2011年09月05日
腎不全発覚の経緯
今年2011年6月に慢性腎不全が発覚しました。
きっかけは、5月中旬頃から体重が激減して4.2キロから3.2キロになり、1年半ぶりに健康診断を受診したことからでした。
まず、にゃんこ先生は、昨年から耳がほとんど聞こえなくなり、数年前から脚力が衰え、ソファの高さでも自力ではジャンプアップできなくなる、足元がおぼつかずデスクから足を踏み外すなどの老化現象がありました。
次に、2008年(15歳)から、老齢&室内飼いのためワクチン注射を止め、毎年健康診断(血液検査、X検査を受けるようにしていました。
○健康診断の特に問題のあった数値
PCV 24%(30%はキープしたいところ)
Tcho=280mg/dL、
TP=8.0g/dL,
BUN=83.3mg/dl,
Cre=2,4mg/dL
P=3.4mg/dL
Na=156mg/dL
そのときは、腎不全による貧血により食欲がなくなり、腎不全や老化による食道の緩みも関係した突発性嘔吐症により脱水が進み、さらに腎不全が進んでいるということで投薬(腎臓の薬エナカルド)によって様子をみることにしました。
しかし、2、3日後、目を合わせることができなくなり、目が見えなくなっていることがわかりました。すぐに、病院に連れて行くと腎不全による高血圧症が影響した網膜剥離と眼底出血が起きており、即入院し静脈注射を5日間受け、投薬にエナカルドの他に、血圧を下げるアムロジンを加えました。
治療の甲斐があり、早期発見のお蔭と獣医師の適切な処置のお蔭様で、網膜剥離が治り、目が見えるようになりました。
その後、投薬をしながら毎日皮下輸液にも通い回復していったように見えましたが、水のような嘔吐を繰り返すようになり、その突発性嘔吐症による誤嚥肺炎にもなってしまいました。
高血圧は改善せず、息が普段より荒くなり、さらに貧血の症状によるふらつきも見られるようになり、7月末に検査すると、PCVが15%と輸血が必要なくらいの貧血になったりしていることがわかりました。
そこで、(本当は輸血が必要だったのですが献血のあてがなく)造血ホルモンを打つことになり、BUNの数値も悪くなっていたことから一日入院して静脈注射をして様子を見ながら、再度5日間の静脈注射に通うことになりました。その後、造血ホルモンが効いたのか数値が21〜24%にまで戻り、食欲が出てきました。
こうして衰弱をする一方だったにゃんこ先生の症状が改善されました。
そして、病院に通ううちに症状が良くなってきたこともあり、獣医師さんの言われるとおりに治療をお願いしてきた弟子にも、色々な感情が交錯するようになってきました。
まず、天真爛漫だったにゃんこ先生がクローゼットの奥底に隠れるようになったけれどにゃんこ先生のしあわせとは何だろう、今まではできる限りのことをしてきたけれど毎月数十万の医療費は経済的に無理がある、獣医さんが『延命』という言葉を使っていることに抵抗を感じていたが冷静に考えて18歳のにゃんこ先生が言うとおり『延命』に入ったのであれば、幸せな猫ライフを送ってもらいたい。病院ばかりに行って怖い思い出よりも、慣れ親しんだ自宅ででゆったりのんびり過ごしてもらいたいと。
そうこう考えて、自宅で皮下輸液をすることにしました。まだ造血ホルモン注射を受けるため週に1回は病院に行かねばならないのですが、ここ2週間、自宅で皮下輸液をするようになりクローゼットに隠れることもなくなり、嘔吐もほぼなくなり、食欲も出て元気になってきています。
にゃんこ先生の場合、病院通い自体がすごいストレスになっていたのだと思います。息も一時よりはゆったりし、リビングでのびのびしている姿が見られるようになりました(ただ、まだまだ触られたくないのかリビングの端っこに寝ていることもありますが)。
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きっかけは、5月中旬頃から体重が激減して4.2キロから3.2キロになり、1年半ぶりに健康診断を受診したことからでした。
まず、にゃんこ先生は、昨年から耳がほとんど聞こえなくなり、数年前から脚力が衰え、ソファの高さでも自力ではジャンプアップできなくなる、足元がおぼつかずデスクから足を踏み外すなどの老化現象がありました。
次に、2008年(15歳)から、老齢&室内飼いのためワクチン注射を止め、毎年健康診断(血液検査、X検査を受けるようにしていました。
○健康診断の特に問題のあった数値
PCV 24%(30%はキープしたいところ)
Tcho=280mg/dL、
TP=8.0g/dL,
BUN=83.3mg/dl,
Cre=2,4mg/dL
P=3.4mg/dL
Na=156mg/dL
そのときは、腎不全による貧血により食欲がなくなり、腎不全や老化による食道の緩みも関係した突発性嘔吐症により脱水が進み、さらに腎不全が進んでいるということで投薬(腎臓の薬エナカルド)によって様子をみることにしました。
しかし、2、3日後、目を合わせることができなくなり、目が見えなくなっていることがわかりました。すぐに、病院に連れて行くと腎不全による高血圧症が影響した網膜剥離と眼底出血が起きており、即入院し静脈注射を5日間受け、投薬にエナカルドの他に、血圧を下げるアムロジンを加えました。
治療の甲斐があり、早期発見のお蔭と獣医師の適切な処置のお蔭様で、網膜剥離が治り、目が見えるようになりました。
その後、投薬をしながら毎日皮下輸液にも通い回復していったように見えましたが、水のような嘔吐を繰り返すようになり、その突発性嘔吐症による誤嚥肺炎にもなってしまいました。
高血圧は改善せず、息が普段より荒くなり、さらに貧血の症状によるふらつきも見られるようになり、7月末に検査すると、PCVが15%と輸血が必要なくらいの貧血になったりしていることがわかりました。
そこで、(本当は輸血が必要だったのですが献血のあてがなく)造血ホルモンを打つことになり、BUNの数値も悪くなっていたことから一日入院して静脈注射をして様子を見ながら、再度5日間の静脈注射に通うことになりました。その後、造血ホルモンが効いたのか数値が21〜24%にまで戻り、食欲が出てきました。
こうして衰弱をする一方だったにゃんこ先生の症状が改善されました。
そして、病院に通ううちに症状が良くなってきたこともあり、獣医師さんの言われるとおりに治療をお願いしてきた弟子にも、色々な感情が交錯するようになってきました。
まず、天真爛漫だったにゃんこ先生がクローゼットの奥底に隠れるようになったけれどにゃんこ先生のしあわせとは何だろう、今まではできる限りのことをしてきたけれど毎月数十万の医療費は経済的に無理がある、獣医さんが『延命』という言葉を使っていることに抵抗を感じていたが冷静に考えて18歳のにゃんこ先生が言うとおり『延命』に入ったのであれば、幸せな猫ライフを送ってもらいたい。病院ばかりに行って怖い思い出よりも、慣れ親しんだ自宅ででゆったりのんびり過ごしてもらいたいと。
そうこう考えて、自宅で皮下輸液をすることにしました。まだ造血ホルモン注射を受けるため週に1回は病院に行かねばならないのですが、ここ2週間、自宅で皮下輸液をするようになりクローゼットに隠れることもなくなり、嘔吐もほぼなくなり、食欲も出て元気になってきています。
にゃんこ先生の場合、病院通い自体がすごいストレスになっていたのだと思います。息も一時よりはゆったりし、リビングでのびのびしている姿が見られるようになりました(ただ、まだまだ触られたくないのかリビングの端っこに寝ていることもありますが)。
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