2014年10月10日
間違っているわけではないと思うが全てでもない 平均貯蓄1658万円
平均貯蓄1658万円は「回答率0.02%」の調査で算出した代物だった!
■2人以上世帯約3000万のうち、サンプル数はたった6363世帯
新聞を読んでいると、定期的に「家計調査」に関する記事が出てくる。ご存じの通り総務省が毎年行っているもので、毎年のように「1世帯あたりの平均貯蓄額は……」というタイトルが立つ。
「6363」
いきなり意味不明な数字を載せた。この数字は何だと想像するだろうか。実はこれ、「家計調査」のサンプル数である。総務省のサイトには2012年の家計調査結果が載っていて、その中に貯蓄に関するデータがあるのだが、「サンプル数(2人以上の世帯の集計世帯数)」がこの6363だったのだ。
著者は、データを見ながら気になった。
この「2人以上の世帯の集計世帯数」の単位は何だろうか?「1千件」だろうか?表に単位がなかったので、総務省の担当部署に電話を入れてみた。
「あのー、集計世帯数が載っていますが、これは単位は何ですか?1千件ですか?」
それに対して総務省の女性担当者は「いいえ、件です」と答えた。
とまどった著者は思わず叫んだ。
「エッ、単位が件だということは、サンプル数が6363件しかないということですか?そんなに少ないの?」
すると、総務省の女性担当者は言い訳めいたことを言う。
「実は家計調査のサンプルは少ないのです。なにぶん調査にご協力頂けない場合もございますので……」
著者は、これには心底驚いた。
(一部抜粋)
そもそも統計調査の結果を平均で表現すると危険なだけです。
1000万貯金の人と貯金0の人ので平均は500万ですから
せめて最頻値とか中央値とか出さないと盛大に勘違いするでしょう。
と結うことでみんな勘違いしてるんでしょうね。
■2人以上世帯約3000万のうち、サンプル数はたった6363世帯
新聞を読んでいると、定期的に「家計調査」に関する記事が出てくる。ご存じの通り総務省が毎年行っているもので、毎年のように「1世帯あたりの平均貯蓄額は……」というタイトルが立つ。
「6363」
いきなり意味不明な数字を載せた。この数字は何だと想像するだろうか。実はこれ、「家計調査」のサンプル数である。総務省のサイトには2012年の家計調査結果が載っていて、その中に貯蓄に関するデータがあるのだが、「サンプル数(2人以上の世帯の集計世帯数)」がこの6363だったのだ。
著者は、データを見ながら気になった。
この「2人以上の世帯の集計世帯数」の単位は何だろうか?「1千件」だろうか?表に単位がなかったので、総務省の担当部署に電話を入れてみた。
「あのー、集計世帯数が載っていますが、これは単位は何ですか?1千件ですか?」
それに対して総務省の女性担当者は「いいえ、件です」と答えた。
とまどった著者は思わず叫んだ。
「エッ、単位が件だということは、サンプル数が6363件しかないということですか?そんなに少ないの?」
すると、総務省の女性担当者は言い訳めいたことを言う。
「実は家計調査のサンプルは少ないのです。なにぶん調査にご協力頂けない場合もございますので……」
著者は、これには心底驚いた。
(一部抜粋)
そもそも統計調査の結果を平均で表現すると危険なだけです。
1000万貯金の人と貯金0の人ので平均は500万ですから
せめて最頻値とか中央値とか出さないと盛大に勘違いするでしょう。
と結うことでみんな勘違いしてるんでしょうね。
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