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2015年06月04日

読譜のコツ

みなさん初見などで苦労されていませんか?

読譜の際、ギタリストは特に譜面に弱いと言われていますが、その原因の一つにTAB譜があると思います。

画像 226.jpg

某ナッシュビル系のスタジオではTABがそのままスタジオで使われるなど、
ナンバーシステムなるものがあったり、有用な場面は数あれど、日本では浸透とは程遠い状況であります。

なにより、譜面がないと他のミュージシャンとの意思疎通も難しく
演奏者として絶対に身につけておかなければならないスキルの一つです。

読譜の際に1小節ごとにフレーズを読んでいく方がいますが実際のコツは少し違います。

1まず、キーは何なのか?
2曲中の最高音、トップノートを探します。
3また、インターバルが広いメロディなどがあればそこをチェック
4複雑なコードが記載されている場合は、いったんバラして一番シンプルに響くであろうコードに置き換える
などがあります。

それと、読譜や初見の練習などの時に絶対に必要なことがあります。

それは途中で演奏を絶対に『止めない』ことです。
間違ったりすると、どうしても弾きなおしたり戻ってそこだけ練習しがちですが
早く読めるようになるコツは音楽を絶対に止めないことです。

ゆっくりとインテンポで確実に読んで弾いていき、弾けなくてもそのまま進行し続けることです。
そのために必ずメトロノームを使います。

こうすることによって、ゆっくりではありますが確実に譜面に強くなっていき
指板と五線譜のリンクも行われます。

また読譜の際、ギタリストは同じ音が指板上にいくつも散らばっているため
ポジションのチョイスも重要になってきます。

ポジションに限ってはなるべく無理なストレッチをしないような得意なブロックポジションを見つけて演奏するのも非常に有効ですね。

初見での演奏時、読譜のスピードは非常に重要です。
その時にコツをつかんでおけば、演奏時に遅れをとることはありません。

是非モノにしておきたいスキルの一つですね。

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ー日々響き徒然ー音楽家ー@hisaki
ジャズの話題や実際の演奏についてや楽器関係、エフェクターなどで主に更新していきます。たまにゲームなども。Logic Pro Xとsamplitudeのヘヴィーユーザーでもあります。
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