Ｇａｒｄｅｎ　ｏｆ　Ｃｈａｔ　００３

年度末の影響か、最近ちょっと残業が増えてきている今日この頃・・・。
疲れて帰って来ると、パソコンを起動するのも億劫になってしまい、ついついブログの更新が滞ってしまうなんて事もありますが、今日は表題の記事を見かけ、折角なので・・・という事で記事を投稿してみました。

「夢幻紳士」という作品名を聞いて、すぐどんな作品かと想像できる方は、そこそこの年代なのではないかな？、と思います。

私自身が「夢幻紳士」と言う作品に初めて触れたのは、学生時代に読みだした、徳間書店刊行の「少年キャプテン」誌に掲載されていました、「夢幻紳士　冒険活劇篇」がおそらく最初だったと思います。

表題にある通り、冒険活劇を中心とした、コメディ色の高いアクション（？）漫画という構成でした。

その作品を読んでいくうちに、同誌に掲載された「夢幻紳士　怪奇編」を初めて拝読し、主人公の名前「夢幻魔実也」こそ一緒ながら、姿も大人びて、作風自体もかなりアダルティな雰囲気で、かつ怪奇編の名称通り非常に怪奇幻想色の強い作風に、どちらかと言えば非常に惹かれた、という記憶があります。
（もともと、永井豪先生や石川賢先生のダイナミックプロ作品がかなり好きだった事や、当時はオカルトやホラーなどの小説や漫画が非常に流行りだした時期でもありましたので、なにかと目にする機会が多かった、というのもあるかもしれません）

その後、「怪奇編」自体が別作品として単行本も発売されていると知り購入して、その凄まじいまでの耽美感溢れる怪奇幻想の作品に、凄く惹きこまれてしまいました。

「夢幻紳士」と言う作品は、原作者　高橋葉介先生の代表作とも言える作品で、様々な雑誌で色んなスタイルで連載が行われている事もあり、その膨大な数は追う事が困難に成る程でしたが、色々と調べまくって、結構購入して読みふけった記憶があります。

今回、この記事を投稿する切っ掛けになったのが、「夢幻紳士　怪奇篇」の愛蔵版が、早川書房さんより4月末に刊行されることが決定し、さらに先着でのサイン会まであるという記事を見て、おおっ！と思い思わずこの記事を書いてしまいました(笑)。

非常に思い入れのある「怪奇篇」の単行本と、さらに愛蔵版と言う言葉の響き、うーーん欲しくなってしまいますよねぇ・・・。

サイン会自体に行けるかどうかは分かりませんが、取りあえず単行本自体はぜひ入手したい所です。
愛蔵版と言う装丁は、出版社の色合いで随分と違いが出る、こだわりの強い装丁の書籍でもありますから、ここは入手しておきたい所です。


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