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posted by fanblog

2015年05月31日

譜面に『書く』という行為 〜脳への定着と整理〜

自宅での練習時に様々な気をつけないといけないコト

アンプを通して練習しなければいけないなどは先日書かせて頂きましたが

みなさん自身の練習を譜面にきちんと書き起こしていますか?

この『書く』という作業は脳にとって情報整理や、記憶の定着という意味で非常に有利な練習法です。
IMG_2150.jpg
自身の、例えばソロを譜面に書き起こすなどをしてみるといいでしょう。

必ず決まったピックアップからフレーズがスタートするだとか
よく3rdからのアプローティが多かったり
テンションは9th系のフレーズが多かったり

本当に様々な発見と自己分析が可能です。

この『書く』作業を行った練習は練習時間に限らずなかなか忘れづらいと個人的に思っています。
ただ、ぼーっとスケールを上昇下降を高速で繰り返すような練習をしているなら
いますぐやめて『書く』ことです。

楽器の演奏力を高める段階でこの『物理的テクニック』に時間を割いている方が非常に多いですが、
演奏している曲がそのテクニックを必要とした時に習得すればいい
のです。

物理的なピッキング、フィンガリング等大事な練習であることに変わりはありませんが
何も考えずに弾いているのであれば、それはただの筋トレに過ぎません。
目的を持たない筋トレは意味をなさないと思います。

大事なのは脳を刺激し続けることです。

とっかかりとしては、とにかく普段の練習を譜面化してみるのがいいと思います。


1普段弾いている曲のソロをアドリブで弾いて、それをトランスクライヴする。

2楽器を弾かずにそのコード進行で、自分の声で歌ったアドリブソロを譜面化する。

3いわゆる『書きソロ』をつくる(『譜面先行』で。




まだまだありますが、それは別の機会に。
ただ闇雲に長時間練習すればいいものでもありません。
これは、私の尊敬する音楽家達は皆口を揃えて、『量より質』を唱えています。


マッスルメモリーなどの、とにかく丸暗記していく記憶もボキャブラリーももちろん必要だとは思いますが
何事もバランスが大事だというコトですね。














タグ:書く
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ー日々響き徒然ー音楽家ー@hisaki
ジャズの話題や実際の演奏についてや楽器関係、エフェクターなどで主に更新していきます。たまにゲームなども。Logic Pro Xとsamplitudeのヘヴィーユーザーでもあります。
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