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「肉うどん」は、昔は贅沢品だった。家族で外食に行っても、肉うどんを食すのは明治生まれの祖父だけだった。そんな封建的な家を知ってるだろうか？　それが東京と関西の違いとも言える。この動画は、最も正統な肉うどんの作り方です。

画像は、姫路市の、うどん店「ちから」の旧店舗。各種うどん、お萩、赤飯が売りの店。姫路市は第二次世界大戦で大空襲に遭ったから、戦後はずっと旧店舗でした。懐かしい。 そもそも、日本で肉食禁止令が解かれたのは、明治4年（1871年）だった。仏教渡来後の675年から1872年までは、日本では肉は食べられなかった。 だから明治生まれの僕の祖父は「肉うどん」を好んだ。つまり、開国と同時の南蛮料理なんです。そのことを感謝して、頂きたい。（笑）

肉うどんを食してから、子供がビオロン（バイオリン）を弾くのを聞いて、一服というのが、ハイカラだった明治、大正時代だったんですね。