2017年02月15日
レーザーディスク談義、続いてしまいますが・・・(笑)
懲りないと言うか、今日もLD(レーザーディスク)の話題です(笑)。
しっかりとLDが見れる環境が整ってしまうと、ついつい見たくなってしまうのは、それだけ観たい気持ちが強かったんですかね〜?
さて、昨日のOVA「卒業」に続いて今日見たのはこれです。
『孔雀王2 幻影城』
作品の製作年は1989年ですから、約28年も経過してるんですよね、いや〜懐い、懐い(笑)。
実はこの作品、扱いとしてはOVAで発売されていますが、当時は発売前の先行上映などを劇場で行われる機会なども多々あって、私もその劇場での上映に足を運んだ一人でした。
あの時は、池袋の映画館だったと思いますが、先行上映と言う特別の上映枠だった事もあり、機会は1回のみで、それを逃すと発売まで待たないといけない、って事もありましたので、原作が好きだった私は、見ておかないと・・・、と思って足を運んだんですよね。
(当時は、都心の専門学校に通っていたので、池袋にはちょっと足を伸ばせば行ける状況だった、というのもありました)
しかし、製作の遅れからか、一部未完成の状態で上映されたので、見た目的にうーーん、というカットもたくさんありました(笑)。
なので、こうして発売された物を見た時は、随分と手を入れたんだなぁ・・・、って思った物でした。
(LDジャケットの裏に、国際映画祭出品完全版と書かれていましたので、そこを前提としての映画公開もあったんですね、今さらながら知った・・・、いや忘れていただけかな?)
今回本編を見直すと、映像的に薄いと言うか、明暗がぼやけている部分と、キッチリ描きこまれた部分が混在しているので、全面的な修正までは出来なかった、と言う名残なんでしょうね。
色々と惜しい部分はありますが、如何にも当時を反映した、伝奇アクションアニメの一つとして、忘れてはいけないタイトルではあります。
メインキャストも、関俊彦氏、玄田哲章氏、安藤ありささん、井上和彦氏、大塚周夫氏とそうそうたるメンバーですし、監督は板野一郎氏、脚本は会川昇氏、キャラクターデザインは摩砂雪氏です。
今同じような物を作ったとしたら、また雰囲気は随分と変わるでしょうね?
さて、最後にLDの事で少しだけ。
LDを鑑賞してきた方であれば、周知の事実として収録方式が2種類あって、CAV方式とCLV方式によって、見え方が随分と変わるというのは有名な話ですよね。
今回見た「孔雀王2」や、以前にも書いた「魔龍戦記」、「アーバンスクウェア」なども全部CAV方式で、TVなどの全話LD作品だと、多くがCLV方式で収録されていました。
この違いは、CAVだと片面約30分、両面でも60分しか映像の収録が出来ないので、長時間の収録には向かないと言う欠点がありました。
反面、CLVは片面60分、両面で120分の収録が出来たので、映画などの長時間の作品などは、殆どがCLV方式で製作されてきた、という経緯があります。
しかし、CLVとCAVの決定的な差は、収録時間の事ではなく、その収録体制による物であり、CAVは1フレーム(1/30秒)単位で、無圧縮で映像を収録しているので、再生するとフレームナンバーが順次カウントされて進む様になっているので、LDプレイヤーの機能によっては、1コマ単位で映像を見る(連続写真の様に)事が可能だったんです。
CLVはフレームナンバーではなく、時間単位で収録が行われていたので、同様の鑑賞は同じようには出来ませんでした。
(ビデオテープなどのコマ送り再生と同じ形ですね)
現在の、Blu-rayや、DVDはデジタル圧縮された映像を収録してあるので、同様の鑑賞は不可能ですから、こういったマニアックな機能についてはLDが強いと言う事になります。
解像度こそ現在のHD画質には劣りますが、非圧縮のナチュラルな映像と言うのも、こうして見ていくと改めて良い物かな〜、なんて思う今日この頃です。
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しっかりとLDが見れる環境が整ってしまうと、ついつい見たくなってしまうのは、それだけ観たい気持ちが強かったんですかね〜?
さて、昨日のOVA「卒業」に続いて今日見たのはこれです。
『孔雀王2 幻影城』
作品の製作年は1989年ですから、約28年も経過してるんですよね、いや〜懐い、懐い(笑)。
実はこの作品、扱いとしてはOVAで発売されていますが、当時は発売前の先行上映などを劇場で行われる機会なども多々あって、私もその劇場での上映に足を運んだ一人でした。
あの時は、池袋の映画館だったと思いますが、先行上映と言う特別の上映枠だった事もあり、機会は1回のみで、それを逃すと発売まで待たないといけない、って事もありましたので、原作が好きだった私は、見ておかないと・・・、と思って足を運んだんですよね。
(当時は、都心の専門学校に通っていたので、池袋にはちょっと足を伸ばせば行ける状況だった、というのもありました)
しかし、製作の遅れからか、一部未完成の状態で上映されたので、見た目的にうーーん、というカットもたくさんありました(笑)。
なので、こうして発売された物を見た時は、随分と手を入れたんだなぁ・・・、って思った物でした。
(LDジャケットの裏に、国際映画祭出品完全版と書かれていましたので、そこを前提としての映画公開もあったんですね、今さらながら知った・・・、いや忘れていただけかな?)
今回本編を見直すと、映像的に薄いと言うか、明暗がぼやけている部分と、キッチリ描きこまれた部分が混在しているので、全面的な修正までは出来なかった、と言う名残なんでしょうね。
色々と惜しい部分はありますが、如何にも当時を反映した、伝奇アクションアニメの一つとして、忘れてはいけないタイトルではあります。
メインキャストも、関俊彦氏、玄田哲章氏、安藤ありささん、井上和彦氏、大塚周夫氏とそうそうたるメンバーですし、監督は板野一郎氏、脚本は会川昇氏、キャラクターデザインは摩砂雪氏です。
今同じような物を作ったとしたら、また雰囲気は随分と変わるでしょうね?
さて、最後にLDの事で少しだけ。
LDを鑑賞してきた方であれば、周知の事実として収録方式が2種類あって、CAV方式とCLV方式によって、見え方が随分と変わるというのは有名な話ですよね。
今回見た「孔雀王2」や、以前にも書いた「魔龍戦記」、「アーバンスクウェア」なども全部CAV方式で、TVなどの全話LD作品だと、多くがCLV方式で収録されていました。
この違いは、CAVだと片面約30分、両面でも60分しか映像の収録が出来ないので、長時間の収録には向かないと言う欠点がありました。
反面、CLVは片面60分、両面で120分の収録が出来たので、映画などの長時間の作品などは、殆どがCLV方式で製作されてきた、という経緯があります。
しかし、CLVとCAVの決定的な差は、収録時間の事ではなく、その収録体制による物であり、CAVは1フレーム(1/30秒)単位で、無圧縮で映像を収録しているので、再生するとフレームナンバーが順次カウントされて進む様になっているので、LDプレイヤーの機能によっては、1コマ単位で映像を見る(連続写真の様に)事が可能だったんです。
CLVはフレームナンバーではなく、時間単位で収録が行われていたので、同様の鑑賞は同じようには出来ませんでした。
(ビデオテープなどのコマ送り再生と同じ形ですね)
現在の、Blu-rayや、DVDはデジタル圧縮された映像を収録してあるので、同様の鑑賞は不可能ですから、こういったマニアックな機能についてはLDが強いと言う事になります。
解像度こそ現在のHD画質には劣りますが、非圧縮のナチュラルな映像と言うのも、こうして見ていくと改めて良い物かな〜、なんて思う今日この頃です。
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