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造血ホルモン

 にゃんこ先生、昨日は、造血ホルモンの注射7本目を受けに行きました。
 今回も血液検査を受けませんでした。なぜなら、2週間前は2週間ごとに血液検査を受けていましたが、a)効果がでるのに1ヶ月かかる、b)結果が悪くてもすぐ輸血できるなど術がない、c)貧血なのに血を採って検査するのは勿体ナイ落ち込みというような理由からです。

 造血ホルモンでは、PCV30%を目指してやていますが、2005年で34%、2008年で27%でした。一時24%になったのですが、8月4日は21%と戻ってしまっていました。

 担当して下さっている獣医さんは、PCVが15%になったら献血が必要で、10%になると生命の危険に陥るのだと言います。

 貧血になると食欲がなくなり、衰弱が進み、衰弱が進むと腎不全も悪くなり、嘔吐したりして、脱水症状、また衰弱が進む、脱水症状になると尿毒症になる、でも衰弱すると腎不全の闘病どころではなくなるので、体力をつけなきゃと、食欲がある場合は少量で栄養の取れる高たんぱくのものを食べさせるのですが、そうすると腎臓には良くなく…という、あちらを立てれば、こちらが立たず、こちらを立てればあちらが立たず、そして、肺に陰があるのと、心臓肥大で水も溜まっているなど、腎不全を緩和させるための皮下輸液自体がにゃんこ先生の心臓に負担がかかる。

 毎日が取捨選択の弟子であります。

 造血ホルモンも抗体ができると効かなくなり、あとは輸血(といっても、必ずしも他の猫の血液がにゃんこ先生に合うかどうかもやってみないとわからないそうです)しかないとか。

 ここ3週間、病院帰りのにゃんこ先生は失禁してしまっています。それを見た、弟子の家族は、一時はやせ細って目も見えなくなったのに、にゃんこ先生は、充分頑張ってくれたから、大嫌いな病院に連れて行くことに否定的だと言われてしまいました(ToT)。

 今は、にゃんこ先生が私たちにお別れの時間を与えてくれているだけなのだと(ToT)、病院に連れて行くのは弟子のエゴだと…。でも、造血ホルモンで貧血を保っているので、それをしなくなることは………。今の弟子にはできません。
 そして、造血ホルモンを使った猫さんたちをネットで調べると、抗体ができて使用できなくなると、あっという間に衰弱していくようです。造血ホルモンの注射は1本1万円近くします。にゃんこ先生の行く病院では週に1本ですが、病院によっては週に2〜3本打って、抗体ができない短期集中で打つというやり方もあるようですね。値段が三分の一だったので、量が違うのかもしれません。

 にゃんこ先生は、今日も机の下に隠れています。机の下に居るときは、あまり体調が良くない時です。
 それでも、最近買ったDRINKWELLはすっかり気に入ってくれていて、これを買ってからは流れる水を飲むのが大好きなにゃんこ先生なので、水を飲む量が増えたと思います。新式よりも旧式型の方が、にゃんこ先生好みでした。


 活性炭フィルターが入っているので、水道水でもろ過されて体に良いような気ががします。
 あにゃにゃ、にゃんだろう?

 そ、そこか!?

 そうそう、先生、そちらでございます!

 やっぱ流れる水はさいこうにゃ!



 

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     18歳のアメショー”にゃんこ先生”が、2011年6月に発覚した腎不全と闘う日々を弟子が綴っています。幸せな猫の老後を考えながら…。  治療費を稼ぐため、アフィリエイトを始めました。宜しくお願いします。
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