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2015年02月02日

アプリでつくれる家系図が人気 家族で共有して新たな発見も

アプリでつくれる家系図が人気 家族で共有して新たな発見も

2015年2月1日(日)7時0分配信 NEWSポストセブン

 正月や法事など、ごくたまに会う親戚をいつも「おじさん」「おばさん」などと呼んできたけれどいったい誰と兄弟なのかわからないことはないだろうか。自分の親戚は誰とどのようにつながっているのか把握するため、家系図をつくるソフトウェアやアプリへの注目が高まっている。多くは自分の家族の家系を記録するために使っているが、アプリ版では歴史上の人物やマンガのキャラクター、競走馬の家系図などを作成するのに使う人もいる。

 昨年4月にダウンロード版、5月にパッケージ(CD-ROM)版で家系図が作成できるソフト『親戚まっぷシリーズ つくれる家系図』を発売した株式会社筆まめのマーケティング部の有田智史さんは「当初の販売計画を期待よりも上回っています」と反響の大きさを語る。

「事前の自社アンケートでは、家系図作成は時間と手間、費用がかかるといった印象を持たれている方が多くいらっしゃいました。実際に取り組んでみたものの、古い戸籍謄本を読み解けないなどの理由で断念された方も多いようです。これら敷居の高さを解決できないかと考え、名前や生年月日など項目を入力するだけの操作が簡単なパソコンソフトに、行政書士の先生による戸籍についての解説ガイド本を同梱して商品化しました」

 分かりやすい操作性とガイド本が組み合わさったソフトは発売直後から評判を呼び、オンラインソフトウェア販売大手のベクターの第22回Vectorプロレジ大賞パーソナル部門賞を受賞している。また、購入者に60代以上の男性が多いからか、全体としてはダウンロード版よりもパッケージ版の販売比率が圧倒的に高い。作成した家系図を閲覧、編集できる連動アプリも人気だ。

「家系図は結婚、出産、死別などで変化し長く記録していくものですが、新しい情報を加えるときがこれまでは大きな障害でした。私自身も試しにエクセルで作ってみましたが、変更を加えるのがとても難しかった。そういった困難さから諦めた人たちが、ソフトのおかげでチャレンジしてくださっているようです。入力するだけで人物の追加や変更、補足が行える簡単さをユーザーの皆さまからご評価いただいています。

 また、印刷したり、連携アプリでスマホ画面に表示したり親戚の皆さんと一緒にご覧になることもできるので、末永く皆さんに使っていただきたいですね」(前出・有田さん)

 5年ほどまえからMac向けやiPhone用アプリをつくってきた安原啓悦さんが2013年4月にリリースしたiPad用アプリ『my家系図』は、iOSらしく直感的な操作で家系図が作成できるアプリだ。これまでカレンダーなどのユーティリティやゲームアプリをつくってきた安原さんは、iPadの大きな画面を生かしたアプリを作りたいと考えていたとき、約10年前に大変な苦労をしてパワーポイントで家系図を作成した自分の体験を思い出した。

「父が亡くなって葬儀に親戚が集まったとき、家系の話題になりました。ちょうど戸籍謄本などの資料も集まっていたので、パワーポイントで丸を描いて家系図をつくったのですが、とても苦労したんです。iPadの大きな画面を生かすアプリとして、そのときの苦労が蘇りました。ゲームアプリだと、一時的にダウンロード数が増えたあと少なくなってしまうのですが、『my家系図』はずっとコンスタントにダウンロードされています」

 息長く使われているアプリにふさわしく、『my家系図』はアプリストア日本版のライフスタイル無料カテゴリ部門で最高11位になった。PDF出力に対応し、前出の『つくれる家系図』と同様に印刷に対応して、大勢で共有できるようになっている。家系図はやはり、つくったら親戚と共有するものなのだ。ところが『my家系図』の場合は、安原さんのもとには意外なリクエストや使い方が届いた。

「簡単につくれる、楽しいという感想を多くいただいています。その後、親子関係、婚姻関係だけを想定していたのですが、再婚や養子もあらわしたいという要望に合わせて補助線で結ぶ機能追加をしました。ユーザー自身の家族の家系図をつくることしか考えていなかったのですが、歴史上の人物や『サザエさん』で作りましたと言われて驚きました。試しに私も作ってみて、イクラちゃんとタラちゃんが”はとこ”だと初めて気づきました(笑)」

 アプリストアで「家系図」と検索すると、日本語対応したものだけでも数多くのアプリが並ぶ。その使い道をユーザーに尋ねると、ゲームや小説、アニメなどの登場人物、戦国武将の込み入った姻戚関係を整理するためや、競走馬の血統を記録している人もいる。以前は、家系図といえば何万円もかけて作成するのが常識だった。しかしソフトウェアやアプリによってカジュアルな存在になってきたようだ。
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