あなだだってそうなれるのだ、といったらあなたはびっくりするだろうか? だが、決してウソではないのである。。すくなくと
も、あなたにだってそデなれる可能性は十分にあるのである。
あなたがそんなにも信じられない顔をするのだったら、説明しよう。
ヒトの知能における第一の要因は、脳のなかにある何億という細胞の、細胞と細胞の間の相互連結の数とその性質である。脳の物質の大きさや重さ、形状にはほとんど関係なく、それは細胞のはたらきかたの状態による。
ニューロン
脳は二つの型の細胞を持っている。そのひとつはニューロンで、これが実際の仕事を行なっていると信じられている。もうひとつはクリア細胞で、これはニューロンを支持し、またそれにエネルギーを供給するものと考えられている。クリア細胞は記憶の貯蔵所とも考えられている。その数はニューロンよりはるかに多く、実際、脳の物質の三分の二はニューロクリア(神経膠)からできている。これは、ごく最近までニューロンの基質にすぎないと見なされ、まったく無視されていた。しかし、最近、これが非常に重要なはたらきをしていることがわかってきて、注目を集めつっある。将来、これについてもっと十分な研究が行なわれれば、いろいろ驚くべき事実が現
われてくるにちがいないと多くの学者は信じはじめている。
ニューロンの形、大きさは種々さまざまであるが、基本形は、細胞体(普通これを神経細胞という)とそれから出る長短いろいろの突起である。
ニューロンは、この突起によってほかのニューロンと接着し、連結し、複雑なからみ合いをつくって神経系を組み立てている。この接着、連結はどうして起きるかというと、その所有者の生命経験によって起きる。その脳の所有者の経験がニューロン突起の接着と連結をつくるわけである。ニューロンは、他の細胞とちかって分裂によって数がふえないので、ひとたび脳がっくられてしまうと、筋肉のように発達することはない。そのかわり、それぞれのニューロンは微妙な行
動でそれ自体ひとつの生物のようにうごめき、他のニューロンと接触し、その接触が有益なものであることがわかると、そのまま結びついて接着固定する。この接着の場所をシナプスというが、シナプスを通ってニューロンからニューロンヘ、ニューロンの連鎖を次から次へと伝わってゆく信号の流れが、つまり、脳のはたらきであり、それがわれわれの知能のすがたであり、心の機能であるということになる。シナプスーーエユーロンの連結がその所有者の生命の体験を反映するというユニークな方法で、脳ははたらいているわけである。だか、G・R・ティラーはこのシナプスをスイッチであるといい、名著。脳と記憶”の神経生理学の大家、J・Z・ヤング博士はボタンにたとえている。思考、行動、判断、決定などヒトの精神活動のすべてを決定する
スイッチであり、ボタンだというわけである。そういうわけで、このボタンとスイッチは数が多いほどいいということになる。野球選手の脳は、哲学者の脳の連結のされかたとちがうが、いろいろの点で他の野球選手のものに似ている。したがって、平凡な成人した頭脳を一瞬にして、ガウス、べートーベン、アインシュタイン、シェイクスピア、さらにはすぐれたスポーツマンの脳に変えてしまうような方法を見つけ出す見こみはちょっと無い。けれども、まるっきり不可能なことでもない。どうするのか? 空いていて遊んでいる多くのニューロンを動かしてこれをはた
らかせるのである。そんなことができるのか?
できるのである。前の項で、オリヴィエ教授のいったことばを想い出していただきたい。彼はこういっている。「まさしくわれわれは必要とする以上の神経細胞を所有し、脳の障害の場合、傷ついた細胞の代りをする以外はなにもしない余分な皮質ニューロン。眠れるニューロン”を持っているのだ。……われわれがこれらの眠れるニューロンを目ざめさせ使用するなら、これらの潜在的特質はその姿を現わすであろう」
と。では、いったい、われわれは、どれはどの″眠れるニューロン″を持っているのか?
ちゃんと分類され、記憶の倉庫に保存され、必要の時にはすぐにとり出せるようになっている。
ジョージーギャラップは、人間の脳の容量と複雑さといったが、私は、。性能”といいたい。
ヒトの頭脳はこれだけ0 性能を持っているのだ。もちろん、あなたが、である。これだけの性能をフル回転したら、どんなにすばらしい仕事ができるだろう?
ところが、そのあなたが、その性能のほんのわずかI、多くの専門家の見解によると、ニパーセントから五八Iセントしか使わず、あとは全くほうりっぱなしにほうっておかれているのだと知ったら、あなたはどう思うか? もしもあなたが現在の自分の能力にすっかり満足しきって
いるのであったらべつだんいうこともないのであるが、少しでも能力の向上ということに関心を
持っているるとしたら、聞き流しのできない数字なのではあるまいか?
そこで、ジョージーギャラップは、さきにあげた著書のなかでこういっている。
『皮肉なことに、一方では、幾人かの米国の最も熟練した専門家が、最新の電子計算機の潜在能力を研究することに大いに努力しているのに、他方、はるかに偉大な機械である人間の頭脳の潜在能力についてはなにも知らず、ほとんど研究されないままに終わっているのが現状なのである』
″そこで″と、G・Rこアイラーが、まるでそのあとをひきっぐかのように、「人間に未来はあるか」でこう述べる。
『最近とり上げられている革命的な考え、脳の使われないでいる能力、潜在能力を利用しようと『高度に文明化された人間と、未開人との問の主なる相違は、教育である。人類学者は、未開人の精神的素質は、最も進歩した社会の人のそれと、それほど大きく違ってはいないという信頼できる証拠をかず多く集めている。やばんな種族の子どもをその生活環境からうつして、よく教育をうけた人の家庭の子どもと同じような教育をあたえると、ほぼ同じ知的水準を示すのである。このことは個人についても、種族ぜんたいについてもそうである。人食いをやめてわずか数年にしかならないインドネシアのある種族は、六〇年ほどの間に、世界一流のチェス(西洋将棋)競技選手をなん人か出した。同じような種族から、かず多くの有能な数学者が生まれている。
もし、教育がこのように、人間をして数年の間に数千年も飛びこすことができるようにするものであるのなら、今日の人びとは、将来のある時期に到達すると思われる教育をいま普及させることによって、未来にむかって数百年もの飛躍をすることができるであろう。したがって、これから数年後におそらくおこってくる変化を予測し、できるだけ早く、もっとも望ましいと思われるこれらの変化をとり入れなければならないのである』
とジョージーギャラップはその著書で熱意をこめて説いている。
まさにその通りである。いささかの異論をさしはさむ余地もない。しかし、ほんとうに耳をかたむけなければならぬことばはそのあとにく。
Secret of Ai Buddhism and super powers: Potential ≪This undeveloped spiritual area≫
Su was an inferior tribe that could not speak at all. He was a super-human being manifested by mutation, not by homo sapiens. It seems that Oddoojon had an unusual appearance suitable for a mutant with such an unusual ability.
. However, even our future person, homo excellence, does not seem to be a sinking point in terms of ability. No, this extraordinary ability of superhuman Odd Joo
Isn't it just the super power of the future super human, homo excellence? So does the homo excellence also have a very strange place in its appearance, like this odd John? Professor Georges Olivier says from an anthropological standpoint:
“There will be no fundamental changes (at the level of the genus) or forward jumps within the limits I envision. But it is very difficult to know if there are any minor anatomical changes. In fact, all that is known about Neanderthals is that he had the same order of brain capacity as us. However, there is not enough data on the morphology of his cerebral hemisphere. (Only the fossils are dug up, so the brain content is unknown. Author) Perhaps he had the same mutation as ours. Perhaps his brain showed a cerebral cortex that wasn't regularly pleated as we were, a less extensive association area, and a slightly more frequent lunar groove. Having the same cerebral weight means that the functions of the cerebral cortex have a division of labor with the same arrangement.
Does not mean The forehead forehead of the Neanderthals makes the frontal lobe feel smaller, and the sign on the back of the head (Shinyoung) somehow hints at the enlargement of the back
Yes.
Suppose there are very few anatomical differences between this Neanderthal and us
And of course, in the future thousands of years, it is natural to predict the same order difference (ie, change) that is characterized by the exaggeration of the traits listed on the right. In particular, the fact that the skull and brain become round is accompanied by an increase in the relative size of the parietal and temporal lobes, the association area that functions to control wisdom,
“But it is much more interesting to try to predict changes in the workings of the brain, apart from the difficult anatomical problems. We have the means to imagine these changes. ''
However, it shows a stronger interest in internal changes than changes in appearance. So in earlier chapters, he talks about the future brain changes like this.
“The increase in brain rate coefficient is more troublesome. This implies a surprise visit in the near future of creatures that are completely different from existing humans, which are not even superhuman. This is what Thayer Rudeaux Jardin has. It looks like “Ultra-Umeen”, but they are almost the same as the difference between ape and ape, and they will be different. The number of neurons in the cerebral cortex is doubled and the growth period is long. You can imagine a series of mutations in this future creature called a stretch, but since there is not enough time to change, their body shape does not seem to be very changeable from our body. But the brain will be bigger, especially more efficient, so these creatures that are no longer called humans are simply higher and deeper than us.
Not only will it have an intellect, but it will have some different intelligence. ''
In short, in a nutshell, it is said that there will be a greater change in the interior than in the appearance. I think so.
[Future people, homo excellence, have never been conspicuously different from us. They don't have such a big head, nor do they have an unusually large Hitomi that can't see the white day like Odd Doom. They don't have slender limbs that are so deformed that they feel like a heel, and they don't have "almost" hair. In other words, in short, there is nothing that is different from us.
Yeah. At best, the body is slender and there is almost no meat, but it has elasticity like a spring, regardless of gender, it looks younger at the age of 5-6 than the actual age and has a lively face. ing. Speaking of a face, of course, it looks smart, but that doesn't mean that it has a particularly high forehead. It just looks a bit thoughtful. In short, there is nothing particularly different from us.
Hey, you know a lot. Why do you wonder why you know so much?
I understand.
“Future people, homo excellence is nothing else but our own. It's you and me. Homo excellence never appears as a single mutant suddenly like Odd Doujon, is created in a bizarre way like a Frankenstein monster, is not a monster that walks around with its grotesque face and body. It is. It's you and me.
There must be something unusual!
Sleeping neuron "Yetsu? I am homo excellence? Is this me?"
You might be surprised and round your eyes. Then,
"No way! What am I doing homo excellence?"
That's why you may stare at me, whether you're good at making fun.
S
Certainly,
Listening to the five advanced abilities of the future professor Olivier gave, whoever is far from homo excellence, no, far from far away, there is no clear connection, it is somewhere far
You may think that you are listening to celestial creatures.
But then, who will we and me, who will be me and you not be homo excellence?
Is it suddenly flying somewhere from the planet on a flying saucer? Or will Oddoojeon suddenly be born someday like sF written by Stabledon?
That's where I want to know the most.
How does Homo Excellence acquire that unprecedented advanced mental ability from whom?
Who is going to become a future person, a homo excellence, with such super powers? What does Professor Olivier think about it?
In a chapter titled “Development of Wisdom”, he says:
“For humans. There is no center of wisdom, and human thought is thought to be based on the integration of the work of all parts of the brain. This increases the complexity of the associated fiber bundles, interneurons, and the brain. Giving fundamental importance to all structures that provide new circuits of nerves.
It's like a huge calculator that gets better and better.
But is the brain just that? Isn't there a qualitative element that satisfies the spirit very well? .... Wisdom is measured not by the number of cells in the cortex, but by the intimacy of the neuron circuit.
Perhaps someday you will know which circuits are more valuable than others.
For the time being, the number of neurons in the cortex (average) is the same for university students and most primitive people. However, the former organizes a connection of a large number of neurons, and this point is different. This also seeks to see if we can change our wisdom on the condition that we remain within the homogenous framework and do not expand the association area (especially in the temporal lobe). .
Indeed, we have more neurons than we need, and we have an extra cortical neuron “sleeping neuron” that does nothing but replaces the damaged cell in the case of a brain disorder. The first mankind would have had more unused neurons. (We only use that neuron a little more than they). Like our ancestors, we must have a potential nature that we do not notice. If we wake up and use these sleeping neurons, these potential qualities will manifest themselves. ”(Similar:“ That's not all. There is certainly a mental area where we have not progressed. Therefore
Huxley thinks as follows. "Since animals lack their perceived sensory organs, many natural phenomena have not penetrated deeply into the real world of animals" (ie, they have not evolved, meaning author) Similarly, it can be said that a series of sensitivities to supersonic vibrations, invisible light (infrared rays and ultraviolet rays), radio waves, magnetism, etc. are lacking. We can't perceive this
Yes. But over time we will get to know them in some way. Bubba
One of them is the artificial sensory ability of the machine we are making, so I can't understand it now, mysterious and inexplicable super-psychic phenomena, insect news, telepathy, etc. It is predicted that the matter will be understood and solved correctly ”. In other words, we have an unknown spiritual area in ourselves that has not yet been fully developed and advanced, and by using it by developing it by some means, we use it. It is said that you will have a high degree of wisdom that you do not even realize yourself,
That is the ability of futuristic homo excellence. Homo Excellen is still. It was not ourselves but it was our own.
Speaking of which, many scholars have long pointed out that most of us have not used their abilities to the last minute. A great Italian educator and doctor, Mrs. Maria Montessori (1870 – 1952), who is 8 years old, should children be trained to use their abilities to the last minute Insist that higher mathematics will be possible, create a new teaching method "Montessori method" based on physiology and psychopathology, devise and disseminate a unique teaching material "Montessori teaching tool", even now without a wife The system has been implemented in various countries and has been very effective. (In Japan, a lecture on Montessori system is also held at Sophia University)
□ Understand higher mathematics at the age of eight. It should be said that it is a little slow compared to Oddoo John who understands general relativity at the age of five. If you think that this achievement will remain as it is, you will remain asleep in that child forever. Shouldn't it be too indifferent to ability?
Moreover, it seems that it is only a small part of human potential.
This is René Davos, who was desperate for machines and technology.
“The most demanding is probably to get better knowledge about the physical and mental potential of humanity. Do not use "plurality" as a blur. Why
Because, under normal living conditions and environmental conditions, it is definitely clear that many abilities that are latent in human genetic composition are not fully blooming. ”(Reason to wake up)
The last requirement is the hidden potential of humans
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